フォトジェニックな写真、撮ってみた。→いつもの風景が違って見えた。 「てみた。」5

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 物思いにふけりたい時、ドライブデートの帰り道、ふらっと海へ立ち寄りたくなった経験はないだろうか? 海を眺めながら思わず「パシャリ」とシャッターを切ることも多いはず。でも撮った写真はなんだかフツー。いつもとちょっと違う、フォトジェニックな(絵になる)写真が撮りたい! 記者が挑戦してみた。

 



 写真交流アプリ「インスタグラム」で約6万人のフォロワーを持つ小川ミッシェルさん(36)と一緒に、小川さんの地元・名護市の21世紀の森ビーチに出掛け、インスタ映えするフォトジェニックな写真を撮るこつを聞いてみた。



POINT

お気に入りの雲を探す

 まず水平線の上にあるお気に入りの雲を探そう。入道雲や流れるような雲、変な形でも構わない。

 水平線と雲を映り込ませれば、海の青と空の青、雲の白のコントラストが映えて、フォトジェニックな写真が簡単に撮れる。





POINT

砂浜とサンダルと私

 次の主役は砂浜。砂浜に座っている自分の足と無造作に置いたビーチサンダルを、波打つ海を背景に撮る。

 オシャレな服は要らない。流木に腰掛け、海を眺めたり、風を感じたり。リラックスしたあなたの自然体の姿を撮ろう。








POINT

色味も忘れずに

 写真のアクセントとして色味を加えてくれる材料を探そう。貝殻や流木、茂みの花、漂着ごみの中にもお宝があるかも?!

 海や空がどんよりしていまいちな日でも、手や足に小物をのせて背景をぼかせば、ひと味違った印象に。

 アダンなどの植物が生い茂るビーチでは、緑を生かした写真も撮れる。その場所でしか撮れない特別な1枚を撮ってみよう!

 





POINT


サーファー気分で波待ち

 最後は波打ち際まで行き、白波を待つ。クリームソーダのような波が打ち寄せてきたらシャッターチャンス!

 白波と水平線、青い空を1枚に収められるように体勢をできるだけ低くするのがポイント。いい波を待つサーファーになったつもりで、ひたすら絶好の波を待とう。

 暑くてしんどくなったら、思い切って海に入ってみるのも良い。後ろ姿がきっとすてきな絵になるはずだ。








インスタの達人
小川ミッシェルさん
(@mian_beachstyle)
に聞いてみた。

少しの工夫で自信に


 海で撮る写真は時間帯によって雰囲気が変わる。日が昇った直後は波が緩やかなので、落ち着いた写真が撮れる。太陽が真上に来る昼間は、顔が影になってしまうのでサングラスなどで雰囲気を出すと良い。夕方はロマンチックな写真を撮りたい方におすすめ。夕日を背景にシルエットを生かした写真が撮れる。時間帯によって空の色も変わるので、そこも楽しめる。

 晴天の日はカラフルな服装の方が海に映える。思い切って水着になるのもいい。明るい色の水着に身を包み、海ではしゃいだ様子をカメラに収めると、観光客気分を味わえる。水着に抵抗がある人は、タンクトップでもOK。Tシャツの袖をまくって少し素肌を出すだけで夏らしさを出せる。

 容姿に対して誰でも自信を持てない部分があるが、少し工夫を凝らすことで、コンプレックスもすてきに思える写真が撮れる。「自分ってこんなふうに写るんだ」と新たな一面を発見でき、自信にもつながる。写真で思い出を残しつつ、最高の1枚を撮って夏を満喫してほしい。

(ゲストハウス「Sea Living」デザイナー)

新聞社でも撮ってみた。


何気ない日常も特別に


 ミッシェルさんから「撮りたい物を中心にしないこと」というアドバイスをもらい、いざ撮ってみると同じ風景でもがらりと印象が変わった。

 人や物を撮るとき、被写体を中心にしがちだ。左か右にずらして撮ることで自然な姿を撮影できる。一方、一本道など、道を生かして撮りたいときは、あえて人物を中心にするとあか抜けた写真に仕上がる。

 何気ない日常を切り取るとき、工夫を加えれば、どんな場所でも特別な1枚を撮ることができる。

 私たちが日頃働く新聞社でも、フォトジェニックな写真を撮ってみた。


新聞を印刷する高速輪転機を見詰める

今度は下から撮ってみた


新聞の源である大きなロール紙と

社員食堂の冷やし中華もいつもよりおいしそう?

(2017年7月16日 琉球新報掲載)




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