地域

厄払いで「ホーイ」 宮古島市でサティパロウ

パーントゥを先頭に集落内を練り歩き厄を払う子どもと女性たち=17日午後、宮古島市上野野原

 【宮古島】宮古島市上野野原に伝わる祭事「サティパロウ」(里払い)が17日、同集落内で行われた。仮面をかぶって、来訪神のパーントゥに扮(ふん)した子どもを先頭に、つる草を身に着け、ヤブニッケイ(小枝)を両手に持った女性らが集落内を練り歩き、厄を払った。

サティパロウは1993年に国の重要無形民俗文化財に指定。毎年、旧暦12月の最後の丑(うし)の日に行われている。成人男性は参加せず、女性と子どもたちで行われる。
 午後5時半ごろ、女性や子どもたちが古井戸に集まり、午後6時ごろに出発。女性らは「ホーイ、ホーイ」と掛け声を上げ、ヤブニッケイを打ち合わせて集落内を回った。交差点では女性らが円になって子どもたちを囲み、厄を払った。
 初めてパーントゥに扮した久高要太君(11)=上野小5年=は「面をかぶって歩くのは楽しかった」と話した。島尻順子さん(53)は「終わるとほっとする。これからも協力していきたい」と話した。

英文へ→Calling out Hoi to ward off evil spirits ― Satiparo held in Miyakojima