旧盆初日の26日、先祖を迎えるウンケー(お迎え)が県内各地の家庭で行われ、家族や親戚らが集まり料理や果物などを供えた。
南風原町喜屋武の中村孫吉(そんきち)さん(84)宅では家族や親戚ら22人が集まった。孫やひ孫らのにぎやかな声に包まれ、玄関先と仏壇の前で手を合わせて先祖を出迎えた。
中村さんの長男の高一さん(52)は「正月、綱引き、お盆の時は家が親戚で活気づく。孫やひ孫の顔が見られて父も喜んでいる」とほほ笑んだ。
ひ孫の城間歩(ある)さん(9)=北丘小3年=は「みんなで集まって鬼ごっこをして遊ぶのが楽しい」と顔をほころばせた。