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尽きない話のタネ [まーちゃんのお笑いニュース道場]

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 はいさい! 先日、43歳の誕生日プレゼントに後輩からスマホカバーをもらったガラケー三流芸人です。「知ってる? 俺、携帯電話はずーっとガラケーなんだけど」ってその後輩に言うと「もちろん知ってます。でも良かったら使って下さい」っていうから無理矢理そのスマホカバーをガラケーにハメてみたんだけどさ。思った通りサイズは合わないし、すぐとれるし。しょうがないからそのスマホカバーは、おつまみを入れるお皿として使ってるよ。

 おつまみといえば、亀田製菓の「柿の種」が国際宇宙ステーションに長期滞在する宇宙飛行士用の「宇宙日本食」として宇宙航空研究開発機構から認証されたそうで。これは「柿の種」の発売50周年を記念し3年かけて開発したもので、無重力でも飛び散らないよう、何度も開け閉めできる特殊なパックに入れた一品らしいさ。

 個人的には、宇宙まで行って柿ピーを食べることないだろって思ったけどね。だいたい柿ピー食べたらビール飲みたくなるさ。宇宙ステーションにビールって売ってるのかな? 居酒屋もないよね? 無重力状態の宇宙ステーションでビール飲んだら絶対悪酔いしそうだしや。
 



 後輩芸人たちに「宇宙ステーションに一つだけ持っていくなら何?」って質問したわけさ。愛煙家の後輩は「タバコ」って答えていたけどさ。宇宙ステーション内は絶対禁煙だろ! ってツッコんだら「外で吸うから大丈夫です」って言ってたけどね。命がけだな! 宇宙ステーションの外で宇宙服着て、どうやってタバコ吸うば!「今流行りの加熱式タバコなら、なんとかいけるんじゃないですかね?」って言ってたけど、どっちも無理だろ!

 結婚5年目の後輩は「愛人」って答えていたけどさ。確かに宇宙ステーションなら不倫し放題な感じするやぁ。もしバレたとしても、奥さんが宇宙まで乗り込んでくるわけないしね。

 政治家でダンスボーカルグループ「SPEED」のメンバーとしても有名な今井絵理子さんも、新幹線じゃなく宇宙ステーションで男性政治家と手をつないで寝ていれば、週刊誌に写真を撮られることもなかったかもね。

(小波津正光、お笑い芸人)



自民・今井氏「深くおわび」/不倫報道、好意は認める(7月28日付、3面)

加熱式たばこ 外資2社先行/急速浸透、JT出遅れ(8月14日付、4面)



(2017年8月25日 琉球新報掲載)



アジア・ASEAN諸国の中でも高い経済成長が続くベトナム。人々の購買力の高まりとともに「メイドインジャパン」への人気も高まっている。そのベトナムで、日本製品のヒットを仕掛ける上で鍵を握る女性経営者がいる。ロータスグループの創業者でPresident&CEOのレ・バン・メイさんだ。沖縄で11月14日、15日開催の国内最大規模の国際食品商談会「沖縄大交易会」に参加するため来沖した。1996年、日本製の紙オムツの販売代理からはじまったロータスグループは今や「丸亀製麺(丸亀うどん)」、「CoCo壱番屋」などレストラン事業のほか森永、クラシエ、ニッスイ、旭化成など日本の名だたる企業のシャンプー、ラップ、浄水器など計500商品以上の販売代理を担う。売り上げは75億円規模に上る。創業のきっかけはメイさん自身が長女に日本製の紙オムツを使用したことがはじまり。母親として、女性としての視点も生かしながら事業を成長させてきたメイさんに、ベトナムでの沖縄県産品の可能性や女性経営者としての生き方などについて話を聞いた。

(聞き手・仲井間郁江 琉球新報Style編集部)




Q、沖縄へは何度目の来沖か。
大交易会の度に参加しており、今回で4回目。日本各地で開かれる商談会に参加しているが、沖縄の物だけでなく各地の物が沖縄という1カ所に集まって商談できる「大交易会」は他の商談会と違いとても魅力的だ。


Q、沖縄の商品で注目している分野は。
「子ども向け商品」「健康食品」「化粧品」を意識している。ベトナムでは海藻などが人気だが、中でもモズクから抽出される「フコイダン」の商品はとても人気がある。多くのベトナム人は日本のライフスタイルへの憧れがあり、それを真似したいと思っている。より「おいしいもの」「長生きする」「健康に良いもの」などがキーワードだ。子ども向けの食品のほか、親を大事にする社会なので高級な健康食品にもニーズがある。
 


日本語も堪能なメイさん。インタビューは全て日本語で答えてくださいました。

Q、日本の名だたる企業と連携しヒットを生み続けているが、日本商品をベトナムで販売し始めたきっかけは?
ロシアの大学への留学を経て帰国後にベトナムで日系の商社に就職した。日本のある企業から「紙オムツをベトナムで販売したい。代理店を探してほしい」と言われた。しかしどこも「こんなの高くて売れないよ」と言い、なかなか見つからなかった。ちょうどその頃私は長女を出産したばかりで、試しに長女にその紙オムツを使用したら、それまでどのオムツでもかぶれていた娘が日本のその商品ではかぶれなかった。どこも代理店にならなかったので「私がやります」と手を上げた。それが1996年。起業したきっかけ。

ただ、最初の10年は赤字続き。最初は店頭に置いて販売してもらおうと考えたが、「こんな高いもの売れるわけがない」と置いてくれなかった。それならと、子どものいる富裕層の家に無料で試用してもらう方法にチェンジした。サンプルを家庭に送り使用感などをヒアリングして徐々に広げていく方法をとった。その間も何度も「もうやめましょう」と言われたけれど、私自身があきらめるのが嫌いということもあってやめなかった。そうするうちに「10時間も使用でき、蒸れない」という日本製のクオリティが評判になり、他にも日本製の子ども向け商品はないか?と問い合わせが入るようになった。そして粉ミルクやベビーフードと拡大していった。


