木下大サーカスを100倍楽しむ㊙テク大公開! 


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世界を感動させた木下大サーカス

5年ぶりに沖縄上陸!!

 2017年12月15日から豊見城市豊崎タウン特設会場で木下大サーカス沖縄公演が始まって約1ヶ月。まだサーカスを見に行っていない人のために、木下大サーカスを楽しむ見所を紹介する。すでに見た人ももう一度見に行きたくなるかも!?

 

会場は?

 

収容約2000人の大テント!

 木下大サーカスの会場は、真っ赤な楕円形の巨大テント。中は中央にステージとバイクホールが鎮座し、ステージ正面にリングサイドA席、両サイドにB席C席と続く。後方は中央からロイヤルブルー席ロイヤルイエロー席自由席となっている。観客席は約2000人収容だが、ステージからの距離が近くコンパクトにまとまっているので、後ろ側の席でも十分にショーを楽しむことができる。席によって見え方ががらりと変わるので、何度でも足を運んでほしい。
 


ロイヤルブルー席

 

サーカス全体を見るならココ!
初心者、子ども連れにおすすめ

 舞台正面後方のロイヤルブルー席。ここからは舞台全体が見渡せる。サーカスを初めて見る方、小さなお子様連れに最適な席だ。特に空中ブランコを楽しみたい方はロイヤルブルーからの観覧がおすすめ。一糸乱れぬ妙技の数々を見ることができる。

サーカスの華、空中ブランコ。息を飲む大技の全貌を見ることができる

リングサイド席

 

手に汗握る大迫力を感じたいならココ!

 臨場感と迫力を求める人におすすめなのが、舞台から最も近いリングサイド席。特に舞台正面のA席は真正面から動物やパフォーマーを見ることができる絶好の場所。

 演者の表情や筋肉の張り、細かな動きまでも感じることができる。動物ショーはあまりの近さに驚いて泣き出す子どもも。

 かぶりつきでショーを楽しみたい、芸の凄みを体感したいという方は、ぜひ大迫力のリングサイド席へ。

リングサイドB、C席はホワイトライオン世界猛獣ショーを楽しむ絶好の場所。ライオンがジャンプする姿が最もよく見える。
ゾウのワッサナーちゃんの芸。リングサイドAからだとあまりの近さに圧倒される。
ステージ右側のリングサイドB、Cから見た古典芸「坂綱」。見上げる形が新鮮だ。

\沖縄出身のパフォーマーも大活躍/

ベテランと新人が技披露

 沖縄公演に出演する県出身パフォーマーは2人。入社23年目の下地和也さん(40)=石垣市出身=と、入社2年目の今村翔さん(24)=北中城村出身=だ。下地さんは空中ブランコのフライヤーとして活躍。今村さんはオープニングショーやコミックショー「スーパーキャッツ」に出演する。

空中ブランコ終盤でブランコからネットに飛び降りる下地さん。ステージ向かって右サイドB席に向かってロケットのように飛び立つ。あまりの勢いに悲鳴が上がることも
オープニングショーでアクロバティックな動きを披露する今村さん。左サイドリングBからC席にかけての観客に再接近する

 

公演前後も楽しめる

 

楽しい仕掛けと安心の設備

 ショーが始まる前、終わった後もワクワクする仕掛けがいっぱい。公演終了後には有料で、可愛らしいパフォーマンスを披露するゾウのワッサナーちゃんと写真撮影ができる。収益はタイにある像の保護を目的とした病院「キノシタ・エレファント・ホスピタル」へ寄付される。ぜひサーカス観覧の記念にどうぞ。

こんなに近くで写真が撮れる
上演前のピエロと観客のふれあいタイム。サーカス開始に向けて気持ちも盛り上がる

\オリジナルグッズも充実!/

売り子は実はパフォーマー!?

 サーカス会場への飲食物の持ち込みは禁止されているが、その分売店が充実している。100種類を超えるオリジナルグッズのほか、お菓子や飲み物、フライドポテトやポップコーンなどの軽食、生ビールも販売されている。

 販売員の中にはばっちりメイクの女性の姿も。なんと舞台で神業を披露するパフォーマーが販売員として売店を切り盛りしている。

ばっちりメイクの女性。吊りロープに出演している
売店を切り盛りする男性。空中ブランコのキャッチャーとして活躍する

 

安心の設備

 

会場内トイレには車イス用スロープも

 大きなイベントで心配なのがお手洗い。特に小さな子どもが一緒だとオムツ交換できるかどうかも気になるところ。サーカス会場内には車イス用のスロープがついたバリアフリーのお手洗いを含めて全て洋式トイレ。女性用14個室、男性用16ヶ所と充実している。

 テントの外側にはベンチや自動販売機も設置されているのでゆっくり休憩することもできる。
 

プレビュー
木下大サーカス沖縄公演

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