「沖縄五輪秘話」の記事一覧
5位から逆転劇で個人総合「金」 体操ニッポンの命脈保つ 具志堅幸司の快挙 沖縄、大阪で感動の涙(下)<沖縄五輪秘話23>
2020/12/19
#五輪
日体大在学中の2度の大けが、80年モスクワ五輪のボイコットという度重なる逆境を乗り越えた具志堅幸司。78、79年の全日本選手権個人総合は好調だった前半から後半 ...
2度の大けが、幻になった五輪 具志堅幸司を支えた言葉たち<沖縄五輪秘話22>
2020/12/12
#五輪
一編の詩がある。 “理想を見つつ現実を離れず、しかも現実を一歩ずつ向上させねばならぬ。永遠を仰ぎつつ現在をはなれず、しかも現在を一歩ずつ向上させねばならぬ。 ...
「体操ニッポン」レジェンド具志堅幸司 「夢諦めないで」美しい技のルーツを語る(上)<沖縄五輪秘話21>
2020/12/11
#五輪
競技人生や沖縄との関わりについて語る具志堅幸司=11月2日、東京都世田谷区の日本体育大学世田谷キャンパス学長室(知念征尚撮影) 手足の末端まで真っすぐに伸びた ...
沖縄初の五輪出場、教え子・新垣吉光とミュンヘンに ボクシング幸喜良正(下)<沖縄五輪秘話20>
2020/12/05
#ボクシング
日本代表の調査員としてミュンヘン五輪の開催地を訪れ、大会旗を背に記念撮影する幸喜良正=1972年8月、西ドイツミュンヘン(本人提供) のちに五輪代表となる新垣 ...
逃した五輪、涙の先に「自分が育てる」 ボクシング幸喜良正(上)<沖縄五輪秘話19>
2020/12/04
#ボクシング
ボクシング人生を振り返る幸喜良正。現地で観戦したミュンヘン五輪の記念のペナントを今も自宅リビングに飾っている=13日、沖縄市宮里の自宅 「頑張れ、頑張れ!」。 ...
0.5秒差で五輪に届かず 30代で楽しさを再確認 マスターズで何度も日本記録更新 競泳背泳ぎ 我部貴美子(下)<沖縄五輪秘話18>
2020/11/21
#沖縄五輪秘話
メキシコ五輪の代表選考を兼ねた日本選手権の競泳女子200メートル決勝当日。金田平八郎コーチ(右)の話に耳を傾ける我部貴美子=1968年8月30日、東京の代々木オ ...
「競泳王国」復権へ英才教育 沖縄からただ一人招集された少女 14歳で日本選手権2冠 競泳背泳ぎ我部貴美子(上)<沖縄五輪秘話17>
2020/11/20
#パラリンピック
現役時代を懐かしそうに振り返る榎本(旧姓・我部)貴美子。60代に入っても泳ぎ続けた。賞状やメダルはマスターズ大会で獲得したもの=2日、東京都八王子市の自宅 戦 ...
牧志「金」つかんだ最終跳躍「ありったけの力」 国際通りの祝福に感激 64年パラ<沖縄五輪秘話16>
2020/11/14
#パラリンピック
沖縄での予選大会で、聴覚障がい男子三段跳びの日本記録を上回る11メートル10の好記録を出して東京パラリンピックの国内大会の代表に決まった牧志宗八郎(77)=当 ...
64年東京パラ、三段跳び牧志「金」へ助走 国内大会で県勢7人奮闘 <沖縄五輪秘話15>
2020/11/13
#パラリンピック
56年前の1964年11月、東京オリンピックの閉幕から約2週間。五輪の熱気もさめやらぬ中、今度はパラリンピックが開幕した。大会は2部構成。第1部は正式名称を第 ...
県唯一 範士八段に 五輪演武、的中で大任全う 心身を磨き続けた生涯 弓道・東史子(下)<沖縄五輪秘話14>
2020/11/05
#五輪
5カ月に及ぶ猛特訓を経て、世界中に日本の伝統武道を発信する東京五輪デモンストレーション(公開演武)の弓道一般女子代表選手10人の一人に選ばれた東史子。本番は1 ...
国体で団体種目初制覇 沖縄一般女子代表をけん引 猛特訓重ね、五輪演武者つかむ 弓道・東史子<沖縄五輪秘話13>
2020/10/31
#五輪
1963年の夏、那覇市寄宮の主席公舎内の宮城森弓道場に連日、日が沈む時刻になると袴(はかま)姿の女性弓道家たちが集いだした。静けさの中、黙々と弓を引き、弓道の ...