Q、シングルマザーとして4人の子どもを育てながら社長業を続けていると聞く。
13年間結婚生活をしていたが、悩みに悩んだ末、離婚した。当初は、子どものためには離婚しないほうがいい、自分が我慢すれば良いと考え結婚生活を続けようと考えていたが、子どもに「お母さんが我慢して不幸な姿は見たくない」と言われた。それで決心がつき離婚した。1996年の起業後に離婚したので、仕事もしながらの子育てだったが、最初の10年くらいは会社もそれほど大きくなかったので毎日午後6時には帰宅し、夕食を作り子どもたちの勉強を見るという生活ができた。
 

Q、日本では経営者や企業の幹部陣を女性が占める割合がまだ低い。ビジネスをしていく上で女性であることがハードルに感じることはなかったか。
ベトナムには女性経営者は結構多い。ITや機械系は男性の経営者が多いが、食品や化粧品など女性のセンスが重要になる分野では女性のリーダーが多い。性別は関係ないと思う。
 


ベトナムの民族衣装「アオザイ」を着て。

Q、経営者として社員と接する上で意識していることは。
ベトナムでは今、5年以内に転職する人がとても多い。会社の成長には優秀な人材の定着が不可欠。モチベーションを維持しつついかに長く会社で働いてもらうか。同時に採用した10人でも全員が同じ育ち方をするわけではない。パーフェクトな人間はいない。褒めながら時には注意しながらというバランスが重要。「この商品どう思う?」と社員に意見を聞くとき、私は最後まで聞くように意識している。子育てでも子どもの言い分に耳を傾ける場面がある。そういう意味では女性は人材育成が得意かなと感じる。


Q、ベトナムと沖縄は気候風土が似ている。北海道のように大きな違いがないため、沖縄の商品は「特別感」を出すのが難しいのではないかと感じるが。
たとえベトナムに海藻があったとしてもフコイダンは抽出できない。技術がない。技術は重要だ。沖縄の商品は「メイドインジャパン」であることに加え、日本の中でも「日本人にも人気の場所」であることも強力なブランドになると思う。ベトナムにも海はあるが、ショッピングも食事も海も、というトータルで楽しむことができるのが沖縄の魅力だ。直行便が飛べば沖縄に行きたいという人は多いはずだ。日本と言えばまず北海道や東京が有名。沖縄の認知度を上げるためには商品単品だけPRするのではなく、旅行とセットやライフスタイルなどトータルで宣伝することが大切だ。旅行会社とタッグを組むことが大事だと感じている。
 


現在、娘さんたちはイギリスに留学中。子たちの成長に話題が及ぶと笑顔で顔がほころびました。

Q、ベトナムへ商品輸出を考えている企業へアドバイスを。
日本でヒットしている商品だからと、そのまま持ってきて店頭に並べるだけでは売れない。この商品を使用したらこうなる、というメリットが伝わらないとダメだ。SNSやWEB上での広告のほか店頭で説明する販売員の配置、パッケージも現地の人が魅力に感じるように変えることも必要。価格が高い分、その分の価値が消費者に伝わることが重要。

日本製品は車や電化製品が長くベトナムで受け入れられている。何十年使っても壊れない「ジャパンブランド」の高品質さを多くのベトナム人は体感している。「日本製」への信頼は他の輸入製品に比べてもダントツに高い。この「メイドインジャパン」ブランドがあるので、これからベトナムに商品を輸出する企業はゼロから市場を作らなくて良いという利点はある。ただ価格が高い分の価値が伝わらないと、お金は払わない。

ベトナムで一番の高層ビルに「CoCo壱番屋」が出店しているが、値段は日本と変わらない800円。ベトナム人にとっては普段の食事には払わない高価格帯だ。店に来てもらうためにはパーティーに行くような気分になるよう、特別な空間にしている。ベトナムで若い男女が出会うマッチング番組があるがその番組も「CoCo壱番屋」を使用している。デートで行きたい、おしゃれスポット的な位置づけにするように意識している。


Q、ズバリ、成功の秘訣は?
ベトナムで日本商品を展開する際、商品だけでなく日本の子育て情報やライフスタイルなどの付加価値も合わせて発信している。日本では、地震や災害が起きた時でも子どもでもきちんと並んで順番を待っている。このような日本の子育て方法は素晴らしいと思う。こういう日本の子育て法や知恵などを発信することで日本のライフスタイルの「ファン」ができる。
例えば「さけフレーク」を販売する時も、商品だけでなく魚のDHAという栄養が子どもの成長にも大切です、という風に健康情報・子育て知識も合わせて発信する。韓国ドラマが世界で受け入れられその他の商品も認知されたように、まずはその国・地域のライフスタイルの「ファン」を作ることが大事だと感じている。
 



【リ・バン・メイ氏 プロフィール】
16歳でロシアに国費留学。ロシア人から「日本の製品が一番」と聞き日本に興味を持つ。帰国後、ハノイ貿易大学を卒業。1990年、日商岩井のベトナム子会社に入社。1996年、日越貿易会ホーチミン支部長に。同96年会社設立。「日本基準と同等の製品やサービスを提供しベトナム人の生活の質の向上に貢献する」との思いから、会社のロゴマークはベトナムの国花である「蓮」と日本の花である「桜」を組み合わせたデザイン。



活躍の場広げる3人の女性


港湾物流サービスを手掛ける「沖縄荷役サービス株式会社」で、フォークリフト運転手として現場で活躍する3人の女性たち。(左から)川崎尚子さん、比嘉真由美さん、山城美也子さん=那覇市港町の那覇新港港湾エリア 写真・村山 望



港や物流倉庫、工場などで荷物の運搬に使われる荷役運搬車両、フォークリフト。男性が扱う車両というイメージが強いが、那覇市港町の沖縄荷役サービス株式会社では、フォークリフトを操る3人の女性たちが働いている。
全国フォークリフト運転競技大会に2年連続県代表として出場した比嘉真由美さん(36)の後を追うように、川﨑尚子(なりこ)さん(45)、山城美也子さん(42)も運転技術を磨いている。



