私のぬちぐすい ぬちぐすいレシピ蝶〈16〉

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 フローリストのひがあいさんが、お花の仕事を20年続けて出会った人や花、家族への愛情をつづります。
 仕事や子育て、夢に向かって奮闘するすべての女性に向けて、応援メッセージを寄せます。


人間もお花も色もいろいろあるけどひとつになれる

 私が毎日見ても飽きず、いとしくて仕方ないのが私の子どもたちです。私の宝であると同時に私の中に寝ていたいろいろな私を目覚めさせてくれた感謝すべき生物…。私の中では最大級の褒め言葉になります。

 お店を開店し、すぐに長男を授かりました。心配する声もありましたが、30代から本格的にやりたい事ができるように、体力のある20代で仕事の種まきと出産をしたいと私は母という女性を見て憧れてたのです。

 しかし20代後半にふたりの幼子をつれて離婚するという予想外の展開に。その時、両親に言われた言葉は「子どもたちは私を見て育つから花屋は辞めるな」と「また、人を愛しなさい」でした。

 今まで自由に自分第一に生きてきた私の人生最大の分岐点となりましたが、悩んだり泣く暇もなく、とりあえず前に進む事しか、当時の私に道は見えなかったです。

 そして私のように人生なにがあるか分からない、子どもたちにはどんな環境でも自分の心次第でハッピーになれる事を教えようと、おんぶに抱っこで走るという珍道中とも言える新しい人生へ出発しました。

 今では同性として話ができる15歳女子と、もはや未知の生物18歳男子ととなりました。

 経営者であり代表であり、フローリストでもあり、女性でもある私ですが、誰にも変わる事のできない本業はこの子たちの母であるという事を誇りにして、これからも人生を楽しみたいと思います。

 ひが・あい 1973年生まれ。読谷村出身。フローリスト。北谷町港で97年に開店した花屋Delphiに続き、2015年にブーケオンラインショップflower nicoをオープン。1男1女の母。

 

(2017年7月20日 琉球新報掲載)

(おわり)



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