教育

県立62校代表が勢ぞろい 平和や環境熱く議論

県立高校全62校の生徒代表者が一堂に会し意見交換した高校生フォーラム=沖縄市の県立総合教育センター

 県立高校に通う生徒の代表者が、高校生が抱える課題などについて意見を交わす「第8回全県高校生徒代表者会議・高校生フォーラム」(県教育委員会主催)が7月28日、沖縄市の県立総合教育センターで開かれた。県内62校の生徒会長らが出席し「環境問題」「平和」「生徒会運営」の3分科会に分かれ、それぞれのグループごとに自校での取り組みなどについて報告し合った。

 「生徒会運営」の分科会では、名護高校の金城唯仁生徒会長(3年)が自分の携帯電話を取り出し、電話に記録されている後夜祭の歌の歌詞を披露。学園祭に向けて創作したオリジナルソングであることを説明しながら「生徒会が頑張って、学校を引っ張っていくのがいいのではないか。生徒が前に出る機会があれば、学校も盛り上がるはずだ」と話し、賛同の拍手を受けていた。
 環境問題について考えた分科会では「マイはしデー」と題して昼食時に使用するはしを持参する取り組みが紹介された。また平和について議論した分科会では「歴史を学び、宗教を理解することが大事だ」といった意見が出された。
 同フォーラムは、2000年の九州・沖縄サミットをきっかけに始まり、県立高校で生徒会活動をする生徒たちが一堂に会し、率直な意見を交わすことなどを目的に開かれている。
 同フォーラムの企画や運営に携わった実行委員長の池村友美さん(首里高2年)は「どのように運営すれば、皆が素直な意見を出せるかということを考えながら企画を進めた。話し合ったことを持ち帰り学校や地域にも広げてほしい」と話し、宮古農林の久貝巧君(3年)は「初対面でも意気揚々と話せるところなど、島の高校生にはない面も学べて刺激になった。環境問題や平和への取り組みなど、きょう話し合ったからと言ってすぐにできることではないが、一人一人に意識を持つよう呼び掛けていきたい」と真剣な表情で話していた。