錦戸亮退所で村上信五が漏らした苦悩「いよいよ解散しか…」


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9月末日で関ジャニ∞を脱退し、ジャニーズ事務所も退所することが明らかになった錦戸亮(34)。15周年記念ツアー「十五祭」が終了した直後の“退所宣言”だった。昨年4月には、渋谷すばる(37)が脱退を決断。メンバー同席のもとで会見を行っている。そのとき錦戸はこう語っていた。

「僕ら自身も6人でこれからやっていって。すばるくんに『どうや』と言えるような僕らでいたい」

関ジャニ∞は02年に8人グループとしてデビュー。だが05年に内博貴(33)が脱退。その後は7人で地道に活動を続け、今日の地位を築き上げてきた。昨年には安田章大(35)に脳腫瘍が見つかり、摘出手術を受けることに。今こそ団結しなければ……。そんななかで渋谷が脱退表明。錦戸のショックは大きかったという。

それから1年。錦戸が出した決断に、ファンの間で衝撃が走った。宣言の1カ月前、村上信五(37)は“絶望の肉声”を漏らしていたという。

「村上さんはいつも明るく元気なキャラですが、実は『いつまでアイドルを続けられるんだろうか』と話すこともありました。昨年に渋谷さんが抜けると決まったときも『しんどい』と弱音を漏らして。あんな彼を見たのは初めてでした。先月も彼と話しました。そのときも『錦戸もやめてしまう。メインボーカルが2人ともいなくなってしまえば、いよいよ関ジャニは解散しかない』と、あまりの重圧に悩んでいました」(村上を知る芸能関係者)

人知れず苦悩を抱えていた村上。だが残るメンバー5人で必死に前を向こうとしていた。

「3月に錦戸さんの事務所退所が決まってからも、村上さんは残るメンバーたちと話し合ってきました。そのなかで、何度も勇気づけられたそうです。関ジャニ∞は関西発のグループで、ジャニーズのなかでは決してエリートと言える存在ではなかったかもしれません。でも彼らは持ち前のガッツと雑草魂を武器に、がむしゃらに活動してきたんです。そのことを思い出した村上さんは『落ち込む前に、やれることをやろう!』と言って、5人と再スタートを誓ったといいます。大倉忠義さん(34)も最近ではみんなをまとめようとして、これまで以上に率先して動き回っていますよ」(別の芸能関係者)

9月3日に行われた「十五祭」の最終日。6人で行う最後のステージとなるなか、舞台上で錦戸はメンバーと変わらぬコンビネーションを見せていた。最後には深々とお辞儀をする姿も。そして村上の目には涙が浮かんでいた——。

関ジャニ∞は、今年11月からさっそく47都道府県ツアーを行うことが発表されている。5人態勢での初のステージだ。錦戸の退所に際し、5人は連名でこんな決意をつづっていた。

《1人でやっていく覚悟、送り出す事を決めた5人のメンバーの決断をどうにか分かっていただける日が来るように、全員がこれからの活動で示さなければと思っています》

別れを乗り越え、錦戸と関ジャニメンバーの5人たちは一歩を踏み出そうとしている。

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