夫が1年間の育休を取ってます~男性の育休を考える(1)☆えくぼママの沖縄子育て☆


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

突然ですが・・

わが家は現在・・・

夫が1年間の育休を取得しています!

昨年第2子を出産した私。
近くに頼れる身内もおらず、さらに第1子の時とは大きく違うのは、育児する子どもが1人ではないということ!

上の子のフォローも必要なので、1人目の時よりも子育て面が大変。
1人目の時より歳も重ねているので産後の回復に時間がかかる。
(前回緊急帝王切開だったので今回も基本的には帝王切開)

でもマンパワーは私と夫のみ。

実は私の周りでは男親も1年の育休を取った人が数人いて(数週間であればもっと)
夫も家事育児には積極的な人なので・・というか、わが家は夫婦でやっていくしか方法がない。
頼れる身内がいる人がうらやましかったりもするけれど、わが家の場合は夫婦でどうしていくか―で考えるしかない。
ということで、夫が育休(育児休業)という制度をしっかりと利用させてもらうことにしました。

でもやっぱりほとんどの方には「え〜っっ!!お父さんが1年!!??」と驚かれます。
夫の会社でも男性で1年の育休はおそらく初だったと思うとのこと。

とにかく、わが家の場合はお互いの身内は頼れなかったけど、夫が休めた。
旦那さんが休めない友人たちは里帰り出産や実家の親が通いや泊まりで援助してくれていた。
どちらも難しいなら、外注でもいい。
とにかく母体を少しでも休ませることを考えてほしい。

以前妹の出産記事でも書きましたが、
https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-763223.html
産後の女性は「全身骨折の状態でフルマラソンを走りきったくらいのダメージを受けている」状態。

そんな状態の人にまさか退院後に「家事しろ」なんて普通は言えませんよね?
でも新生児育児をしながら家事をこなしているお母さんが当たり前にいる現状。
子どもや家族のためだったら頑張れちゃうから、頑張ったらなんとかやれちゃうから・・
そして苦労してこその美学みたいな空気に頑張らされている人もいるはず・・。

産後の身体を少しでもちゃんと休ませられたら、身体だけでなくて心も楽になる。
お母さんが少しでも楽になったら赤ちゃんとの関わり方も変わってくるはず。

産後ケアの必要性についてはだいぶ叫ばれるようになってきて、母子保健法にも盛り込まれることも決まったけれど、それでも市町村の努力義務となっている。

子育ては大変です。
久しぶりの新生児〜乳児の子育てに、こんなに眠れなかったっけ?こんなに1人の時間どころかまとめて作業する時間もなかったっけ?と思う日々。
    
それでも、家族にしかわからない家の中のこと・家事育児の共感者がいる。というだけで心がとっても救われています。

夫が1年の育休ってまだまだマイノリティなことなので、どうやって発信したらいいか・・なんて悩んでいるうちにあっという間に月日が経ってしまいましたが、この後も育休について色々な視点から発信していけたらと思います。

(えくぼママライター みはる)

 

 

☆ プロフィル ☆

みはる
東京出身。浦添市在住。 元幼稚園教諭であり元保育士。現在えくぼママとして活躍中!
よく言われるのは、元気。いつも笑ってる。よく喋る。
2014年生まれのヤンチャな長男と穏やかな旦那さんとの3人家族。
自然派育児を楽しみながらマイペースに子育て中。
野望は家族で世界中に滞在することが仕事になること☆

アイコンをクリックして「たいようのえくぼ」ページへ↓

クリックすれば「たいようのえくぼ」へ