磯のフカセ釣りを中心に色んな釣りを楽しんでいる宮平聖也さん。最近は船からの大物釣りにもハマっていて、週末は仲間を集めて船釣りすることも多い。台風一過の9月16日も釣り仲間6人で渡名喜沖の泳がせ釣りに出掛けた。
午前6時に漣太丸で那覇を出船し、渡名喜沖で餌となるグルクンを狙った。この日のグルクンは活性が高く、コンスタントに釣れた。グルクンを釣りながら、グルクンを餌に大物仕掛けを下ろした吉田咲月さんが2.6キロのアカジンを釣った。一方宮平さんはグルクンを餌に横泳がせで8キロ前後の磯マグロを釣った。正午前には、生き餌には十分過ぎるグルクンが釣れた。
正午からはアンカーをあげて、スーガマーに向かおうとしたが波が高かったので、渡名喜島周辺の大物釣りのポイントを流した。午後2時に宮平さんにすごい勢いでリールからラインを40メートルも出す大物がヒット。ラインを巻いては出されを繰り返し、5分くらいで釣り上げたのは13キロの良型のイヌバー。続いて吉田さんがカスミアジを釣り上げ、山城愛理さんがユダヤーミーバイを釣り上げた。その後も3キロ前後のアカジンが3匹連続で釣れた。納竿(のうかん)前にはオーマチまで釣れて、悪天候の中大漁だった。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)