「学びの現場から」の記事一覧
「教員はブラック」なり手減少 現場の負担軽減が急務<先生の心が折れたとき>第2部(5)教員採用試験
県内の学校現場での教員不足がクローズアップされている一方で、沖縄の教員採用試験の競争率は全国トップクラスだ。県内各大学で教員免許を取得する教職課程を受講する学 ...
人事評価が給与に反映 声上げづらく 平等性、一貫性に疑問<先生の心が折れたとき>第2部④人事評価システム
教職員の給与には管理職による評価が色濃く反映される。地方公務員法の改正などにより、沖縄では2017年4月から給与への反映が始まった。教える仕事は評価することが ...
公立小中校の正規教員の割合、沖縄は10年連続で全国ワースト 22年は81.2%、全国平均を11ポイント下回る
2023/02/24
#学びの現場から
イメージ 沖縄県内の公立小中学校教員の2022年5月1日時点の正規率(定数に占める正規雇用の割合)は81.2%で、全国平均の92.2%を11ポイント下回り、全 ...
沖縄県内の教員不足135人 公立学校、1月時点 昨年10月より39人増
2023/02/22
#休職
イメージ 沖縄県内の公立学校で教職員が不足している問題で、1月時点で計135人の教職員未配置があることが22日、分かった。同日の県議会代表質問で、半嶺満教育長 ...
見えない教員不足の実態 時間外勤務や業務持ち帰り…矛盾する県教委と現場の声 「誰にとっての不足数?」調査方法に疑問
2023/02/20
#学びの現場から
「時間外勤務は改善傾向にあり、働き方改革の成果が着実に出つつある」。永岡桂子文部科学相が6日の衆議院予算委員会で、教員の勤務実態について述べた。沖縄県教育委員 ...
国の基準、実態と大きな差 沖縄独自の少数人数制は考慮されず<先生の心が折れたとき>第2部(3)教員定数
就業時間内に終えることができないほどの業務量、改善が進まない働き方改革の中で増え続ける精神疾患の病休者、それらを背景にした教職志願者の減少、人手不足で業務を代 ...
教員の負担減へ外部人材を 保護者ら早期改善を訴え<先生の心が折れたとき>第2部(2)教員アンケート(下)
「先生以外でできる仕事は早く切り離して」「先生は授業や生徒との関わりに専念して」―。琉球新報が連載「先生の心が折れたとき」に合わせて実施したウェブアンケートは ...
給食費の管理を学校でなく自治体で…沖縄県内60% 文科省まとめ<先生の心が折れたとき>第2部(1)教員アンケート(上)
2023/02/07
#学びの現場から
削減してほしい業務に「徴収金の管理」を選ぶ教職員が多かった。教員の長時間労働是正のため、中央教育審議会も徴収金管理を学校以外で担うよう答申している。 文部科 ...
約2割の教員が残業「過労死ライン」の実態 報告書や部活…授業外でも多い業務<先生の心が折れたとき>第2部(1)教員アンケート(上)
教職員の約2割が「過労死ライン」を超える残業をしている―。琉球新報が連載「先生の心が折れたとき」に合わせ、県内の教職員らを対象に働き方に関するウェブアンケート ...
「頼れる居場所を失う」育休中の母親から産後うつなどを感じる保護者ら 浦添市、子育て支援拠点を廃止へ
2023/02/06
#学びの現場から
子育て支援センター「ほるとの家」で過ごす乳幼児やその保護者ら=3日、浦添市牧港 今月3日、1歳7カ月の娘を連れて子育て支援センター「ほるとの家」を訪れた女性( ...
「聖職者」イメージ根強く…「子どもに尽くすもの」の呪縛<先生の心が折れたとき 教員不足問題>第1部番外 読者や教員からの声
懸命に業務をこなそうとするほど、心身を疲弊させていく教員たち。本連載で取り上げた現場のケースはいずれもこなしきれない仕事量が病んでしまう背景にあった。読者から ...
休息の場なく「自分が悪い」…仕事、介護に追われうつに<先生の心が折れたとき 教員不足問題>第1部(5)元特別支援学校女性教員
学校から帰宅直後、階下の義母から電話が入った。「お父さんの調子が悪い」。同居の義父はがんと認知症を患っていて、家族で介護していた。公務員の夫は仕事の重圧で心療 ...
