米高官、中国の岩礁埋め立て警告 大統領選で争点化も


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 【ワシントン共同】ラッセル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は20日、中国による南シナ海での岩礁埋め立てなどをめぐり、国際法にそぐわない行動を続ければ2016年の次期米大統領選で争点となり、米中関係に悪影響を与える可能性があると警告した。ニューヨークでのシンポジウムで述べた。

 ラッセル氏は、米国が「政治の季節」に入ると指摘した上で「中国は対米関係をめぐる決定や地域での自国の行動が(米国内で)警戒感を引き起こし、望ましくない政治的結果を招きかねないことを十分に意識すべきだ」と語った。
(共同通信)