大型フォークリフトでコンテナを持ち上げる作業を行う比嘉さん。運転には慎重さが求められる


沖縄荷役サービス株式会社 代表取締役社長 新垣益幸さん

フォークに似た2本のつめを上げ下げし、人の力で持ち上げることのできない荷物やコンテナを運ぶ荷役運搬車両、フォークリフト。乗り手には男性が多いのは事実だが、沖縄荷役サービス株式会社 代表取締役社長の新垣益幸さんは「今ではパワーハンドルが搭載され、女性も扱えます。作業には注意力が求められるので、むしろ、慎重かつ繊細に操作できる女性のほうが向いているといえるかもしれません」と説明する。

同社では、男女の性別にかかわらず、やる気のある人材を受け入れ、フォークリフトを扱う現場に投入。現在、3人の女性が活躍しているという。



人生の夢ほしかった



その中の一人、比嘉真由美さんは勤務歴約3年。前職は接客業で、フォークリフトとは全く縁がなかったという。

「夢がなかったので、夢がほしかった」と振り返る比嘉さん。転機となったのは、ポリテクセンター沖縄(沖縄職業能力開発促進センター)で受講した職業訓練コースの一環として、沖縄荷役サービスを見学に訪れたことだった。


比嘉真由美さん

同社の従業員が、港の岸壁に設置され、コンテナ船から荷物の積み下ろしを行う巨大なガントリークレーンを操作する姿を目の当たりにした比嘉さんは「これに乗りたい」と衝撃を受け、ガントリークレーンを操ることが人生の夢になった、と笑う。

その夢をかなえるため、比嘉さんは同社に入社。ガントリークレーンという夢に続くステップとして、職業訓練コースで取得した免許を生かし、フォークリフト運転手として働き始めた。

現場では、フォークリフトの扱いに苦労した。「講習の時とは全く違う。現場ではスピードと正確さが求められる」。現場に求められる感覚や判断力を身に付けるまでには苦労もあったが、夢を目指して奮闘を続け、見よう見まねで技術を習得。その結果2年連続で、県の女性代表として全国フォークリフト運転競技大会に出場するまでとなった。

現在は、ガントリークレーンの免許取得に向け、受験や講習の準備にも取り組み、夢に向けて着実に一歩を進めている。



一致団結感がやりがい



川﨑尚子さん

比嘉さんに続くように、約1年半前に入社した川﨑尚子さん、4カ月前に入社した山城美也子さんの2人も、フォークリフトの運転手としての勤務を開始した。

川﨑さんは前職の工場勤務時にフォークリフトの免許を取得していたが、ペーパードライバー状態からのスタート。現場で技術を磨いた。「現場は体力を使う。大変な仕事だが、それだけに皆でやり遂げた時の一致団結感がやりがい」と話す。

農業に従事していた山城さんは、比嘉さんと同様にポリテクセンター沖縄でフォークリフトの免許を取得。現場で女性を受け入れてくれるということで、沖縄荷役サービスへ入社した。「体力的にはきついが、私は体を動かすのが好きだし力もある。毎日楽しくやっています」と明るく笑う。


山城美也子さん

「真由美さんが頑張ってくれたから、後に続く私たちも現場に受け入れてもらえた」と山城さん。比嘉さんの入社時には、フォークリフトの運転手は男性のみだった。男性社会の現場で女性が活躍する道を切り開いてくれた先輩として、比嘉さんに感謝を惜しまない。

「夢があるから頑張れる」と目を輝かせる比嘉さんと同じように、川﨑さんは「大型の車両も乗りこなせるようになりたい」、山城さんは「オールマイティーに業務ができるようになりたい」と目標を話す。現場での苦労もあるが、3人は励まし合いながら技術の向上に取り組んでいる。

(日平勝也)


(2019年11月14日付 週刊レキオ掲載)



「新報子どものための家庭料理セミナー」(主催・琉球新報社、共催・県PTA連合会、開催校PTA、後援・県教育委員会、県学校給食会、県学校栄養士会、協賛・キユーピー株式会社)が2018年度も県内小中学校12校で開かれた。松本嘉代子さん(松本料理学院学院長)、西大八重子さん(西大学院学院長)、伊是名カエさん(トータルウエルネスプロジェクトオキナワ代表理事)の3人を講師に、手軽に野菜をたくさんとることができる家庭料理を紹介している。野菜が苦手な子どもでもおいしく食べられるよう、味付けや調理法に工夫を凝らし、各学校の栄養職員が児童生徒の健やかな成長に必要な栄養のとり方や正しい食生活を講話で指導している。2018年度のセミナーの様子を紹介し、参加した講師、給食調理場、教育の現場から、それぞれ食に関する課題や改善に向けた取り組みを聞いた。



野菜たっぷり簡単メニュー



松本嘉代子さん(右)が手軽にたくさんの野菜がとれる料理を紹介した「新報子どものための家庭料理セミナー」=2月17日、那覇市泉崎の開南小学校

2月17日、那覇市立開南小学校で本年度最後のセミナーが開かれた。父母ら約30人が参加し、松本嘉代子さん(松本料理学院学院長)が「具だくさんクリームスープ」と「切り身魚のマヨネーズ焼きと野菜のドレッシング炒め」を紹介した。


具だくさんクリームスープと切り身魚のマヨネーズ焼きと野菜のドレッシング炒め



「具だくさんクリームスープ」は玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、ベーコンをマヨネーズで炒める。松本さんは「玉ねぎは炒めるほど香りや旨味が出る。なるべく食材の良さを引き出すことが大切」とアドバイス。「さまざまな色味のある食材を使うことで栄養バランスもとりやすくなる」とメニューのメリットを強調し、バジルソースをひとかけすることで風味にアクセントが生まれることも紹介した。

「切り身魚のマヨネーズ焼きと野菜のドレッシング炒め」では、魚をマヨネーズで焼くことで風味やコクが生まれ、深煎りごまドレッシングを合わせることで、濃厚かつ深みのあるソースが魚のおいしさを引き立てる。付け合わせの野菜の味付けには、すりおろしオニオンドレッシングを使用。短時間で調理でき、簡単においしく野菜をとることが可能だ。

松本さんは、「沖縄は食生活を巡る環境が悪く、特に野菜の摂取量不足が深刻」と指摘する。「野菜をとらなくなり、それと同時に全国の長寿ランクも下がった。栄養バランスのとれた食事をしっかりとって、朝食もしっかり食べ、そしてよく噛む。そうした習慣を家庭からつくっていこう」と父母ら受講者に呼び掛けた。

