看病するママパパにもご褒美を処方してほしい! 100cmの視界から―あまはいくまはい―(42)

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インフルエンザの嵐がわが家にもやってきました。娘がなり、息子にうつり、最後は夫に。私は子どもとずっと一緒に居たのですが、なぜかうつらない。免疫力が高いのか、子どもの頃にインフルエンザにかかりまくったので免疫があったのか、気力で乗り切ったのか。

熱で菌をやっつけたほうがいいと思っていたので、タミフルはあえて使いませんでした。タミフルを飲んでも、解熱は1日しか変わらないという記事も読んだからです。熱は2日で下がり安心したのもつかの間。ぶりかえし、薬を飲ませればよかったかな? と後悔しました。息子は幼稚園の発表会を控えていたからです。ひやひやしながらも、どうにか回復し、発表会も無事終えました。


姉、おいっ子と一緒にイルミネーションを見に。この翌日、わが家のインフルエンザが始まりました

そんな中ありがたかったのは、登園許可証をもらうため、知り合いが元気になった子ども2人を病院に連れて行ってくれたこと。私は1時間1人でリラックス。ソファに横になると、体が重くて自分でもびっくり! 子どもを心配する1週間の気持ちの浮き沈みは、ジェットコースターのようでした。ほんと、心も体も疲れました。

手伝いに来てくれた姉と、子育てって大変だよね、と話しながら「でもお母さんが大変そうなところを見たことがないよね」という話題に。仕事もフルタイムしていた母がスーパーウーマンだったから? 父がイクメンで協力的だったのかな? 祖父母の助けがあったから? 母はいつも豪華な食事を作り、おしゃれにも手を抜かず、家もきれいにしていました。いろいろ考えた末「きっと私たち姉妹3人が手のかからない、いい子だったんだね」ということに落ち着きました(笑)。こんな能天気なところが、娘全員、母譲りでしょうか。

そして、わが家は第2弾の嵐が! ずっと家に居て私とべったりだった子どもたち、何をするにもイヤイヤ全開! 起きたくない! 保育園に行きたくない! あーんして! 着替えさせて! 絵本読んで! とリクエストのオンパレード。常に「ママ! ママ! ママ―――!!!」と2人に泣き叫ばれます。体もまだ本調子ではないのでしょう。家は汚れ、仕事も疲れもたまり、私はイライラ。できる限り時間に余裕を持って、ギュウと抱き締めてあげ、あーんしてあげ、落ち着くのを待つのみです。子育ては時には本当につらいですね。修行です。

子どもの診察に付き添うママには、ご褒美も処方されたらいいのに。おいしいものをゆっくり食べ、思う存分眠ってダラダラしたいです。子育て中のみなさん、今日もお疲れさまです! 



(次回は来月5日掲載)


伊是名夏子

いぜな・なつこ 1982年那覇市生まれ。コラムニスト。骨形成不全症のため車いすで生活しながら2人の子育てに奮闘中。現在は神奈川県在住。

 

(2019年2月19日 琉球新報掲載)

 



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