「うちの子〝言葉〟が遅いかも…」 不安になったら読んでほしい ☆えくぼママの沖縄子育て☆


「うちの子〝言葉〟が遅いかも…」 不安になったら読んでほしい ☆えくぼママの沖縄子育て☆
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

こんにちは! みはるです。

今のところ一人っ子の息子くんの子育てに、保育士の有資格者ながらてんやわんやしている私ですが、いろんなママさんたちの話を聞いてみると専門的に学んだ知識がある分、悩みが少なくて済んでいるのかな~と思うことが時折あります。

それでも、息子くんが急に関節を痛がることが続けば、「幼児成長痛?」と思いつつも、「もしかして何か大きな病気なんじゃ!?」なんて悩んでしまうのも親心…。

ネットなんかで調べ出したら、いろんな情報がありすぎて迷宮にはまってしまう…な~んて経験、私もやっぱり経験しています。

でも、自分の子どもを授かるまで、子どもとの関わりがなかったママさんたちも少なくない昨今、ほとんどのママさんにとって、子育はきっと不安だらけですよね。

私の周りの友人たちや、今までみてきたママさんたちに多かったのが「ことばの遅れ」に対しての不安でした。

検診などでも、だいたい3歳までに発語がなければ専門家へ…と言われるそうですし、最近では1歳半検診で「要観察」な~んて言われて、不安になる方も多いそう。

そんな時、「私の声掛けが足りないの!?」と不安にもなりますよね。

私の出会ってきた親子を振り返ってみると、発語が緩やかな子でも、親御さんの声掛けが足りない、少ない、なんてことはなかったです。

確かに、お父さんやお母さんなど家族がまったく声を掛けずに関わっていたら、ことばを習得する機会は少なくなるとは思いますが、たくさん声を掛けられて育っても、「遅い子は遅い」と感じていました。

成長のスピード み~んな違う!

私たち保育者が気にするのは「発語」よりもむしろ、
「こちらの言っていることが分かっているか」
「自分の意思を伝えようとしているか」なのです。

それができていれば、例え同じ月齢の子たちより多少ことばが出にくくても、気付いたらいつの間にか話せるようになっているはずです♪

同じ月齢ぐらいの子たちと比べてしまったり、育児書と比べてしまったり…でもそれは、あくまで統計上の平均だったり、他の子のケースです。

例えば、ことばが遅くても、音楽が大好きだったり、粘土などの集中力が凄かったりしませんか?

よその子はよその子、うちの子はうちの子、です。
と、頭で分かっていても、気にせずにいることは、なかなか難しいことですけどね。

自分のところに来てくれた、大切な大切なわが子の「できないところ」に目を向けるんじゃなくて、「できるところ」に目を向けて、「一緒に楽しめれば幸せ!」と日々考えるみはるなのでした。

(えくぼママライター みはる)

~おことわり~(2017.8.7に追記)

 上記のコラムを読んでいただいた方から、「専門家にみてもらうことも勧めてください」とのメールをいただきました。貴重なご意見ありがとうございます!

 上記のコラムは専門家の受診を否定するものではありません。一般的なデータと比べて一喜一憂するのではなく、お子さん自身にゆったりと目を向けてほしいな~という思いを込めて書いたものです。

 とはいえ、目の前のお子さんと向き合う中で、「やっぱり気になる」「違和感があって不安…」などと悩まれる場合は、専門家を受診されてくださいね。

 

☆ プロフィル ☆

みはる
東京出身。浦添市在住。 元幼稚園教諭であり元保育士。現在えくぼママとして活躍中!
よく言われるのは、元気。いつも笑ってる。よく喋る。
2014年生まれのヤンチャな長男と穏やかな旦那さんとの3人家族。
自然派育児を楽しみながらマイペースに子育て中。
野望は家族で世界中に滞在することが仕事になること☆

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