大型連休を楽しむにはフードも大切ですよ!「ヨシキカーニバル」ことライター・長濱良起が本島内を巡り、みんな大好きなハンバーガーの名店を訪ねました♪
羽地内海に浮かぶ屋我地島。沿岸部の裏道を抜けると見えてくるのが「ベンジャミンバーガー」です。ウッド調でもともと民家だった店舗は、窓も大きく開放的で落ち着いた雰囲気です。
一番人気は「ベーコンチーズバーガー」(980円)。バンズもパティもソースも全て自家製で、こだわりにこだわっています。粗めに挽いた肉が、これでもかという程に肉々しく、ジューシーさも加わり一層楽しませてくれます。ニューヨークで本場の味に出会い、ハンバーガーに魅了された店主の小橋川洋平さん。食べ歩きの末にたどり着いた究極の味をどうぞ。
BONESの初代阿麻和利バーガー
山間の小道を抜けた広場に立地する「BONES」。西部劇に出てきそうな演出がちりばめられ、ワクワク感をかき立てます。
一押しメニューは勝連城主の名を入れた「初代阿麻和利バーガー」(1296円)です。食べた瞬間にうまみと甘みのダブルパンチ! ずっと食べたいくらいです。ソースに神村酒造の酒かす、バンズに津堅島産ニンジンパウダー、ムースに伊計島の黄金芋を採用しています。75度の低温調理で柔らかく仕上げた豚ロースを、勝連城壁に見立てて何層にも積み上げました。うるま市への愛情がとてもとても詰まってます。
石垣島キッチンBinの石垣牛ベーコンチーズバーガー
本島にいながらにして石垣牛のバーガーを楽しめる「石垣島キッチンBin」。人気ナンバーワンはやはり「石垣牛ベーコンチーズバーガー」(1280円)です。石釜で焼き上げたバター風味漂うバンズの甘みと、しっかりはみ出したベーコンの塩味がこの上ないコンビネーションを発揮してくれます。極めつけは石垣牛パティ。しょうゆベースのたれやフレッシュ野菜と相まって、おいしさがマックスに引き出されています。
店を構えて16年目、石垣島出身の新城永敏さんの笑顔もステキです。人柄の良さがおいしさにも表れた一品です。
アメリカ食堂のタワーバーガー
写真を見れば分かるでしょう!大変なことになっていますよ。その名も「タワーバーガー」(4104円)。3種類のバーガーを一串に、高さは堂々の約40センチ。見た目だけではなく、漂う香りも通常の3倍なので食欲が刺激され続けます。
タワー「1階部分」の「島豚あぐー沖縄バーガー」はゴーヤーの卵とじも挟まり、ちょうどいいタイミングでやってくる苦味とサクサクとした食感がこの上ないアクセントです。
県産あぐーを惜しみなく使った専門店の本気作。店は国際通りに面しているので、気軽に立ち寄れば最高の思い出になること確実です。
(2019年4月13日 琉球新報ゴールデンウィーク特集掲載)