開南小栄養職員の荻堂麻吏子さんは、昨年11月に実施した給食の残量調査について報告した。荻堂さんは残量が最も多かったのがけんちん汁で、豆サラダがワースト2位に続くなど、児童が野菜の量が多いメニューを残しがちであると分析する。塩分過多で脂肪の多い食品をとりがちな子どもたちの食生活の危険性を訴え、「今回のセミナーで紹介されたメニューを参考に、家庭で野菜をたくさんとりながら食を楽しむ環境づくりに努めてほしい」と訴えた。
子どもが野菜嫌いな上、食事のメニューに苦労しているという前田むつみさん(45)は「働いているということもあって朝は時間がなく、子どもたちも野菜嫌いなので、育ち盛りの中でどう食べさせたらいいか悩んでいた」という。「具だくさんのスープは時間がかかって難しいのではないかと思ったが、こんなに簡単に調理できるんだと感心した。ドレッシングを使った味付けもびっくり。ぜひ自宅で実践したい」と満足そうに感想を話した。


学校給食の現状について説明する、那覇市立開南小栄養職員の荻堂麻吏子さん


浦添市立浦添小で調理実演する西大八重子さん=1月20日






伊是名カエさん(トータルウエルネスプロジェクトオキナワ代表理事)

◆◆◆講師から◆◆◆
“食事を選ぶ力”を養成
伊是名カエさん(トータルウエルネスプロジェクトオキナワ代表理事)

家庭料理セミナーは料理講習会だけでなく、学校栄養士から給食の現状を聞くことができ、子どもの食や栄養、健康について改めて考えるきっかけとなる催しだと思います。学校給食は小学校から中学校までの9年間、その学年で必要な栄養素をバランスよくとれるよう工夫されたメニューが提供されます。成長期と重なる大切な時期にこのようなセミナーで子どもの食環境について学ぶ意義を、多くの保護者に理解していただきたいです。

今の日本は豊かになり、食べ物がいつでも安く手に入ります。半面、健康のために何を食べるのかを選ぶ力が必要になりました。多忙な大人が増え、調理する時間や片付ける手間を考えると、つい便利な総菜や外食に頼ってしまうこともあるでしょう。だからこそ栄養に関する知識と選択する力を身に付けないと、食事はたんぱく質、脂質、炭水化物に大きく偏り、野菜が不足してしまいます。食事を選ぶ力の大切さをセミナーでは強調しています。

野菜をさらにおいしく食べるために、セミナーでは簡単な下準備の方法、冷凍野菜の使い方、切り方で食感や見た目が変わり新鮮に感じられることなどを紹介しています。誰もが毎日の食卓にバランスよく野菜を取り入れるべきだと思っていますが、それが負担になっては意味がありません。簡単に楽しく取り入れる方法も併せて提案していきたいです。

家庭でできる一番の食育は買い物に行く、作る、食べる、片付けるという一連の流れを子どもと一緒に行うこと。調理方法を学ぶだけでなく、食材への理解を深め、作り手への感謝の気持ちも芽生えます。子どもと自然に向き合って会話ができる食卓はとても大切な時間です。毎日でなくても、家族みんなで食事をする時間を設け、楽しい食卓を作ってください。






安里育美さん(読谷村立学校給食古堅給食調理場 学校栄養職員)

◆◆◆給食調理場から◆◆◆
工夫重ね、食体験豊かに


給食は子どもたちの心身の発達を支えるだけでなく、郷土愛を育み自立への道しるべとなるものです。そのため積極的に地場農産物や県産品を取り入れています。特に読谷村では毎月16日は「イモの日」となっており、給食では紅芋を使った料理を提供しています。先日は紅芋ポタージュを出し、インパクトある紫色のスープは子どもたちに評判でした。またにんじんや小松菜、しょうがや冬瓜なども読谷産を使っています。給食を通して読谷村の特産品を学んでほしいと思っています。

日々の食事もそうですが、出されたものをただ食べるのではなく、食べたものが自分の体を作ることを意識してもらいたいです。給食では和食、洋食、中華、琉球料理を提供しますが、どうしても日頃食べ慣れていない和食と琉球料理は残量が多くなりがちです。しかし行事食や伝統料理が家庭の食卓に上がることが少なくなっている昨今、地域で受け継がれてきた料理を次世代に伝えることも給食の役割の一つです。かんきつ類の日向夏や黒玉すいか、ムジ汁など見慣れない料理や食材を出すときには配膳時に資料を添えて、どのような果物か、どのような背景のある料理なのかを伝えるようにしています。

学校側と共に、食にまつわる絵本を校内放送で読み聞かせしたり、給食時に調理員や地域の農家を招いて子どもたちと交流する機会を持ったりと、多方面から食に関する興味関心を引き出す工夫を重ねています。骨付きの魚を食べたり、ゆで卵の殻やみかんの皮をむくのを嫌がる子どももいますが、友達と楽しみながら経験することで苦手意識を克服していけます。今後も食に関するさまざまな体験を提供し、子どもたちに食べる楽しさ、大切さを伝えていける給食づくりに力を入れていきたいです。





與那覇哲さん(沖縄市立安慶田中学校校長)

◆◆◆教育現場から◆◆◆
地域の協力で学び推進
 

食育は子どもたちの成長に欠かせない重要なものです。家庭料理セミナーの評判は複数の学校から伺っており、本年度、授業参観日に合わせて開催することができました。参加者からは「簡単なレシピを学べた」と大変好評でした。また栄養士からは特に部活をしている生徒にどのような栄養が必要か、買い食いのデメリットなどを紹介してもらいました。

当校は地域ボランティアによる支援体制が充実しており、食育の分野でも多大なご協力を頂いています。ここ数年は、校内のビオトープで田芋を栽培し、美化委員が収穫。特別支援学級の生徒たちが地域ボランティアとともにターンムジューシーを作って食べるという取り組みを継続しています。自分たちが手塩にかけて育てた野菜を収穫し調理することで食べ物への感謝の気持ちを育めると思います。その他、年末の大掃除後に年越しそばを生徒とともに食べたり、部活対抗駅伝大会の後にバーベキューをしたりと、食を通して地域の方々との交流を深めています。