復帰前の沖縄から射ぬいた一矢 東京五輪で公開演武 弓道・東史子<沖縄五輪秘話12>
2020/10/30
#五輪
弓道を始めたばかりの頃の東史子(中央)。当時は県立第二高等女学校1年生=1942年撮影(「沖縄県弓道連盟45年のあゆみ」より) キリ、キリ、キリ―。半月にしぼ ...
「聖火台を作ってくれ」22歳、1カ月半で挑んだ大役 ヒントは公設市場に 名護・嘉陽で今も<沖縄五輪秘話11>
2020/10/24
#五輪
聖火台制作の経緯を当時自身が記したメモを見ながら説明する森山一成=15日、西原町内 名護市嘉陽にある白い聖火台には、62年もの歴史がある。1964年の東京五輪 ...
区民総出で熱烈歓迎 嘉陽区に聖火宿泊 5000人の人だかりで熱気<沖縄五輪秘話10>
2020/10/23
#沖縄五輪秘話
リレー2日目の宿泊地である嘉陽区に到着し、聖火台の横でトーチを掲げる第76区正走者の徳村政勝=1964年9月8日午後5時すぎ、久志村の嘉陽小中学校前(県公文書館 ...
復帰への思い胸に 歓声に緊張 手足震える 151区間に若者3473人力走<沖縄五輪秘話9>
2020/10/16
#五輪
第45区の正走者としてを堂々とした走りを見せる新里米吉。沿道は日の丸の小旗を持った民衆で埋まっている=1964年9月8日、具志川村内(本人提供) 炎天下、気温 ...
「せめて聖火だけでも…」交渉重ねて実現 立役者は沖縄政界の大物だった<沖縄五輪秘話8>
2020/10/15
#五輪
沖縄聖火リレー実行委員長の当間重剛(中央右)から第1正走者の宮城勇(同左)へトーチが手渡された瞬間。多くの民衆や報道陣らが周囲を取り囲んだ=1964年9月7日正 ...
五輪2大会連続入賞 故郷ハワイ「活躍誇りに」 競泳背泳ぎ ヨシノブ・オヤカワ<沖縄五輪秘話7>
2020/10/09
#五輪
若かりし日のヨシノブ・オヤカワをとらえた一枚。鍛え上げた体で金メダルを量産した(ロドニー・イネフクさん提供、撮影年不詳) 試合で泳ぐたび、金メダルのコレクショ ...
圧倒的強さで金へ オハイオ州立大で開花 ヨシノブ・オヤカワ<沖縄五輪秘話6>
2020/10/09
#五輪
羽地出身の両親を持ち、ハワイの大自然の中で育ったヨシノブ・オヤカワは水泳と出合う。ヒロ高で背泳ぎを開始。ハワイレコードを記録するなど、頭角を現しだした気鋭のス ...
1952年ヘルシンキ五輪で金 18歳で偉業の米移民2世 「沖縄の血、誇り」ヨシノブ・オヤカワ<沖縄五輪秘話5>
2020/10/03
#五輪
「ヨシノブ・オヤカワ」。競泳大国である米国の競技史に輝かしい経歴を残す県系人だが、父祖の地ではほとんど知られていない。戦前にハワイへ移民した両親の下に生まれた ...
絶頂期に軍入隊 第2次大戦勃発 欧州脱出 円盤投げ 宮城栄仁<沖縄五輪秘話3>
2020/09/25
#五輪
陸軍輜重兵学校時代、戦車の上に腰を掛けて写真撮影する宮城 欧州遠征団の一員として、ドイツやフィンランドの招待競技会で優勝を飾るなど好成績を収めた円盤投げの宮城 ...
円盤投げの宮城 厳しい鍛錬、実った日本新 欧州遠征 快挙の優勝 戦争近づく中、五輪へ望み<沖縄五輪秘話2>
2020/09/20
#オリンピック
三重高等農林時代に日本選手権の円盤投げで41メートル51を投げ3連覇した宮城。翌年も制し、4連覇を果たした =1939年11月、明治神宮外苑競技場 1935年 ...
戦時下の1940年、幻となった沖縄初のオリンピアン 円盤投げの宮城栄仁 五輪開催権返上で、かなわなかった出場
2020/09/20
#オリンピック
戦前、沖縄が生んだ陸上円盤投げの国内トップ選手を撮った一枚の写真がある。円盤を手にする右腕はしなやかに伸び、下半身は筋骨隆々。陸上選手としては国内でも小柄な1 ...
円盤投げの宮城 最高峰への夢 抱き始めた農林学校時代 初投げで上級生の記録超え<沖縄五輪秘話1>
2020/09/20
#オリンピック
本人が保存していた新聞の切り抜きや自分史用の手記。各種大会の記念品や軍隊時代のアルバムなど多くの資料を残し、四男・栄敏が今も大切に保管している 終戦後、沖縄陸 ...
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