「特別評論」の記事一覧

　10日正午過ぎ、重機が青い海に石材を投入した。とうとう始まった。辺野古新基地建設の大浦湾側の工事だ。軟弱地盤、膨らむ建設費、何よりも沖縄の人々の反対。にもかか ...

　辺野古新基地建設の設計変更に向けた今回の代執行は憲法や地方自治法に基づく「沖縄の自治」の訴えを踏みにじる暴挙である。 　政治や行政、司法によって沖縄の民意が否 ...

島洋子　統合編集局長 　「万策尽きたら、辺野古のゲート前に夫婦で座り込む」。辺野古新基地建設の阻止を訴えて県知事に初当選した際、故翁長雄志前知事が妻の樹子さんと ...

written by　知花亜美（地方連絡部長） 知花亜美（地方連絡部長） 　新聞を手に取って、登場人物を性別で分けて数えてみよう。ほとんど男性ということに気付く ...

　戦後75年間、米軍基地の重い負担を抱え続ける沖縄に向き合う姿勢は、政治家の実像を映し出す。凄惨（せいさん）な沖縄戦を起点にした米軍統治の陰影を刻む歴史への認識 ...

全戦没者追悼式に出席した安倍晋三首相（左）＝2016年6月23日、糸満市の平和祈念公園 　民主党政権時代の２０１２年９月、自民党は沖縄県内で初めて総裁選の立候補 ...

島袋貞治・社会部長 　9年前の夜、上原徹さん（91）＝浦添市＝が沖縄戦の体験を初めて語った。「友人を助けられなかったことが心に引っ掛かっていた」。家族が経営する ...

小那覇　安剛 　沖縄戦体験者の多くは特定の場所と結びつけて自らの体験を語る。住民が隠れた自然壕（ガマ）や防空壕、墓、日本軍陣地、集落近くの山などである。それは必 ...

Ｋ９護岸（手前）付近に停泊する大型作業船や土砂運搬船＝７日午後、名護市の大浦湾（小型無人機で撮影） 　「沖縄は傷ついた県民投票の歴史を持っている」（江上能義早稲 ...

県議会１０月定例会の一般質問で県議に回答する玉城デニー沖縄県知事＝２２日午前、県議会 　台風25号の風雨が強まっていた10月４日深夜、夜勤のデスク業務を終えて会 ...