【中国時報】香港の有名投資家 中国不動産から撤退


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 世界的な成長産業の行方を占うとも言われ、動向が注目されている香港の有名投資家・李嘉誠氏は2014年、中国に所有していた不動産を次々と売却。売却益の167億人民元(約3200億円)をアメリカのベンチャー企業に投資していることが調査会社の調べで分かった。

 投資しているベンチャー企業は計15社。ほとんどが米シリコンバレーの企業で、4社は健康関連で、4社がネット金融関連。ビッグデータを使った新薬の開発や3Dプリンターの技術と生体組織の結合技術を応用した医療関係も多い。
 李氏が昨年行った最も有名な投資が、米ハンプトン・クリーク社が開発した「ビヨンドエッグ」。植物原料ながら本物そっくりの卵。