「好きなことで生きてくには?」「コロナ禍で伸びる業界ってどこ?」令和時代の働き方について聞いてみた  ロックダウン世代になった就活生のリアル(11)


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琉球新報Style初となる、学生ライターによる連載が始まります。その名も「ロックダウン世代になった就活生のリアル」。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、インターンや採用試験もオンラインへ移行するなど、就職活動も今までと大きく様変わりしています。
そんな新しい日々を手探りで進む学生の皆さんのリアルな感情や、葛藤などを体験記として記していきます。

3月になり、いよいよ本格的に就職活動が始まっています。前回に続いて学生たちが抱える就職活動の悩みを解決すべく、琉球新報Styleで掲載中の「 持続可能な働き方を求めて@沖縄」執筆者であるレンアイ型Ⓡ採用コンサルタントの小宮仁至さんと対談を行いました。今回のトークテーマは、「仕事の選び方や働き方について」の疑問を中心に答えていただきました。
 

<前編はこちら>
https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-1287539.html

【人物紹介】
天久 泰成(あめく やすなり):琉球大学人文社会学部4年。小学校から大学まで野球を続けた野球小僧。今年の3月で大学は卒業だが、就活の結果に納得がいかずに今年も引き続き挑戦。金融業界を希望している。ローソンのメロンパンが好き。
 
渡久地 愛(とぐち あい):信州大学人文学部心理学科4年。好きなことは旅、料理、家庭菜園、Netflixを見ること。2年間の休学を経た現在、一周回って人生迷子。同じく3月卒業だが、4月からも引き続き就活を続ける。
 
平良 真美(たいら まみ):沖縄国際大学英米言語文化学科3年。海外旅行大好き人間(とくにアジア)。今年から本格的な就活が始まる。メディア関係に興味があって、そこに向けて就活を進めている。
 
小宮 仁至(こみや ひとし):ファンシップ株式会社 代表取締役。広告会社やWEBマーケティング会社を経て、2015年にファンシップ(株)を創業。2016年より「レンアイ型採用メソッド」を提唱し、企業へのセミナーや求職者への採用支援を実施している。1979年生まれ 熊本県出身。
 
【司会進行】
野添 侑麻(のぞえ ゆうま):2019年琉球新報社入社。琉球新報Styleの運営担当。音楽とJリーグと別府温泉を愛する92年生。
 
嘉手苅 友也(かでかる ゆうや):4度の転職、3度の左膝靭帯手術を経て、2021年度琉球新報社に入社。デジタル部門を担当。座右の銘は「死ぬこと以外はかすり傷」だが、結婚してからはバランス重視で生きている。

働き方は多様化している

Q5.コロナ禍に需要がある業界はどこでしょうか。

野添:渡久地さんから頂いた質問です。追記して、「通年採用を取る企業が多くなっている気がします。今後、採用の形も変わっていくのでしょうか」という質問も頂いています。
 
渡久地:現状の就活って「学生は企業に選んでもらう立場」みたいな関係性が透けて見えてしまって疑問を持っているんです。でも、そうは言っても日本だと「決まったレールから外れた人は生きにくい」っていう、暗黙のルールみたいなものもあって、それが就活に反映されているのが不満なんです。
 
小宮:なるほど、一つずつ答えていきましょう。まずは「レールから外れた人は~」っていう話ですが、今は、レールから外れても生きにくい社会では無くなってきていると感じています。マルチワーカー、パラレルワーカー、フリーランス…など働き方は多様化していますし、自分に合わせた仕事を選びやすくなっていると思います。
 

また、いわゆる「レール的なもの」に対する違和感を感じるのは、先程も申し上げたように、一部の企業の採用情報しか見えていないからじゃないかな、と感じました。今後、一括採用の割合は減っていくと思いますが完全にゼロになることはなくって、採用方法については業界や企業によって相性があるので、使い分けていくようになるでしょうね。教育システムがしっかりとあるところは一括の方が都合いいし、良い人材を時間かけて採りたいところは、通年の方がいいですしね。