また独自の取り組みとして本年度、生徒会主催で異学年合同で給食をいただくイベントも実施しました。当校には学年全体が入れるような大きなランチルームがあり、もともと開校から20年ほど前まで毎日全生徒が一緒に給食を食べていました。その再現をしたいと生徒から声が上がり、そこで1年から3年までの同クラスが一堂に会し、給食を囲んで会話が弾むという光景も見られました。本校の学校評価アンケートによると、「朝食をとっている」という家庭が多数を占めますが、食育が十分でなく、栄養面で多少偏りが見られる家庭もあるという課題もあります。彼らにどのように食の大切さを伝えるか部活や学業と絡めて伝えていけたらと思っています。




<セミナー参加校>

 ●うるま市立南原小学校 ●沖縄市立安慶田中学校 ●那覇市立上山中学校 ●琉球大学教育学部附属小学校 ● 那覇市立石田中学校 ●豊見城市立ゆたか小学校 ●読谷村立古堅南小学校 ●沖縄県立沖縄ろう学校 ●うるま市立中原小学校 ●浦添市立浦添小学校 ●西原町立坂田小学校 ●那覇市立開南小学校




来年2月16日に開催されるおきなわマラソンのゲストランナーとして、初のフルマラソンに挑戦するHYのドラム、名嘉俊さん。

野菜ソムリエプロでアスリートフードマイスターとして活躍する津波真澄さんのコーチを受け、栄光のゴールを目指す。初心者にも参考になる俊さんの奮闘の様子をシリーズで紹介する。

俊さんと共に駆けようRoad to 2020!



スキップで動き軽くし蹴り出しの練習

県総合運動公園内の走路を走ってきた俊さんは、開口一番「あーっ、気持ちよかった」と満足そうな表情を見せた。

津波さんと初顔合わせした8月以降、10月に始まった結成20周年ツアーの準備などで、思うように走る時間がつくれなかったという。「この日を楽しみにしていた」という俊さんは、走り終わった後のストレッチの間、鼻の頭から滴る汗を拭おうともせず、一つ一つの動きを確かめながら体をほぐした。


コーチの津波真澄さん(左)のアドバイスを受け、スキップする名嘉俊さん=県総合運動公園陸上競技場

この日の練習は股関節や肩甲骨をほぐしたり、跳びはねながら体を左右にねじったりするストレッチから。その後、スキップや足を前後に交差しながら横に移動するボックスステップを繰り返した。

「動きを軽くし、蹴り出しの練習になる」(津波さん)というスキップは、結構な運動量がある。「久しぶりにやった」という俊さん、準備運動で少し息が上がってきた。

陸上競技場のトラックでは津波さんが並走し、アドバイスを受けながら走った。津波さんが重視したのは姿勢と重心、腕振りの3点。
(1)へその下近くにある丹田に力を入れて背筋を真っすぐ伸ばすこと
(2)着地する際の重心は前足部(土踏まずの前の方)に置くこと
(3)腕は後ろに引いて推進力を生むこと―が大事という。
「上半身と下半身が連動することで動きが軽くなります」(津波さん)。

思い切り汗をかいた俊さんは「ひじ、腕の動きや重心の置き方を意識している。2月まで週末はライブ、平日は仕事というスケジュールが続くけれど、30分走なら週2回はできそうですね」と意欲を見せた。

誰かと一緒が練習は楽しい


笑顔でポーズを取る名嘉俊さん


老若男女、誰でも挑戦できて、まだ見ぬ自分に出合えるのがマラソンのいいところだと思う。津波さんと一緒に走れるのはありがたいし、準備期間も楽しみです。一人でやるより誰かと一緒に練習するほうが楽しいと思う。みんなも周りの人を誘ってみて。

 

おきなわマラソンの申し込み、詳細はコチラ >>

 

名嘉俊さんの衣装協力:大会オフィシャルウェアパートナー SVOLME

 

<「名嘉さんのマラソンにかける思い」はこちら>



なか・しゅん
1983年5月生まれ。うるま市出身。結成20周年を迎えるバンドHYのドラム。HYの数々の楽曲を作詞作曲する。フルマラソン初挑戦で完走を目指す!

つは・ますみ
野菜ソムリエプロ、アスリートフードマイスター1級。ミセスジャパン2019沖縄大会クラシックミセス部門グランプリ。フルマラソン自己ベストは2時間59分30秒。



(2019年11月12日 琉球新報掲載)

 



11月4日に自身のブログで再婚を報告し、世間を驚かせたのはタレント・菊池桃子(51)だった。菊池は'95年にプロゴルファーの西川哲(51)と結婚し、2児をもうけたものの、17年後の'12年に離婚を公表している。

「離婚の原因は、夫が浮気を繰り返し、家庭を顧みなかったことだと報じられています。菊池は夫婦生活に懲り、周囲には『2人の子供たちもいるし、もう結婚は考えていない』と語っていたそうです」(芸能関係者)

そんな菊池に再び、結婚を決断させたのが、経済産業省政策局長の新原浩朗氏(60)だったのだ。アイドル時代のかわいらしさをいまも保っている人気タレントと、エリート官僚の出会いは、'15年に発足した安倍晋三首相の私的諮問機関「一億総活躍国民会議」。当時、菊池が民間議員に選ばれたことが話題になったが、新原氏は会議を運営する立場にいたのだ。

東京大学経済学部を卒業し、元通商産業省に入省、その後もエリートコースを歩んできた新原氏だが、なぜか60歳まで結婚することはなかった。新原氏の両親は埼玉県内の一戸建てに住んでおり、父が90歳、母が89歳だという。実は菊池にとって新原さんとの再婚は、介護問題に直面することも意味していたのだ。前出の芸能関係者は言う。

「菊池の実父は60歳という若さで逝去しています。彼女の長女は乳児期に脳梗塞を発症し、後遺症として左手足にまひが残りました。芸能界の仕事に、娘のリハビリにと忙しい菊池を助けてくれたのが実母だったそうです。雑誌のインタビューでは、“明るい性格の母に、子供たちも私も応援してもらった”と感謝の思いも語っていました。そんな実母も高齢になりつつあります。一部週刊誌では足の具合もよくないそうで、菊池が介護しているとも報じられています。今後彼女は、実母と義父母の“W介護”の問題を抱えることになるのです」

