“珍” ハツミドリ開花 宜野湾市野嵩で話題に


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
花を付け道行く人を楽しませているハツミドリ=9日、宜野湾市野嵩

 【宜野湾】メキシコ原産でリュウゼツランの一種、ハツミドリ(アガベ・アッテヌアタ)が宜野湾市野嵩の西門原ポケットパークで花を付け、道行く人たちに珍しがられている。

 沖縄市の東南植物楽園によると、リュウゼツランは、種類や生育環境により異なるが10年から50年、長いものでは100年に1度開花するといわれる。そのため開花の様子にお目にかかれる機会はなかなかない。
 咲いている場所は野嵩一区公民館近くの通り沿いにある。開花に気付いたドライバーや歩行者が思わず足を止め、写真撮影などを楽しんでいる。
 市新城の当真嗣尊さん(64)は「普段から植物を見たり写真を撮ったりしているが、この種類が花を咲かせているのを見たのは初めて。感激した」と話していた。