大坂なおみを紅白目玉に!NHKが用意した“超VIP待遇”


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
(写真:アフロ)

「今年の『紅白』は昨年の安室奈美恵さん(41)のような明らかな“目玉”出場者がいません。そのため局は“今年の顔”となったテニスの大坂なおみ選手(21)に熱烈なオファーを出しています。大坂選手の出演は、局上層部からの“至上命令”なのです」(NHK関係者)

今年は平成最後の『紅白』とあって注目度が高いものの、これまで発表されたアーティストに“驚き”がないのが実情。出場者数も平成に入って最少の全43組だ。

「近年は歌手だけでなく、審査員の人選にも力を入れており、特にその年に目覚ましい活躍をしたアスリートが数人、審査員として出演しています」(スポーツ紙記者)

今年は8月のアジア大会で女子として初の6冠に輝いた競泳の池江璃花子選手(18)がすでに内定。実はNHKは池江選手に加え、9月にテニス全米オープンで日本人初の四大大会シングルス優勝を果たした大坂なおみにも優勝直後から出演交渉を進めていたという。

「審査員で出演していただければ、流行語大賞にもノミネートされた“なおみ節”が大いに期待できます。愛くるしいキャラが、出演アーティスト以上に話題になりますからね」(前出・NHK関係者)

とはいえ、米国育ちの大坂選手は『紅白』にそもそもなじみがなく、交渉は当初から難航――。

「そこで局は“超VIP待遇”を提案しました。本来、審査員はNHKホールから遠く離れた局内の控室を使用しますが、特別にNHKホールに数室しかない“個室楽屋”を確約すると伝えたんです。さらに軽食として、大坂選手の大好物・特製カツ丼も用意すると……」(別のNHK関係者)

色よい返事が返ってこないまま、月日が経過していったという。

「11月頭、彼女は大みそかにオーストラリアで開幕する『ブリスベン国際』に正式に出場を決めたんです。そのため審査員は断られました」(前出・NHK関係者)

それでも局側は大坂選手に“ゲスト出演”を懇願しているという。

「できれば、現地からの生中継を望んでいます。今年を振り返るひと言や試合前に聴く音楽の話、企画を絡めたコメントなど複数の案を提案しているそうです。それもかなわなければ『ビデオ出演だけでも……』と局としては異例の低姿勢で交渉を粘り強く続けています」(前出・NHK関係者)

NHK広報部に大坂選手の『紅白』出演について確認すると、「まだ聞いていないので、お答えできません」との返答だった。大坂選手が『紅白』出場を決めるにはNHKのさらなる“サービスエース”が必要かも。
 

【関連記事】

大坂なおみルーティンの効果 専門家語る取り入れるべき理由

大坂なおみ変えた10のルール「試合後バナナ」「靴は右から」

大坂なおみ変えた錦織圭の言葉、3度の食事会でメンタル助言