W介護を覚悟しても60歳初婚男性への嫁入りを決めた菊池。今回の結婚について、夫婦問題研究家で『岡野あつこの離婚相談救急隊』代表の岡野あつこさんは言う。

「すでに30年ほど結婚や離婚の相談を受けていますが、いわゆる“熟年結婚”はこの20年で3〜4倍に増えているように感じます。寿命も延び、“人生100年時代”ともいわれるようになりましたから、たとえば50歳で死別したり離婚したりしたとしても、あと50年もあるわけです。子育てもある程度ひと段落している状態であれば、“若いときとは違った結婚生活を”という気持ちの余裕も生まれます。菊池さんの長男は23歳、長女は18歳。ちょうど、そういった心境を迎えていたのかもしれません」

また恋愛ジャーナリスト・おおしまりえさんは次のように語る。

「結婚経験のない男性は、年齢が上がってくるほど、“性格に問題があるのではないか”と、思われてしまいがちです。しかし実は50代60代のシニア婚活の場では、未婚は決して不利な条件ではないのです。逆に“未婚男性=資産がしっかりある人”として人気を集めるケースもあります。50代以降で婚活をしている女性たちに理由を聞くと、『経済的な不安を感じているから』といった回答も多いのです。ですから未婚男性たちは、“経済的な安心感を持たせてくれる人”として、モテることもあります」

ちなみに経済産業省の局長ともなれば年収は1,800万円以上にもなるという。まさに新原さんは“経済的に安心感を持たせてくれる人”なのだ。おおしまさんが続ける。

「確かに高齢の男女の恋愛や結婚には、宿命的に“介護問題”がつきまといます。しかし経済的に豊かであれば、施設に入れたり、専属ヘルパーさんをつけたりすることもでき、介護負担を軽減することもできます。高齢の男女が結婚する場合、あらかじめ介護問題や財産分与の問題については話し合っているケースも多いのです。最後になりますが、恋愛や結婚に失敗すると、逆のタイプの相手を次に選ぶこともよくあります。菊池さんの元のご主人は、スポーツマンで女性にもモテたそうですが、だからこそ菊池さんは“逆のタイプ”である新原さんに惹かれたのかもしれませんね」

では当事者である新原氏自身は、今後の菊池との生活について、どのようなビジョンを持っているのか? 本誌は東京都心のマンションで生活している新原氏に直撃取材を試みた。

——新原さん、菊池さんとのご結婚おめでとうございます。すでに菊池さんとは、同居されているのでしょうか?

「いえいえ、彼女はまだ別のところに住んでいます」

——お父さまは90歳、お母さまは89歳ですが、今後の介護問題などについても、菊池さんとお話しになっているのでしょうか?

「そうですね。以前から母の面倒は(介護・福祉関係者に)見てもらっています。見てもらっているというか、ケアしてもらっているということですね」

次期事務次官の最有力候補ともいわれている新原氏。“菊池が見込んだ男”だけあって、万事抜かりはない、ということのようだ。



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▼劇団TOKYOハンバーグの舞台公演『人間と、人間と似たものと。』(座・高円寺1)は、「近未来型黙示録寓話劇」と銘打たれていた。大国が、ある少数民族の浄化を図り、生殖能力を消す細菌兵器を開発したが、予期せぬアクシデントで世界へ拡散してしまった。約20年後、人類全体が滅亡の危機にある中、クローン人間の男女を使って人間を誕生させることに成功したと、科学者が発表する。差別、倫理と科学、臓器提供のために養殖されているようなクローン、不当逮捕・・・。幾つもの糸を20数人のキャストが織り上げていく。

▼やがて、架空の物語の中に、実在の大国や民族の名が登場した。それまで活発な想像を続けていた筆者の頭は、檻に閉じ込められたように動きが鈍くなりかけたが、虚実皮膜をいくなら望むところ。

▼終盤、1人の女性が、今の日本の人々の無関心、見て見ぬふり、忘れやすさについて本当にこれでいいのかと、客席に向かって訴えた。時に「あなた」「あなたも」と手を向けながら。他のキャストが「雑踏」となって行き交う。女性は「街角でプラカードを持って何かを訴えているヘンな人、としてしか見られない」、それでいいのかと訴えた。

▼客席に向けた演説場面を入れる選択を、なぜしたのだろう。観客は、ここまで2時間近く、舞台美術やキャストの動き一つ一つにも工夫が凝らされ編まれた物語に集中し、入り込んできた。直接に訴えかけられずとも、ドラマのまま終わってくれれば、読み取る楽しさも、問いも持ち帰れる。せめて、雑踏の中で訴える女性の声が無音だったら・・・。筆者は、観客である自分をもっと信用してほしかった。

▼このごろ思いがけず、終盤に作者が政治や社会問題について訴えたいことを、畳みかけるように、駄目を押すように、直接的に発する舞台に出くわすことが他にもあった。「こうでもしなければ刺さらない、動かせない」という危機感、もう我慢ならないという切迫感の現れだろうか。

▼講談師・神田松鯉さん(松之丞さんの師匠)が先般、同僚記者に語ったところによると、数十年前、講談を愛した落語家・立川談志さんが、当時若手だった松鯉さんらに語った言葉が忘れられないという。

「世の中が乱れきってしまうと講談が生き返る。こういう生き方があると伝える講談が必要となってくる」

▼史実をベースにした物語を読んで聞かせる講談。「講談には人の道を説くという面があるんです」と松鯉さん。「ただ、堅苦しくなると芸じゃなくなる。泣いたり笑ったり楽しんでいただく中で、人間、そういうこともあるんだなあと、ほのかに漂うくらいでないと」

▼TOKYOハンバーグの舞台、今回はあえて「ほのかに漂うぐらい」を避けたように映ったが、次はどんな選択をするのだろうか。

(宮崎晃の『瀕死に効くエンタメ』第129回=共同通信記者)



