小説家で医師、沖縄生まれの知念実希人さんが100年後に期待すること

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 スポーツ、芸能、文化で活躍する県出身者にそれぞれの100年後の展望を聞いた。そこからは、 「平和」「文化の継承」や「島の風景は変わらずに」「当たり前を大切に」といったキーワードが見えてきた。変わってほしくない沖縄、新たな沖縄─。皆さんの100年後に残したい夢は何ですか?




文芸、文学と呼ばれるものは一種の伝統芸能だと思う。映像もなく、音楽もなく、文字だけで表現する芸術。それはこの国で千年以上綿々と受け継がれ、日本語という言語の可能性を追求し続けてきた。

しかし、古文の知識がなくては平安時代の書物を読むことができないように、文芸はその時代ごとにダイナミックに変化してきた。その様は、日本語という言語が内包している柔軟性を証明している。近年、文芸は衰退の一途を辿っていると言われているが、100年後もその時代に沿った形に変貌を遂げつつ、日本語の美しさを表現し続けていると確信している。

その様子を自分の目で見ることができるか? その点に関しては私は医師でもあるので、100年後の医療の進歩に期待したい。



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