迫力で魅了 瀋陽雑技団 沖縄公演


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中国瀋陽雑技団の沖縄公演で披露された「チャイナ・アート」=沖縄コンベンションセンター劇場

 中国瀋陽雑技団の沖縄公演「雑技夢幻 スカイ・ミラージュ」(主催・沖縄テレビ、MIN―ON、共催・琉球新報社)が7日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。

幻想的なステージから繰り広げられる迫力ある演技に、訪れた多くの観客が見入っていた。
 公演は民主音楽協会創立50周年と日中平和友好条約締結35周年を記念し開催。太鼓を軽やかに両足で操る「ドラム・ジャグリング」を皮切りに、女性たちが優美な動きで多くの皿を回す「チャイナ・アート」、つり下げられた帯だけで体を支え、空中を旋回する「シルク・ベルト」などが披露された。また音楽や照明などによる演出も効果的で、約2時間にわたる非日常の世界に観衆も大いに満足した様子だった。
 テレビCMを見て訪れた新垣鈴華さん(19)=与那原町=は「体は柔らかくて動きもダイナミックだった。とてもきれいな演出で楽しめた」と興奮気味に話していた。