子育て世代包括支援センター「ら・ら・らステーション」が2日、沖縄県那覇市役所本庁舎3階と那覇市保健所2階に開所した。同日、本庁舎ではオープニングセレモニーが開かれ、城間幹子市長らがオリジナルのテーマソングを歌って利用を呼び掛けた。
ら・ら・らステーションは、妊娠期から子育ての悩みについて、相談を受け付ける窓口。妊娠期に作成した生活プランを出産後も共有し、切れ目のない支援をすることを目的としている。セレモニーで城間市長は「子育ては楽しみな経験だが、その中に不安もたくさんあると思う。どうしていいか分からないときに那覇市にら・ら・らステーションがあることを知ってほしい」と話した。
セレモニーに参加した1歳5カ月の千茉ちゃんと訪れた上原千草さん(43)は「子育てに関して聞きたいことがまとめて聞けるのでありがたい」と窓口の開設を歓迎した。