僕としては、渡久地さんには通年採用を取っている企業に直接アプローチしてみることをお勧めします。コロナ禍になり、オンラインという言葉が主流になりました。そのことにより今まで会えなかった人でも、会いやすくなってるんですね。その利点をいち早く活かして、自分から動いていける人がコロナ禍でも納得がいく就活を送れるんじゃないかなと思います。

また、僕はコロナ禍だからといって完全になくなる業界はないと思っています。例えば20年前、インターネットが出てきたとき「新聞って無くなるだろうな」って誰しもが思いましたが、未だに生活に根づいていますよね。同様に「コロナ禍で○○業界が完全に淘汰される」ということはなくて、どの業界も生き残っていけるように形を変えながら対応している最中。「この業界にいけば安泰!」なんてところは、どこにもないと思います。

渡久地:どこでもやっていける力を身に着けておく必要ってありますか?
 
小宮:それも必要はないと思います。全ての仕事を完璧にできる人間ってこの世にいないじゃないですか。しかも、仕事が多様化・細分化している中で、「どこでもやっていける能力」なんてのはなくって、言うなれば「何を身につければいいか」が大事だと思っています。

極端な例でいうと、警備会社の社長から「夜勤の仕事ができる人を探しているので、夜更かしが得意な人材がほしい」っていう依頼を受けたことがあります。これって「夜更かしして朝起きれない」っていう一見マイナスに見える点が、プラスに捉えられて求められているんですよね。夜寝れないことが才能になるという(笑)。それくらい企業のニーズは多様化しているので、自分が行きたい会社で何が求められているのか、自分の特性をどう活かせるのかということから逆算して、身に着けるべきスキルを見定めた方がいいと思います。
 
渡久地:なるほど。自分とどうマッチするかが重要なんですね。
 
小宮:また「自分を知ること」「相手(企業)を知ること」「社会を知ること」。この3つのバランスを知ることも大事だと思っています。自己分析だけしてもダメだし、業界分析と同様に社会のことを知ると、自ずと自分にマッチした仕事が見えてくるのではないでしょうか。僕の場合は、採用コンサルティングをやったら人手不足の企業から喜ばれることがわかった。コンサルティングは自分が好きなことだし、社会的にも人手不足が叫ばれた時に始めたから、波に乗れたという経緯があります。
 
天久:小宮さんが言う「社会を知る」とは具体的にどういうことですか?
 
小宮:例えば天久さんの希望する金融業界だったら、今後、銀行が社会においてどうなっていくのかは知っていたほうがいいと思います。銀行の数は減っていくと予想されていますが、貸出業務に限って見れば増えていくか減っていくのかといった目線や、社会情勢を合わせながら業界のことを考えて準備しておく必要があると思います。
 
嘉手苅:小宮さんのいう「3つのバランス」という基準があれば、仕事選びの指標ができますね!次の質問も、同じく渡久地さんからです。

自分にとって、嫌いなことって何だろう

Q6.自分がやりたいことが見つからないときは何から始めたらいいのでしょうか。

小宮:そうですよね~。つくづく渡久地さんの悩みは共感しますね…。

渡久地:自分の好きなことを仕事につなげようとしたけど、難しいことが分かったんです。他のことを考えてみたけど、続けていけるのか考えると不安になってしまって…。そういう時は何を基準に仕事を決めればいいのでしょうか。

小宮:なるほど、そんな方に僕は「嫌いなことから書き出してみましょう」とよくアドバイスしています。ネガティブな事を書き出して可視化した上で、できるだけそうじゃない会社を選ぶのは一つの手だと思います。恋愛でも、好きなタイプってその時々で変わるけど、嫌いなタイプってずっと変わらないことが多いじゃないですか。

