沖縄美人(6) キレイとハッピーは“感謝”がつくる タレント・くだかまりさん

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 沖縄とスペインをルーツにもつタレントのくだかまりさん(38歳)。沖縄の“中部なまり”とスペイン語を織り交ぜたトークと、明るく陽気なキャラクターで人気を集める彼女の生き方やポリシーに迫りました。


人生を変えた出来事は?


 ラジオとの出会いかな。何年か前に、琉球放送(RBC)のある局長さんから、「声がいいからラジオに出てみないか」と言われたのがはじまりです。話がくることはチャレンジした方がいいってこと、興味がないものほどやるべき、与えられた機会は新しい自分が見つかるチャンスだ、と思い、半年間、ラジオカーリポーターを務めることになりました。

 でも実際にやってみると、人の名前や地名は間違うし、公園のリポートでは、人がいなくて「ただの野原が広がっています」といった調子…。でも、そのキャラクターが面白いということになって、その後、ラジオ沖縄のラジオカーリポーターを1年間経験し、RBCiラジオの人気番組「ミュージックシャワー Plus+」のパーソナリティーを務めることになりました。

 初めは自分には合わないと思っていたラジオの仕事が、今はとっても楽しい! 番組スタッフも家族みたいに仲良しで大好き! 人生って一度っきりで短い!

 自分が選んだものに間違いはないと思っているから、話をいただけるものは何でもチャレンジしたいと考えています。


ハッピーでいるためには?


 毎日が幸せだったら、それは幸せじゃない。だってそれが当たり前になってしまうから、それは幸せじゃなくなってしまうでしょ?

 困難って実はとってもスペシャルなこと。健康なら幸せって聞くこともあるけど、体を壊してから健康の大切さに気付く。病気になって健康が当たり前でなくなったときに、健康なことが幸せだって思うでしょ。私も大病を患って今までの幸せに気付きました。

 普段、当たり前に思っていることが当たり前じゃないと気付くと、すべてに感謝が生まれる。健康なこと、家族や友人と過ごせること、美味しいごはんが食べられること、すべてラッキーなこと。すべてが感謝にあふれているから毎日がハッピー。生きていること自体がハッピーだと思っているんです。だから周りの人すべてに感謝しかない。

 生きているうちに出会える人は限られています。これだけたくさんいる人の中から出会えたのは奇跡。出会えたことに感謝。そばにいてくれるだけで有難いと思ってます。


座右の銘


Viva la Vida(スペイン語で「人生を楽しむ」という意味)

 私はこの言葉を、すべてにおいて楽しみながら人生を味わうことだと受け止めているんです。何でもいい、生きていることを楽しむ! 人生なんて自然に比べたらあっという間。この世に生まれてきたこと、授かった命に感謝しながら人生を楽しもうって思ってる。小さなことでもいい。8時間も眠れたとか、お昼ごはんが美味しいとか、朝起きてキレイな青空が広がっているとか。それってステキなことじゃない?

 “当たり前”こそ大切。当たり前なんてないと思っているから、普段の生活も大事にしようって思えるんです。困難さえ楽しむ! 与えられる苦難を一つ一つ乗り越えることで、人としても成長できると思うんです。


理想の女性像は?


 うーん。ないです。本当にない(笑)、考えたことがないんです。

 人と比べることもしないし、人をうらやむこともしない。自分で良かったって、自分が自分であることに満足しているから、誰かみたいになりたいと思わないんです。もちろん、過去の自分と今の自分を比べることはありますよ。でもあくまで自分自身。いつか、自分の思い描く、自分の延長線上に、理想の自分がいたらいいですね!


好きな男性のタイプは?


 あえて言うなら、相手の立場に立って考えられる人。

 自分をしっかりもち、ちゃんと感謝の気持ちをもっている人。人として魅力のある人がいい。あまり人を頼らないから自分が頼れる人がいいな。人として信頼できて、自分より男らしい人。レディーファーストでノームチ(笑)! ムチはいりません。目に人柄が出るから瞳がキレイな人が一番かな!


