「妄想遊び」楽しんで 架空県産本を展示 那覇市の古書店

  • 沖縄県全体
このエントリーをはてなブックマークに追加
「妄想遊びを楽しんで」と来場を呼び掛ける茂木淳子さん(手前)と宮城未来さん=10日、那覇市松尾の言事堂

 2人の女性が空想を膨らませて作り出した「県産本」の装丁を紹介する一風変わった展示会「『まぼろし県産本』原画展」が16日まで、那覇市松尾の古書店「言事堂(ことことどう)」で開かれている。

 言事堂店主の宮城未来さんと、ピアノと語りで物語をつくる音楽紙芝居などに取り組む「音の台所」の茂木淳子さんによる企画だ。茂木さんの描いたリトグラフ(石版画)を表紙に見立て、宮城さんがタイトルや内容を考えた。原画だけでなく、あたかも出版会議で使ったかのようなブックレイアウトも展示するなど徹底したこだわりようだ。

 2人はこの企画展を「妄想遊び」と笑う。宮城さんは「ストーリーを妄想していたら止まらなくなった」と言い、県系3世という設定のホセ・アントニオ・ミヤギの名前で「王さまのねこ」という短編小説まで書き上げた。

 会場には読者カードが用意され、「もしあなたが県産本をつくるとしたら」と来場者に問い掛ける。茂木さんは「ここで遊んでいってほしい」といい、宮城さんは「自分も絵や文章を書いてみようかな、という気持ちになってもらえたらうれしい」と話している。問い合わせは言事堂(電話)098(864)0315。

(2016年10月13日 琉球新報掲載)



前の記事体に優しい布ナプキン 楽しみなが...
次の記事【動画】Ryukyufrogsを...