「我が子か生徒か」強いられ…時短や部分休業は「努力不足」<先生の心が折れたとき 教員不足問題>第1部(4)中学校教員
「仕事を続けたい。でももう限界です」。中学校教員の女性=30代=は数年前、涙をこらえながら管理職に適応障害の診断書を手渡した。育児短時間勤務も部分休業も「他の ...
突然の学級担任、免許を持ってない教科の指導…「公教育は崩壊しているのか」<先生の心が折れたとき 教員不足問題>第1部(3)小学校教員
「学級担任になってくれないか」。おととしの4月、中学校の支援員として着任した男性=30代=は校長から急な依頼を受けた。入学式まであと2日。知り合いを通じ、男性 ...
「学校が変わった」…人事評価導入で声上げづらく<先生の心が折れたとき 教員不足問題>第1部(2)小学校教員
「やばい、もう5時過ぎている」。小学校教員の女性は、慌ててタイムカードを押した。残った仕事はその後も続けるが、退勤したことにしておく。他にも数人が打刻して机に ...
「余裕がないなんて言えない」…みんな病気予備軍<先生の心が折れたとき 教員不足問題>第1部(1)中学校教員
沖縄本島内の中学校。女性教諭=40代=は生徒の何気ない一言にぎょっとして、一瞬言葉を失った。「先生って大変だね。ブラック(労働)だよね」。疲れた表情を隠せてい ...
「授業をしたくない」…高校教師によぎる思い 早朝講座、進路相談、心理的負担大きく<先生の心が折れたとき 教員不足問題>プロローグ3
さっき寝たと思ったのに、もう朝だ。辺りがまだ暗い午前5時40分。生徒数が少ない高校に勤める女性教師(30代)はベッドを出ると、ニュースをチェックしながら出勤の ...
土日も出勤「しんどくても休めない」 部活指導、中学校教師に重い負担<先生の心が折れたとき 教員不足問題>プロローグ2
先生って忙しいんでしょ? 教員志望の生徒からそう聞かれると、本島南部の中学校に勤める男性教師(30代)は返答に困ってしまう。教師という仕事は楽しい。天職だと思 ...
午前6時半出勤、午後9時にも終わらぬ業務…帰っても授業準備<先生の心が折れたとき 教員不足問題>プロローグ1
2023/01/15
#学びの現場から
12月末、外が暗くなり始めた午後6時過ぎ。本島中部の小学校の教室で、男性教師=30代=がテストの採点を始めた。終業時間から既に1時間15分超過している。「提出 ...
「沖縄から空腹の子どもをなくす」食事提供プロジェクト、原点は少年時代のタコライス 山川宗徳さん(タコライスラバーズ代表)<夢かなう>
3年目の目標を熱く語るタコライスラバーズの山川宗徳代表=那覇市泉崎 「沖縄から空腹の子どもをなくす」をテーマに、子どもたちに無料で食事を提供するプロジェクト「 ...
子どもの居場所11カ所増設へ 貧困緊急対策に16億8千万円 23年度内閣府沖縄関係予算
2022/12/24
#予算
イメージ写真 【東京】内閣府の2023年度沖縄関係予算は、22年度当初から5億円減の2679億円となった。2年連続で3千億円台を割り込み、沖縄振興一括交付金は ...
教員不足で特別支援学級を統合 沖縄県内45校中6校で確認 学業に影響「不登校になった児童も」
深刻な教員不足が続く沖縄県内の公立校で、普通学級の担任不足を補うため特別支援学級を統合している学校があることが分かった。沖縄県教職員組合(沖教組)の一部の支部 ...
子どもたちに無償でタコライス提供 タウンプラザかねひで、「みらいチケット」導入 沖縄県内の大手小売で初
2022/11/18
#子どもの貧困
タウンプラザかねひでで「みらいチケット」導入に取り組んだタコライスラバーズの山川宗徳代表理事(中央)と金秀商事の社員ら=4日、与那原町東浜のマリンプラザかねひで ...
「覆面の貴講師」にM塾頭…知る人ぞ知る有名講師が教える沖縄の小さな学習塾 2人が大事にしていること
沖縄県那覇市壺屋の小さな学習塾「インフィニティー進学スクール」は、知る人ぞ知る有名講師が教壇に立つ。覆面レスラーの姿で全国を飛び回る「覆面の貴講師」こと数理哲 ...
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