名護に北部2位の大型商業施設 日建ハウジング、10月開業


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名護ショッピングセンター(仮称)の完成予想図

 日建ハウジング(那覇市、識名安信社長)が今秋、名護市名護見取川原の国道58号沿いに大型商業施設「名護ショッピングセンター(仮称)」を開業することが11日、分かった。4月に建物の起工式を行い、10月下旬の開業を目指す。県内初進出のテナントも予定している。北部地区の商業施設では、イオン名護ショッピングセンターに次ぐ大きさとなる。

 敷地面積は約2万4千平方メートル、店舗面積は約6600平方メートルで、複数の建物で構成するオープンモール形式のショッピングセンターとなる。
 「ほっともっと」のプレナスが運営する定食屋「やよい軒」と、アルペングループの靴専門店「Mift(ミフト)」が県内初出店。ゴルフ専門店「ゴルフ5」、スポーツ用品店「スポーツデポ」が入居するほか、全国チェーンの回転ずし店やラーメン店など複数の飲食店やテナントも出店を計画している。
 建設に当たっては、名護市景観条例に基づき、道路から見える範囲に緑地を配置し景観に配慮する。
 周辺にはイオン名護ショッピングセンターなど複数の商業施設がある。
 日建ハウジングの米須博光営業部長は「開業で周辺施設と集客の相乗効果を図り、北部地区の活性化や雇用の促進につなげたい。観光客や地元住民に訪れていただける施設にしたい」と抱負を述べた。(佐々木健)