『神トーーク』著者が語る「人を動かすのは安心感と自己重要感」

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「なぜあの人は私の言うことを聞いてくれないのか、どうして私のことをわかってくれないんだろう。そうやきもきした経験は誰にでもあるでしょう。ですが『科学的に人の心を動かす伝え方』を駆使すると、驚くほど人間関係がスムーズになり、誰からも好かれるようになるんです」

そう話すのは、これまで600人以上の起業家を育成してきたビジネスコンサルタントの星渉さん。認知心理学や脳科学の知識に基づくビジネスコンサルティングの手法が話題となり、国内だけでなく海外でも講演を行い、今、注目を集めている。著書の『神トーーク「伝え方しだい」で人生は思い通り』(KADOKAWA)は発売1カ月で5万部を突破した。

「これまで育てた起業家のほとんどは女性です。『趣味の洋裁をビジネスにしてみたい』と専業主婦からスタートする方も少なくありません」(星さん・以下同)

だが、相談に訪れる女性の中には、ビジネスの問題以前に、夫婦間や子どもとの関係など家庭内に問題を抱えているケースが珍しくないという。

「プライベートの環境にストレスがあると、これから始めるビジネスもうまくいきません。そこで、私がこれまで培ったビジネスの手法を家庭内の問題に生かしてみると、ビジネスシーンと同様に効果を発揮し、家庭環境が改善されました」

夫婦間の関係悪化から、離婚に備えて経済的に自立したいと起業を希望していた女性は、星さんのアドバイスで夫との接し方を変えると、瞬く間に夫婦関係が改善され、離婚どころか今ではおしどり夫婦に。しかも、夫の社内での評価がアップ、昇進まで遂げたという。

「どんな人間関係でも大事なのは、相手に与える『安心感』と『自己重要感』です。私たち人間は、感情で動く生き物。どんなに論理的に正しいことを言われても、感情が同意しなければ受け入れることができません」

そのためには、多くの人が「満たしたいと思っている感情」を満たしてあげる必要がある。

「私たちの感情は、本能的な欲求と密接につながっています。アメリカの心理学者のマズローによれば、その欲求は5つ。生命維持のための『生理的欲求』、体と心の安全を守りたい『安全の欲求』、他者と関わりたい『所属と愛の欲求』、他者から価値を認められたい『承認欲求』、能力を発揮して創造的な活動をしたい『自己実現の欲求』です。このうち、『安全の欲求』と『所属と愛の欲求』は安心感、『承認欲求』は、自己重要感という感情で満たすことができます」



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