社会

県警、渡名喜村官製談合疑いで村役場捜索 村長ら2容疑者送検

家宅捜索で集めた資料を段ボールに入れて玄関を出る県警捜査員ら=17日午後8時7分ごろ、渡名喜村役場前

 県警捜査第二課は17日、官製談合防止法違反容疑などで逮捕した渡名喜村長の上原昇容疑者(65)と、公契約関係競売入札妨害の容疑で逮捕した那覇市の電気工事会社「共和総業」専務の比嘉盛雄容疑者(57)を同容疑で那覇地検に送検した。同課は村役場や上原容疑者の自宅、工事会社など少なくとも4カ所を家宅捜索し、工事に関連する資料などを押収した。

 捜査関係者によると、上原容疑者は比嘉容疑者を含む渡名喜村発注工事の入札に参加する建設業者らと、事件以前から頻繁に飲食を共にしていたという。県警は、業者と上原容疑者の間に金銭の授受などがなかったかについても今後捜査を進めていく方針。

 上原容疑者は午後1時10分ごろ、留置されている豊見城署から那覇地検に送検された。フードを目深にかぶり、同署裏側の階段を下りるとうつむいたまま車に乗り込んだ。

 事件の現場となった渡名喜村では、フェリーで本島から渡った捜査員らが上原容疑者の自宅や役場に捜索に入った。那覇市泊の共和総業にも捜査員が家宅捜索に入り、段ボール5箱分を押収した。