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ヤンバルクイナ 非常事態すぐそこ 事故19件

交通事故のけがから回復し無事放鳥されたヤンバルクイナの雌の成鳥=5月10日、国頭村安田

 環境省那覇自然環境事務所は1日、6月末時点で確認されたヤンバルクイナとケナガネズミの交通事故の発生件数を発表した。ヤンバルクイナは19件で、非常事態を宣言した昨年同時期の20件とほぼ同数となっている。ケナガネズミの事故は14件で、昨年同時期より4件多く、過去最多の年間17件を記録した昨年のペースを上回っている。

 7、8月はヤンバルクイナのヒナの成長期で、注意力がまだない若鳥が道路へ飛び出す可能性が高い。昨年の7、8月は9件の事故が発生している。ケナガネズミは夜行性で主に木の上で生活しているため、道路上では動きが鈍く交通事故に遭いやすいという。
 事故は全て国頭村内で発生していることから、同事務所は本島北部、特に同村内を運転する際は、昼夜問わず、自動車の速度を落とすよう注意を呼び掛けている。
英文へ→Growing number of Okinawa rails killed by automobiles