地方部記者が担当地域のイチオシを紹介する「J(地元)☆1グランプリ」。秋も深まる中、今回は銭湯に注目しました。沖縄では、昔ながらの銭湯は一つしか残っていませんが、ホテルなどに併設した日帰り入浴やスーパー銭湯は意外とたくさんあるんです。各地域でオススメのお湯どころを紹介します。疲れた体を癒やしにひとっ風呂浴びに行きませんか。


命薬の湯 ★ 国頭村


大浴場からは遠く伊部岳や与那覇岳が望める=国頭村安波のやんばる学びの森


やんばるの森 一望



国頭村安波の県道2号線からさらに奥へ―。やんばる国立公園内を南東に4キロ進んでようやく、国頭村環境教育センター「やんばる学びの森」が見えてくる。その中にある入浴施設「命薬(ぬちぐすい)の湯」は森の中にひっそりたたずみ、まるで“秘湯”。温泉ではないが、湯につかると壮大な自然が心も体も癒やしてくれる。

入浴施設は2014年にオープンした。水は近隣の安波川からひいた軟水で肌当たりも柔らかい。環境に配慮し、お湯はボイラーを使わずに夜間の余剰電力を活用して温めている。

大浴場からは、本島最高峰の与那覇岳を望むことができる。記者が訪れた夕方は、夕日が山々をオレンジ色に照らしていた。露天の五右衛門風呂は大人1人用の小さな湯船で、一つは月桃の葉が入った薬草風呂。湯に体を沈めて耳を澄ますと「ケーンケンケン」とオオシマゼミの鳴き声が響き、風がそよいだ。


やんばる学びの森の山川雄二センター長は「風呂場から見える距離の森にヤンバルクイナが来ることもありますよ。世界自然遺産候補地を見渡せるのが何よりの売りです」と話した。

営業時間は午後5時~10時。宿泊者は無料、日帰り入浴は大人500円、子ども300円。国頭村在住者は大人300円、子ども100円。お湯が入っていない時もあるので行く前に確認が必要。問い合わせはやんばる学びの森(電話)0980(41)7979。



(田吹遥子)



沖縄健康サウナ ★ 沖縄市


大人気の日替わり湯。季節ごとに楽しめる=沖縄市の沖縄健康サウナ


日替わり湯 人気



引き戸を開けると、ラベンダーの香りに鼻腔(びくう)をくすぐられ、なんとも幸せな気分になった。むわっとした湿気も心地よい。沖縄市与儀の「沖縄健康サウナ」は今日も人足が途絶えない。湯に漬かる習慣が少ないといわれるウチナーンチュの定説を覆すように、客は地元民が9割を占める。

県総合運動公園に隣接する同施設。職員の仲村亜希子さん(41)によると、おきなわマラソンの日は1年で最も多くの利用がある。汗を流そうとランナーたちがなだれ込むという。早いタイムでゴールすれば少しはゆったりと漬かれるのだろうか。「いいえ、リタイア組が先に入っているので…」。のんびりしたいならば、別の日がお勧めのよう。


季節ごとに変わる日替わり湯は現在、薬湯、ゆず、ラベンダー、よもぎの4種類。リラックス効果やコラーゲンの生成など効能もそれぞれ。曜日固定はしていないので、どの湯にあたるかはその日のお楽しみだ。

風呂はシャワーだけで済ます? そんなのもったいない。大きな浴槽につかり優れた温浴効果を享受する贅沢(ぜいたく)がすぐそこに。「そうだ、風呂行こう」

営業時間は午前8時~午後11時、年中無休。利用料金は大人(中学生以上)1400円、小学生700円、幼児無料(大人1人につき1人まで)。問い合わせは沖縄健康サウナ(電話)098(923)2357。

(新垣若菜)



猿人の湯 ★ 南城市


高台から中城湾を望みながら、天然温泉を堪能できる(ユインチホテル南城 天然温泉さしきの「猿人の湯」提供)


プロが入浴指導



“猿人ポーズ”の入浴指導員・井勝毅さん。取材中、何人もの常連さんに声を掛けられていた

「温泉ソムリエ」をご存じだろうか。温泉初心者から通の人まで、年齢や体調に合わせた最高の入浴メニューを提案する温泉のプロだ。高台から中城湾を眺望しながら天然温泉を掛け流せる南城市佐敷の「天然温泉さしきの『猿人の湯』」には、ソムリエと入浴指導員がいる。指導員の井勝毅さん(42)に話を聞いた。

「猿人の湯」では、地下から湧き上がる太古の化石海水が含まれた天然温泉を堪能できる。ろ過・加温・加水をしていない自然の恵みたっぷりの源泉だ。こりをほぐす打たせ湯もある。


「温泉でみんな元気になってほしい」。そう話す井勝さんに、言いにくいが本音をぶつけた。「実は、温泉苦手なんです。疲れてしまうんです」。そう伝えると井勝さんは「体に負荷が掛かる入浴をしているはず」と分析。休憩を挟みながら足、腰、肩と順序よく湯に漬かる入浴メニューを提案してくれた。半信半疑のまま提案通りに入浴してみると、確かに快適に過ごすことができた。温泉のプロ、恐るべし。

平日は午前7時(土日は午前6時半)~午後11時。入浴は大人1650円、子ども750円。(電話)098(947)0112。



(嘉数陽)



シギラ黄金温泉 ★ 宮古島市


青空と花々に囲まれ、自然が堪能できる広々とした露天風呂「ジャングルプール」(シギラセブンマイルズリゾート提供)


南国気分を満喫



「宮古ブルー」の美しい海で観光客を魅了する宮古島。「南国リゾートで温泉?」という意外性もあるが、広々とした敷地で青い空と海、緑や花に囲まれ自然を堪能しながらゆっくりと入浴できる温泉がある。宮古空港から約15分、宮古島南部にあるシギラセブンマイルズリゾートの一角にある「シギラ黄金温泉」。黄金色に輝く天然源泉の湯に漬かり、安らぎのひとときを過ごすことができる。


