びしょびしょタオルで始めたこと ☆えくぼママの沖縄子育て☆


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

わが家の王子さまが小さかった頃のある日のお話。

朝、私が掃除をしていると、急にタオルを引っ張り出し、「ちょっと待っててね!」と言いながら、洗面所でジャージャーとタオルを濡らし始めた。
濡らしたタオルを持ってきて、「雑巾かけする!」と言って、タオルがびしょびしょのまま雑巾かけしてくれました。

全然うまく絞れていないからフローリングが水浸し・・・

最初は黙ってバスタオルで後ろから拭きながら追いかける。

「ありがとう!雑巾しぼろうね」と言ってタオルを絞ってあげたら、今度は「バイキンついてるからね!」と言って窓やらテレビやら拭いてくれた。

テレビモニターを濡れたもので拭くのは良くないけど、我慢、ガマン

ちょうど、彼の手垢の付いた部分がきれいになっていました。

子どもは見ている。
いつも何も言わないし強制しないのに、時々、自然にお手伝いしてくれる。
もちろん、邪魔する時もある。

でも、親の真似して成長するんだなと思うと、あらためて親の行動の大切さを思う。
基本的に危険なことを除いては、幼児の行動は本人が気がつくまで任せたい。
幼児だって考えている・・・どんな風に考えているか観察しながら見守る。

まっ、掃除の後は、桜吹雪の如くカードをばら撒いていたけれど。
反抗して、カードはしばらく放置されていたけど、夜にはキレイに片付けていた。
時々、片付けない時は私が片付ける。

王子さまも、散らかすだけ散らかして気が済んだら自分から片付ける。
片付けを楽しんでくれたら自分から進んでやるようになると思う。

掃除や片付けをしている子どもへの声かけは「面白いことしてるね!上手だね!」が良い時もあると思うこの頃です。

(えくぼママライター ライパンママ)

 

☆ プロフィル ☆

ライパンママ

43歳で第2子を出産。やんちゃな男子2人の40代ママ。

イラストを描いたりデザインしたり、フリーランスで働きながら、

食いしんボーイズのために日々、料理と育児を楽しんでいます。

アイコンをクリックして「たいようのえくぼ」ページへ↓

クリックすれば「たいようのえくぼ」へ