自分の話で恐縮なんですが、20代の頃からずっと「起業したい」と思っていたけどそれって、会社員の働き方が嫌だったから(笑)。「上から命令されたくないな~」っていう気持ちが強くて、そこから脱するには起業するしかなかったんですね。なので、好きなことも大事ですが嫌なことを知ることも同様に大事だと思っています。

渡久地:逆にやりたいことがいっぱいある人はどうやって優先順位を決めたらいいのでしょうか。

小宮:その場合は、「可能性」で考えましょう!今からアイドルにはなれないかもしれないけど、同様にケーキ屋で働きたいと思っていたら、従業員募集しているケーキ屋に行けば可能性はあるじゃないですか。

渡久地:なるほど。いけるか、いけないかで考えると。

小宮:「キャビンアテンダントになりたい」も、コロナ禍の今じゃ元々狭き門なのにもっと狭くなっている。100個やりたいことをリストアップして、可能性でふるいにかけたら30に減って、そこから採用がもらえるのは5個かもしれない。そうやって減らした中から一番高い可能性があるところを選べばいいと思います。人生は限りがあるので、とにかく可能性が少しでもあれば前に行くように進んだ方がいいし、理想に近づきます。

嘉手苅:なるほど。打席に立たなきゃ始まるものも始まらないですもんね。次の質問は天久くんからです。

Q7.好きなことを仕事にした方がいいのか、得意なことを仕事にしたほうがいいのか迷っています。

小宮:これは、人によると思います。「好きなこと」「得意なこと」、周りの人はそれぞれ自分で選んだ人生を歩んで、その経験から話してくれていると思います。でも、話を聞いてみるとお互いまるで正反対の意見だったりして、どっちがいいんだろうと戸惑ってしまいますよね。天久くんって、小さい時から野球をやっているんですよね?

天久:はい、ピッチャーやっています。

小宮:天久くんも試合でピッチングを組み立てる時に、先輩や監督やプロ野球選手など、それまで多くの人の意見を聞いてきた上で、最終的には自分で考えてたどり着いた投球術で勝負してきたでしょう。「先輩がこの投球術で投げたほうがいいって言ってたからそうしよう!」と先輩のピッチング全てをマネしてきたわけじゃないですよね。同じように全ては自分次第で、人それぞれ良かれと思って好きなことを言っているので、全てを取り入れるわけではなく、判断しながら自分に合った道を選択していくことが大事だと思います。

僕は好きなことを仕事にしている方だと思うけど、その中でも請求書作成といった業務は、大嫌い(笑)。どんなに好きなことをしていても、それだけやっている人はいないということも知っててほしいです。

野添:どの仕事にも嫌な瞬間ってありますもんね(笑)。次も天久くんから頂いた質問です。

働く前から「やりがい」って感じる??

Q8.仕事に対するやりがいって実際に働いてみないと分からないことだと思いますが、就活生の段階でやりがいを求めることについてどう思いますか。

小宮:めちゃくちゃ面白い質問!これはどういう経緯で感じたことなんですか?

天久:企業説明会で、内定者と話した時に「仕事にやりがいを感じて、入社を希望した」と話していたんですが、働く前から「やりがい」ってどうやって感じたんだろうと思ってしまったんです。

小宮:なるほど~…。これは合同企業説明会という事情が関係しているのかも。なんせ隣には上司がいて、目の前には来年入ってくるかもしれない学生が大勢いて、そこで本音なんかとても話せない(笑)。大学の新入生歓迎会でも、サークル勧誘のオフィシャルな場で話す内容と、部室に来てくれた人に対して話す内容ってリアルさが違うじゃないですか。それと同じ構図で合説で内定者の「やりがいを感じて入りました」という話は、テンプレみたいなもの。

でも、働く中でどの職場にも絶対に「やりがい」って感じる瞬間があるので嘘ではないんですが、入社を希望した理由として「やりがい」を挙げることに対して疑問を持ったんですよね。

天久:なるほど、説明会は建前を言わなきゃいけない事情があると…(笑)。そこから本音を引き出していくのが就活生には求められていると思いますが、その時に使えるテクニックなどはありますか?