地下1250メートルから湧き出る温泉は、源泉温度50度で、日量800トンという豊富な湯量を誇る。施設内には水着着用で入浴する「水着ゾーン」と、通常通りに入浴する「男湯・女湯ゾーン」がある。そのほか、時間貸しで利用できる、専用露天風呂が付いたプライベートルームも備える。水着ゾーンの露天風呂「ジャングルプール」はシギラ黄金温泉の目玉。南国雰囲気漂う植物に囲まれた広々とした敷地では、家族連れでも楽しむことができる。夜間は幻想的にライトアップされ、星空を眺めつつ、波の音に包まれてじっくりと温泉に漬かることも可能だ。

営業時間は11月~3月中旬までは正午~午後10時。入館料は大人1530円、子ども820円(3歳以下無料)。水着のレンタルもある。問い合わせはシギラ黄金温泉(電話)0980(74)7340。

(真栄城潤一)






至れり尽くせり

昔ながらの銭湯は全国に3千軒超あるようですが、減少傾向に歯止めはかからないようです。内風呂の普及や銭湯そのものの跡継ぎのいないことが主な減少原因のようです。中でも県内は全国で最も銭湯が少ない県とか。

全国調査ですが、それでも老若男女の7割近くが実は「銭湯好き」という、ある民間調査会社のアンケート結果があります。健康ランドやスーパー銭湯と呼ばれる新たな入浴施設の台頭は、その反映でしょうか。県内でも特色ある「銭湯」が登場しています。気分転換やリラックス、疲労回復、健康増進と至れり尽くせりの銭湯に足を運んで鋭気を養ってはいかがでしょう。

(学)


(2019年11月10日 琉球新報掲載)


(C)JMPA


11月9日、東京・皇居前広場で行われた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」。嵐の櫻井翔(37)は、お祝いの言葉をこう語っていた。

「一人でも多くの方をほんの少しでも笑顔にすることが出来たら。ただただその想いのみで、エンターテイメントを追い求めてきただけのグループです。国民に寄り添い、想いを寄せておられる陛下に、日々の感謝の想いをお伝えし、お祝いの会に少しでも華を添えられますよう、心を込めて精一杯パフォーマンスをしたいと思います」

嵐が国民的アイドルとして改めて認知された日だった。

「一度、何事にも縛られず自由に生活してみたい」というリーダー・大野智(38)の思いから活動休止という選択に至ったメンバーたち。その大野自身に最近変化が見られるようになった、とテレビ局関係者は言う。

「これまで20年間、走りに走ってきた大野さんは『休みたい』という思いが先行していました。ただ、嵐20周年にあたり“活動休止まで、どうファンに喜んでもらえるのか”と、メンバー同士でまた話し合うことが増えたんです。最近の大野さんは明るさが増して『忙しい〜』と笑顔で話すようになりました。大好きな釣りに行けない代わりに移動の合間にYouTubeで釣りの動画を見てリラックスしています」

音楽関係者もこう語る。

「『誰一人欠けることなく、この5人で20年こられたことに感謝。この4人じゃなかったら、絶対今ここにいない』と、最近は以前にも増して、ほかのメンバーへの感謝を口にするようになりましたね」

大野は10月31日の東京ドームのコンサートで、こんな発言をした。

「もう4人の顔見てると泣けてくるんだよね。20年も一緒にやってると、相葉ちゃんなんてね、飯食ってるだけで涙出てくる。よくかんでるなぁって(笑)。それくらいの、20年の思いっていうのはあるんだなと思いました。こうやって20年、毎年コンサートできなかったら多分僕のおなかはたっぷんたっぷんでしょうね。まあ、こうして体形は維持できています。休止後もこの体形を維持できるように頑張りますし、休止後も家で1人、コンサートをやります」

活動休止後も再び表舞台に立つことを目指すビジョンを示した彼。11月26日に39歳の誕生日を迎える。

「『国民祭典』のトリを務めるという意義を誰よりも深く感じとったのは大野さんだったそうです。終演後、嵐のリーダーとして20年の意義をかみ締めていたといいます。SNSで過去の映像を見直すことが増え、自分の歩みを振り返りながら“充電後は、やっぱりまた5人で”という思いを強くしたそうです」(イベント関係者)

「嵐の再始動」を誓った大野。しばしの休息が、改めて“嵐愛”を確認する時間になってほしい——。



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こんにちは!みはるです。
突然ですが、野菜が身体にいいのはもちろん皆さんご存知ですよね。
「いやいやいや、当たり前でしょ!!」と、思われるかもしれませんが、
実は昔と違って現代のお野菜にはほとんど栄養素がない?!という話を耳にし・・・(涙)

今や、夏でも白菜やキャベツ、冬でもきゅうりやトマトが買えたりしますよね。
でも、よくよく考えてみると、旬とか関係なく一年中同じ野菜が買えるのって、実はおかしい?? と思ったり。
「本来育つ時期ではないのに育てるから、旬の時期よりも育成に時間がかかったり、使う農薬の回数も増える」とおっしゃる農家の方もいました。



無農薬野菜がいつでも買えたらいいのですが、そうもいかないですよね・・・。
そんな時は「旬の野菜」を取るようにするだけでも良いそうです♫

特に、沖縄の野菜は本来栄養素を残しているものが沢山あると言われています。あまり品種改良されず在来種が多く残っているからだそうですよ。



ウンチェー、イーチョーバー、シマナー、フーチバー、フーロー豆、島人参……などなどなど
ビバ沖縄野菜!!
しかもお値段もお手頃なものが多く主婦にはありがたい〜。








貧血の時には「ジービン(ツルムラサキ)を食べなさい!」とお医者さんにも言われ一生懸命食べていました。
子どもにもたくさん食べてほしいのですが・・・少し味にクセがある野菜が多いのでベーコンやポークと一緒に炒めたりすると喜んで食べてくれますよ〜。

沖縄に住み始めた頃は内地では見なかった野菜の多さにビックリしたみはるでしたが、今ではすっかり島野菜ライフ楽しんでます♪


(えくぼママライター みはる)

 


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☆ プロフィル ☆


みはる
東京出身。浦添市在住。 元幼稚園教諭であり元保育士。現在えくぼママとして活躍中!
よく言われるのは、元気。いつも笑ってる。よく喋る。
2014年生まれのヤンチャな長男と穏やかな旦那さんとの3人家族。
自然派育児を楽しみながらマイペースに子育て中。
野望は家族で世界中に滞在することが仕事になること☆

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