軟骨ソーキ品薄 秘策で解決!?[まーちゃんのお笑いニュース道場 web版]


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 はいさい! 「沖縄そばの具材として人気が高い軟骨ソーキが品薄になっている」という記事を読んで、「じゃあチキンナゲットをのせればいいさ」と思ってしまったそば&チキンじょ~ぐ~の三流芸人です。

 沖縄そば店に入ってくる軟骨ソーキが品薄になっていてね。その原因は、国内の養豚農家減少や2018年から感染が広がった豚熱が影響し、飼養頭数が減ったそうで。さらに県外の大手飲食チェーンやコンビニなどの小売りが軟骨ソーキを用いたメニューを導入し始めたことも拍車を掛けているとか。

 そばじょ~ぐ~の間では「三枚肉派? ソーキ派? それとも軟骨ソーキ派?」なんて質問が常に飛び交っているけどさ。ひと昔前までは、そばにのっているものと言えばカマボコ。あとはネギや紅ショウガだけとか、そんな感じだったけどや。

 「まーちゃんさんは何派なんですか?」なんてそばじょ~ぐ~の後輩が聞いてくるから、「俺は断然トースト派。名護の名店・宮里そばのサイドメニュー、トースト最高~!」って答えたけどや。

 すると後輩が「まーちゃんさんはまだまだ甘いですね。僕は宮里そばに行くとそばではなく、必ずカレーやスパゲティを食べますよ」って、もはやそば関係ないやしぇ!

イラスト:まいたけ三

 軟骨ソーキが品薄なら〝反骨〟ソーキを売り出すのもいいかもや。「反骨」といえば、沖縄では反骨の政治家・瀬長亀次郎。亀次郎さんの愛称はカメさん、だから反骨ソーキそばにはカメせんべいがのっているわけさぁ! と瀬長亀次郎よろしく力のこもった演説で後輩に説明すると、「分かりにくい! あと、せんべいとそばは合わない!」って秒で却下されたけどや。

 いっそのこと、「軟骨ソーキにはもう頼らない!」という意思を込めたそばを発売するのはどう? 先日「脱原発」を完了させたドイツにあやかって、その名も「脱軟骨ドイツそば」! えっ、意味がわからない? だよね~。

 「ドイツそば」なんて言われると、普通はドイツ名物のウインナーがのっているそばを想像するもんね…あっ! そっちのほうがおいしそうっ。 

(小波津正光、お笑い芸人)

軟骨ソーキ 足りない/沖縄そば店 困った/国産減、コンビニ需要増え

 (4月14日付1面)

ドイツ脱原発完了/再エネ加速、安定供給課題

 (4月17日付5面)

 


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