ちょっと人には聞きづらい…男の子の〝おちんちん問題〟どうしてる? ☆えくぼママ沖縄子育て☆


ちょっと人には聞きづらい…男の子の〝おちんちん問題〟どうしてる? ☆えくぼママ沖縄子育て☆
この記事を書いた人 稲嶺 盛裕

初めてのわが子が男の子 女親のとまどいは…

こんにちは!みはるです。

妊娠が分かったとき、「嬉しい〜!!」と同時に、

「私、大丈夫かしら??」と不安も少しよぎった私。

元幼稚園教諭・元保育士。
「子育てのプロなんだからいつ妊娠しても安心だね〜♪」
なんてよく言われてましたが・・

0歳児は受け持ったことない!!!! 私なのでした笑

「資格を持ってるんだから大丈夫よね」という周囲の目線からの勝手なプレッシャーを感じておりました。

ましてや、お腹の子が男の子だと妊婦検診で言われたものだから、年のすっごく離れた兄しかおらず、妹とほぼ2人姉妹で育った私はやっぱりちょっと不安なのでした…。

そんな私だったので、産後に「お母さんのためのおちんちん講座」なるものを受講することにしました。

自身も男の子を育てている助産師さんが開いている講座で、男の子を育てているお母さんたちがたくさん参加していました。

私が出産した産院では、おちんちんの洗い方もちゃんと教えてくれたのですが、首がまだ座らない我が子を片手で支えながら洗うという役割は、手の大きな父親が担ってくれていたこともあり、オムツ替えはするけれど…というくらい、初めは少し遠慮がちなおちんちんとの関わり方でした。
 

「おちんちん講座」で学んだこと

講座ではおちんちんの剥き方、戻し方なども教えてもらい、お母さんたちもみんな真剣そのもの。

そして、この講座で「なるほど!」と思ったことは、

「親だからといって、子どものプライベートゾーンをむやみに触らないこと」

ということ。

オムツ替えの時はもちろん、洗う時も必ず声を掛け、嫌がるのなら無理にはやらない。(「拭かないと痛くなっちゃうからもうちょっと拭かせてね〜」と説明するなど、ちゃんと本人の了承を得ることが大切なのだそう)

子育てにおいて、子どもの〝NO〟を無視して親が強要し続けてしまうと、「大人には逆らえない」という気持ちを育ててしまいかねません。そして将来、人に自分の思いを強要したり、強要されると断れない人になったりする可能性があるとのことでした。

プライベートゾーン(下着で隠れるところ)について、むやみに人に見せたり、触らせてはいけないところだと、親も配慮して伝えていくことで、子ども自身が知らずに性犯罪に巻き込まれることを防げたり、他者に強要したりせず、自分も他人も大切にすることを学ぶことができるのだそう。
 

〝自分でできる〟を大切に

少し大きくなってくると「自分でやる!」が増えてきますよね。
「自分で洗う!」「自分で拭く!」となった時に、「できないんだからお母さんがやろうね!」とこちらの都合で無理やりやるのではなくて、子どもがやりたいと思った時に、ちゃんと自分でできるように小さいうちから教えてあげたいものです。

「親の役割は何でもやってあげることではなくて、自分でできるように伝えてあげること」とも教わりました。

今では3歳になった息子くん。
お風呂では自分でおちんちんを剥いてちゃんと洗って戻しています。

1歳くらいの時に炎症(亀頭包皮炎)を起こして、それはもう親子で大変な思いをしました。
自分でも洗えるように伝え、毎日洗うようになってからは一度も炎症を起こしたことはありません。

これから先、成長していく中で、女親で分からないことも出てくるかと思いますが、そこは父親や周囲の協力を得ながら、「成長過程で起こる生理現象は決して恥ずかしいことや病気ではないんだよ〜」と伝えていきたいと思っています。

子育てって、本当に親も一緒に毎日成長!ですね。

(えくぼママライター みはる)

 

 

☆ プロフィル ☆

みはる
東京出身。浦添市在住。 元幼稚園教諭であり元保育士。現在えくぼママとして活躍中!
よく言われるのは、元気。いつも笑ってる。よく喋る。
2014年生まれのヤンチャな長男と穏やかな旦那さんとの3人家族。
自然派育児を楽しみながらマイペースに子育て中。
野望は家族で世界中に滞在することが仕事になること☆

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