渡部建 妻ガン無視の会見断行…佐々木希は復帰に反対していた


社会
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渡部の記者会見当日、仕事を終えた佐々木。

冬の冷え込んだ空気が東京を覆った12月3日の昼前。都内のハウススタジオから姿を現したのは佐々木希(32)。

撮影仕事を終え、スタッフに笑顔で別れを告げる佐々木だが、その表情はどこか憂いを帯びている。それもそのはず。その数時間後に、夫がかつてない正念場を迎えようとしていたからだ。

この日の夕刻、6月に報じられた複数の女性との“ゲス不倫”についての謝罪会見を行ったアンジャッシュ・渡部建(48)。騒動から約半年遅れる形での会見となった背景には打算があった。

「渡部さんは騒動後、謹慎生活に入り、テレビ復帰には少なくとも数年はかかるとみられていました。しかし、11月下旬に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の大みそか特番『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』で復帰することが一部で報じられました。

公の場での会見を開かないまま復帰しようとする渡部さんに世間から非難が殺到。そこで急きょ、慌てて会見を開くことになったんです」(スポーツ紙記者)

そんななか迎えた会見。冒頭で渡部は「会見が遅くなってしまったこと、不適切な場所での不貞行為、深く深くおび申し上げたいと思います」と謝罪。報道内容をおおむね認めたうえで、復帰については白紙状態であると語った。

そして、現時点では佐々木から離婚を切り出されていないことを明かし、今後の目標についてこう口にした。

「妻にも言ってもらいましたが『何十年後に振り返って、この騒動があってあなたよかったんじゃないの』と、そう言ってもらえる人生を目指したい」

■会見を知らされた佐々木の反応は…

まるで佐々木が会見を応援しているかのような口ぶりの渡部。しかし、その裏では“妻の願い”をガン無視していたという。佐々木をよく知るファッション関係者は言う。

「佐々木さんは渡部さんの考えを尊重しながら、復帰について夫婦で話し合いを続けてきました。しかし、渡部さんは早期の復帰を考えており、そこに『笑ってはいけない〜』への出演オファーが。チャンスを逃したくない渡部さんと事務所が、半ば強引に出演を決めてしまった。

少なくとも年内は謹慎生活を送ると佐々木さんも思っていただけに、復帰を聞かされた際はひどく困惑したそうです。急きょ決まった会見についても本心では反対していたそうですが、断行される形に。“少しでもいい方向に向かうことを祈るしかない”という心情だったといいます」

逃げるように謹慎生活に入った渡部に代わって、騒動直後に自身のSNSで《この度は、主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません》と謝罪していた佐々木。

この半年間、佐々木は自分の悲しみを押し殺しながら家族のために奔走し続けてきた。

「渡部さんが会見で払い終えたと語っていたスポンサーなどへの違約金は1億円以上にのぼるとみられています。収入源を失った渡部さんの代わりに佐々木さんが大黒柱として家庭を支えなくてはなりません。

そこで、自身が手掛けるアパレルブランドの宣伝に力を入れ、バラエティ番組では体を張った姿も見せていました。また来年1月に『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)で女優復帰することも決めました」(テレビ局関係者)

また渡部の更生にも必死に向き合ってきた。

「渡部さんも会見で『僕のせいでどこに行っても(佐々木が)好奇の目で見られてしまう』と語っていたように、佐々木さんの周囲は彼女に引っ越しを勧めました。しかし、佐々木さんは“彼の更生のためにも逃げてはだめ”と固辞。

“その日あったこと”を報告し合う夫婦ルールを作ったそうです。子育てや家事にも協力的になり、復帰に向け資格取得など努力していた渡部さんのことを“本当に頑張っている”と話していました」(前出・ファッション関係者)

■渡部の評判ガタ落ちで佐々木にも非難が…

しかし、身勝手な夫によって佐々木の努力が水の泡になったばかりか、彼女自身にも火の粉が降り注いでいる。

会見決定後、佐々木のSNSのコメント欄には《会見をやめさせろ》《復帰なんて誰も望んでない》といった心ない声が並んだ。

さらに、佐々木は2歳の息子を守るための決断も迫られているという。

「今回の会見で渡部さんの評判はふたたび地の底に。騒動後も変わらず通わせていた保育園からインターナショナルスクールへの転園も考えているそうです。息子さんがこれから大きくなるにつれ、周りの子供たちも渡部さんの騒動を理解するようになる。息子さんにはまったく関係ないことですが、心ない言葉で傷つくこともあるでしょう。

インターナショナルスクールであれば外国人も多く、芸能人の子でも特別視されませんからね。佐々木さんとしては渡部さんに対して『これ以上家族を巻き込まないで』という思いでいっぱいのはずです」(佐々木の知人)

“2度目の裏切り”を選んでまでもテレビ復帰を急いだ渡部だが、暴走の先には代償が待っていた。

「渡部さんサイドは“謝罪会見をすれば復帰できる”という見通しでしたが、批判は強まるばかりで逆効果に。

そこで日テレは『笑ってはいけない〜』の渡部さんの出演シーンをお蔵入りさせる方向で検討しているそうです。ダウンタウンの松本人志さん(57)も会見当日にSNSで『オレと渡部の共演は当分無いと思うよ〜』とつづっていました」(日本テレビ関係者)

会見で佐々木に向けて「生まれ変わった自分を見届けてほしいという思いを伝えたい」と語っていた渡部。佐々木がその姿を見られる日はまだまだ先になりそうだ——。

「女性自身」2020年12月22日号 掲載

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