小宮:社員とどう仲良くなるか、によるんじゃないかな。

野添:大体の人は連絡先を聞いてくれたら教えると思うし、その方が熱意を感じて応援すると思います!

小宮:ちなみに今まで1000人以上の求職者の方に、「どんな職場で働きたいですか」というアンケートを取ったら、一番多かったのは「やりがいが多い職場で働きたい」という意見でした。給与面や、職場環境なんかよりも断トツで多かったですね。

嘉手苅:次の質問も天久くんからです。

Q9.1年目から戦力として働くために必要なことはなんですか?

天久:自分は一個下の学年と就活をしているので、入社時に他の人よりも少しでも戦力として役に立ちたいという思いがあって、新人の時から成績を残している人が共通していることや、意識していることってあるのかなと思って聞いてみました。

小宮:そう思っている時点で、大丈夫だと思いました。でも、合説に出ているような企業に限ると、1年目のうちから結果を出すことを求めていないところがほとんどです。時間をかけて教育するシステムや、既に先輩社員が多くいるなど、即戦力を求めずにしっかり育てる環境があるから、毎年採用をしているんです。特に天久くんが希望している金融業界は一年目からはバリバリ働かせてくれないと思います。「お客さんに挨拶をする」とか「銀行業務の基本を知る」とかそういったことを求められると思うし、「大きな融資案件を取ってこい!」っていうような成果は求められることはないので、空回りしちゃう可能性があります。新人のうちからバリバリ働きたいのであれば、割と規模が小さめの会社やベンチャー企業が向いてるかもしれないですね。

天久:なるほど…。考えてみます!

嘉手苅:僕もベンチャーでも働いたことあるんですが、働き方は会社規模によって全然違うと感じています。

天久:新人のうちに「これだけはやるな」ということはありますか?

小宮:うーん、実際のところ社会に出ると「1年生だから~」ってあまり言われなくて、そこにこだわる必要はないと思います。それが割と言われがちなのは金融業界と吉本興業くらいかな…(笑)。「1年目だからこれはダメ、これはいい」という基準はないので、天久くんの状況的に他の人より貢献したいっていう気持ちはわかりますが、「○年目」というこだわりは捨てた方がいいのかもしれないです。

嘉手苅:僕は前の会社で「給料分働いてるか」とよく叱られていました。怖かったけど、それって重要なことだなと思っています。

小宮:それもよく言われますよね。「給料の3倍の金額を稼げ」とか。でもその数字って、営業マンなら分かりやすいけど、バックオフィスの方は数字化しにくいのでなかなか一概に意識しづらい。その指標がピンとくるなら自分の成績が給料に反映される仕事についてみるのもいいと思います。

野添:次の質問は平良さんからです!

Q10.社会人になる前に取っていたほうがいい資格ってありますか?

小宮:資格って重要視されていますけど、僕は特にいらないと思っている派です。強いて挙げるなら、国家資格は分かりやすいので持っていた方がいいと思いますが…。そういえば今の学生ってパソコンよりもスマホに慣れちゃって、パソコンが上手く扱えない人が多いっていうのを聞いたことがありますけど、実際どうなんでしょう?

平良:そうなんです、あんまり自信ない…(笑)。

小宮:なるほど。であれば、資格というよりもパソコンを最低限扱えるように慣れていた方が役立つと思います。かといって、ワード検定1級取れってことではなくて、エクセルやワードやパワーポイントなど、基本的な操作が出来れば問題はないと思います。

野添:実務経験しながら取った方がいい資格もありますもんね。以上で事前に頂いている質問は全てお答えしていただいたので、追加で質問がある人がいればどうぞ!

渡久地:就活していたら、「キャリアの8割は偶然によって決まる」という言葉を見たんですが、それって本当なんですか?