落ち込んだ時の対処法


パッション屋良さんのジム「Passion’s Fitness 【PPP】」にて(沖縄県名護市)

 落ち込んだ時はプラスに考える! 悩みごとは人に話すことはないし、相談もしない。結局は自分で決めることだし、人を悩ますだけと思っているから、いつも事後報告。過去に1カ月に3~4回も事故に見舞われたことがあったんですけど、「こんなに事故が続いているのに、事故に遭っても怪我してないからラッキー」「私を守っている人は大変だはず~」と笑ってプラスに受け取っていました。

 落ち込む出来事だって受け止め方次第。大好きな人との別れも、出会えたことに感謝して、運命の人じゃなかったんだって、次の出会いは必ずあると切り替える。後悔は好きじゃないから、考え方を変える。自分以外の何かのせいにしがちだけど、悩む原因をつくったのは自分だって思っています。

 悩んで解決することだったら悩むのは必要だと思うけど、悩んで解決しないことをムダに考えるのは時間がもったいない。落ち込んだ時も必ず、時間が解決することだと思っている。必ずいい方向に向かうと信じています。


チャレンジしたいことは?


 自分からチャレンジすることはないけれど、与えられたものにはチャレンジしようと思っています。与えられたことを頑張る。与えられた仕事は基本的に断らないし、まずはやってみます。やってみないと合うか合わないかわからないでしょ? そうやって、毎日を楽しく過ごせればいいなと思っています。

 未知の世界に飛び込むのは面白いし、失敗があるのは前提です。ずっと成功なんてありえないし、失敗は必ずあるものだし、失敗を通して色んなものが見えてくる。だから失敗を避けて通ろうとは思わないし、失敗が怖くない。失敗はすべきことだし、失敗あっての成功だと思っています。

 反省はあまりしないから失敗を繰り返すことも多いけど(笑)…。だって人間だもの。ロボットじゃないから完璧になんてできません!(笑)

 みんなよく「普通」って言ったりするけど、「普通」って普通じゃないよね。個性があって当たり前。みんな同じだったらロボットみたいでおかしいでしょ(笑)?

イチ押し美容法は?


パッション屋良さんのジム「Passion’s Fitness 【PPP】」にて(沖縄県名護市)

 大切だと思うのは、心が喜ぶことをすることだと思う。だから自分で自分を褒めること。みんな人のことは褒めるけど、自分のことは責めてしまいがち。日本人って特に、自分で自分のことを褒めないから、自分に感謝して、自分を褒めることをした方がいいと思うんです。

 私は毎日、寝る前に「今日一日、ハプニングもあったけど、ちゃんと乗り越えて仕事頑張ったね」って自分に言います。恥ずかしいし、照れるけど、心が喜んでいるのが分かります。自分で評価することって大切! ミスをクリアできた自分も褒める。「お疲れさま、ちゃんと見てたよ、やったね!」って、胸に手を当てて自分を褒めるんです。大変だったとき、心が窮屈で疲弊しているとき、何かあったときは自分を褒めるって大事だよ!

くだかまり

 沖縄県うるま市生まれ。 うちなんちゅの父とスペイン出身の母を持つ。

 ラジオのパーソナリティーとしてだけでなく、ナレーター、披露宴の司会、お笑いLIVE、医療フォーラムのMC等、沖縄の「今」を伝える声として、多方面で活躍している。

 

【インタビュー後記】

 フレンドリーで優しく、個性豊かなまりさん。心を開き、自分の気持ちを相手にまっすぐに伝える姿から、自分の直感を大切にしていることがうかがえます。自分らしくいることの大切さを体現してくれる彼女と話をしていると、生きるってこんなにシンプルでいいんだと、ホッと肩の力が抜けるのに気付きます。

 自分らしくいることは実はとっても勇気のいること。傷付いたり、否定されたりすることに耐えられる人でなければ難しいと思っていました。でも今は個人の考え方を大切にする時代。その風潮が追い風となって、等身大の自分を肯定することが受け入れられるようになってきました。

 現代はある意味、女性であることを謳歌できる幸せな時代なのかもしれませんね。女性が女性であることを楽しみながら生きていけるよう、そう願いながら今日もペンをとるのでした。

(記事、写真 朱瞳碧晃)

 



朱瞳碧晃(あやとうみき) 

ビューティーライター、フォトグラファーとして活動。美魔女フォト(ヘアメイク込)、出張撮影、HP・広告用の商用写真撮影やセールスライティング代行を行う。

リポーター経験より、白霧未來でイベントMC、披露宴司会としても活動中。



(月1回掲載)



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