ニュースで考える「正義感」 [まーちゃんのお笑いニュース道場]

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はいさい! 本土への旅行中偶然火事に出くわし、火災現場から少女を救った沖縄の男子高校生に、借金だらけで年中家計が“火の車”状態の僕のお財布も救って欲しい三流ヒンスー芸人です。

そのことが知られると、校内で男子高校生は「ヒーロー」とか「ファイヤーファイター」などともてはやされたそうで。もし僕が助られた少女だったら、救ってくれたこの男子高校生に恋の炎が燃え上がるけどや。そして告白しちゃうね「私の王子様、いや私のファイヤーファイター様っ。あなたのことを想うと毎日胸が痛いのっ、今すぐ私をレスキューして!」なんてさ。
えっ、時代は令和なのに告白の仕方が昭和っぽい? 確かに! これじゃあせっかく助けてもらったのに、心に“大ケガ”しそうだや。



高校生の正義感とはまったく違い、よく分からない“正義感”を発揮しているのが丸山穂高衆院議員。北方領土の国後島を訪れた“ビザなし交流訪問団”に同行していた丸山議員が、島の宿泊施設で酒を飲み「戦争で取られた島は戦争で取り返すしかないのでは?」という趣旨の発言をしたとか。この不適切発言を丸山議員は後日、謝罪したらしいけどさ。でも発言がいろんな所で“炎上”しちゃってね。丸山議員を救ってくれる“ファイヤーファイター”は現れず、議員は所属していた日本維新の会から除名処分を受け、他の党の議員達からも議員辞職勧告決議案を提出されちゃって。


イラスト:なめたけ子

個人的には僕がファイヤーファイターになって、炎上している丸山議員を消火してあげたいけどや。消火活動はせっかくだから丸山議員の好きなお酒、ロシア産のウォッカをぶっかけてね。あっ、それだと逆にもっと炎上しちゃうかぁ!?
領土問題はむつかしいね。北方領土の周りに金網のフェンスを張りめぐらせるのはどう? そうすれば、ロシアに何を言われようと“わがもの顔”でその土地をいつまでも利用できるよ、沖縄に居座り続ける米軍みたいにさ。え、北方領土は元々日本のもの?だよね~。あれっ? 沖縄の米軍基地の土地は元々誰のものだっけ?
よく分からなくなってきたから、ウォッカ飲んで寝るや~。

(小波津正光、お笑い芸人)

 



■維新・丸山氏 戦争で取り返すのは賛成ですか/戦争なんて言葉 使いたくない 元島民・大塚氏/北方領土 交流の夜に(5月14日付、2面)

高3玉城さん少女救助/連休埼玉 火事2階よじ登り/「人を救う仕事もいいな」(5月16日付、1面)

 

 




まーちゃんからのお知らせ


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◆演芸集団FEC「基地を笑え!お笑い米軍基地~本島縦断オール新作ツアー~」

6月30日午後6時~ @名護市民会館大ホール 
(6月15、16日の那覇市公演、22日沖縄市公演は完売しました)
前売り一般2000円、高校生以下 1000円(当日500円増し)
問い合わせFECオフィス ☎098(869)9505。



(2019年5月24日 琉球新報掲載)



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