小宮:皆さん、一生懸命就活しているのに、偶然~とか言われたら困っちゃいますよね!(笑)

渡久地:いや、実はその逆なんです!「偶然で決まっていくんだ!」と思って、少し救われた部分があるというか…。

野添:偶然で決まるっていうのはすごいわかりますね。僕も実際そのタイプで、学生の時はマスコミ業界に入るなんて思ってなかったけど、人とのご縁であれよあれよと今の会社にたどり着いた経緯があります。

小宮:その偶然っていうのも、ぼーっとしていたら舞い込んできたというわけではなく、積極的に行動して、人との出会いや目の前の仕事に対して計画的に向き合っていった結果、偶然のステップアップにつながったということだと思います。

嘉手苅:僕の話になっちゃいますけど、元々先生になりたかったのに。いざその立場になるとしっくりこなくてあっさり辞めました。その後は、市役所で働いたけど公務員の働き方が合わずに正反対のベンチャーに入ったんです。「自分の裁量で何でもできる!」と思ったけど、やりがい搾取みたいな感じで体調を崩してしまった(笑)。でも、今までの経験のおかげでやれること増えたから、琉球新報に入ることができた。今までの積み重ねが今のキャリアを作り出したと思っています。偶然っていうのは、「点と点がつながって偶然使えるキャリアになった」という意味かなと思っています。

平良:感想になっちゃうんですが、就活ってぼんやりしたイメージだったんですけど、渡久地さんや天久さんといった就活をやってきた方々の話や、小宮さんの詳しい解説を聞いて具体的に考えることができました。ありがとうございました!

天久:僕も疑問に思っていたことも聞けて、自分が向かっている道とは違う選択肢もあると気づけたのが収穫でした。どちらがより自分を活かすことができるのか、照らし合わせながら考え直していこうと思います。

渡久地:私は今日を通して少し安心したというか、なんとか大丈夫そうだなと思いました(笑)。学生の身としては、求人に出ていない企業とマッチングするのが難しいので、そこを大学でもいいし、どこかサポートしてくれるところがあれば、学生がちゃんと自分の合うところに行きやすくなるのではと思いました。

小宮:最後に、沖縄で就活する上ではFacebookがすごく有効だと思います。それはFacebookのメイン層が中高年で、若者には使われていないSNSだと言うのも重々承知の上で。というのも、沖縄の経営者の方はほとんどやっていて、更に実名登録なので信頼性が築きやすい。皆の世代はほとんどやってないと思うけど、だからこそ差別化できる。Facebookでつながって会える社会人ってたくさんいて、そこから採用につながるパターンもめちゃくちゃある。世の中に出ていない企業に出会うチャンスはFacebookにあります。

渡久地:Facebookで沖縄の経営者とつながるためには、どう探したらいいんですか?

小宮:肩書に会社の名前書いているので探せばいくらでも出てきます。また僕のFacebookページでは人手不足の会社とつながるためのあれこれをやっているので、そこからつながるのも早いかもしれませんね。

Facebookに限らず、これからはSNSを使って就職活動をやるのは当たり前になってくると思います。ヒントは就職したい企業の人はどこの層にいるのか、を考えること。Facebookなのか、Twitterなのか、Instagramなのか、はたまたリアルなイベントなのか。その職種の人たちが使うSNSの特性を考えたらすぐに出会える。有効な武器になると思います。

嘉手苅:なるほど…使い分けていくことで、より企業にアタックする可能性も増えてくる。

小宮:社会に出ることって「3月31日に学生を卒業して、4月1日から社会人になる」ということではないと思っています。自分がいくら給料をもらえば満足できるのかを第一に考えて、それなら正社員なのか、パートなのか、業務委託なのかが見えてくるので、自ずと自分に合った働き方がわかってくると思います。「4月1日から新卒として働く」という枠にいることをゴールにするから、しんどくなってくる。そうではなくて、お金をいつから得るのかを考えるのが本当の就活だと思っています。

(写真上段左から)平良真美、嘉手苅友也、野添侑麻、小宮仁至(写真下段左から)天久泰成、渡久地愛