「連載:復帰半世紀 私と沖縄」の記事一覧
1972年、米統治下にあった沖縄が日本に復帰して50年。あれから半世紀。世替わりを沖縄と共に生きた著名人にロングインタビューで迫りました。「あなたにとっての復帰とは?」
フェンス越しに見た豊かさと暴力…「沖縄独立」未遂にした理由は 文筆家・平良隆久さん(2)<復帰半世紀 私と沖縄>
復帰前の沖縄やシナリオを書き始めたきっかけについて語る平良隆久さん=4日、東京都内 (その1)「ゴルゴ、コナン…作品通し沖縄を問う」から続く 「 ...
ゴルゴ、コナンの原作や小説…作品通じ沖縄を問う 文筆家・平良隆久さん(1)<復帰半世紀 私と沖縄>
作品に込めた沖縄への思いを語る平良隆久さん=4日、東京都内 ゴルゴ13や名探偵コナンの学年誌・学習漫画のシナリオや原作、小説を手掛ける那覇市出身の文筆家、平良 ...
「国のゆがみの修正、沖縄にはできる」戦争体験こそ原点 沖教組元委員長・石川元平さん(2)<復帰半世紀 私と沖縄>
復帰前後の沖縄の状況などについて語る石川元平さん=5日、宜野湾市愛知(ジャン松元撮影) (その1)「国のゆがみの修正、沖縄にはできる」戦争体験こそ原点から続く ...
子どものために…屋良氏と問うた「復帰の中身」 沖教組元委員長・石川元平さん(1)<復帰半世紀 私と沖縄>
復帰前後の沖縄の状況などについて語る石川元平さん=5日、宜野湾市愛知(ジャン松元撮影) 空は鉛のような雲に覆われていた。その直前まで降り続いた、バケツをひっく ...
忘れられない「イナムドゥチ」…変わる食卓、途絶えぬ文化に 琉球料理研究家・松本嘉代子さん(2)<復帰半世紀 私と沖縄>
学生時代の思い出を振り返る松本嘉代子さん=4日、那覇市泉崎の松本料理学院(大城直也撮影) (その1)「本物の味の伝承を」から続く 父・豊徳は1929年に農業移 ...
「本物の味の伝承を」 琉球料理研究家・松本嘉代子さん(1)<復帰半世紀 私と沖縄>
学生時代の思い出を振り返る松本嘉代子さん=4日、那覇市泉崎の松本料理学院(大城直也撮影) 沖縄が米統治下にあった1958年から60年にかけて、のちに琉球料理研 ...
深い悲しみ込めた代表曲「月桃」 非武・非暴力の心、次代へ 平和音楽家・海勢頭豊さん(2)<復帰半世紀 私と沖縄>
「月桃の花」が生まれたきっかけとなった糸満の集落を歩く海勢頭豊さん=9月30日、同市喜屋武(又吉康秀撮影) (その1)歌詞の「君」は誰か 大衆に歌い継がれる「喜 ...
歌詞の「君」は誰か 大衆に歌い継がれる「喜瀬武原」への思い 平和音楽家・海勢頭豊さん(1)<復帰半世紀 私と沖縄>
インタビューに答える海勢頭豊さん=9月30日、糸満市喜屋武(又吉康秀撮影) 1977年12月12日夕。コンサート会場となった那覇市民会館の客席は埋め尽くされ、 ...
「沖縄人で米国人」葛藤と使命…語り継ぎ、木を植える 主和津ジミーさん・元高等弁務官側近(2)<復帰半世紀 私と沖縄>
(右から)主和津ジミーさん、母のサダさん、フェルナンド・T・アンガ-高等弁務官=1968年 (その1)達夫から「ジミー」へ 米軍船爆発で父を失い一変から続く ...
達夫から「ジミー」へ 米軍船爆発で父を失い一変 主和津ジミーさん・元高等弁務官側近(1)<復帰半世紀 私と沖縄>
インタビューに答える主和津ジミーさん=2021年9月7日、北谷町(ジャン松元撮影) 西の空に黒煙が立ち上っていた。「ドカーン」と爆発音が鳴り響いた直後だった。 ...
航空会社と2つの道を・・・世界中にまいた歌三線の種 人間国宝・照喜名朝一さん(2)<復帰半世紀 私と沖縄>
カーネギーホール公演時のポスター前でインタビューに応じる照喜名朝一さん=那覇市内の自宅(喜瀨守昭撮影) (その1)揺るぎない沖縄愛、究め続けた芸の道から続く ...
揺るぎない沖縄愛、究め続けた芸の道 人間国宝・照喜名朝一さん(1)<復帰半世紀 私と沖縄>
三線を手に琉球古典音楽への思いなどを語る照喜名朝一さん=那覇市の琉球古典音楽安冨祖流絃聲会照喜名朝一研究所(喜瀨守昭撮影) 2019年4月、音楽の殿堂・米ニ ...
自治とは何だ 首里城下に眠る「負の遺産」が伝えるもの 英文学研究者・瀬名波栄喜さん(2)<復帰半世紀 私と沖縄>
インタビューに応える瀬名波栄喜さん=7月28日、那覇市内 (1)染みついた「日本人」否定され葛藤 から続く 「琉球処分」(琉球併合)以降、統治国の政 ...
染みついた「日本人」否定され葛藤 英文学研究者・瀬名波栄喜さん(1)<復帰半世紀 私と沖縄>
書斎で資料を手にする瀬名波栄喜さん=7月28日、那覇市内 1957年、瀬名波栄喜(92)は那覇軍港から米国行きの船に乗り込んだ。 米陸軍省のガリオア(占領地 ...
ここは世界への直行便、キラキラの文化と未来へ プラザハウス社長・平良由乃さん(2)<復帰半世紀 私と沖縄>
「琉米文化全盛時は、世界と沖縄はより近かった」と話すプラザハウス平良由乃社長=7月23日、沖縄市のプラザハウスショッピングセンター (1)パジャマで待った「大人 ...
パジャマで待った「大人の集う場」私が社長になるなんて…プラザハウス社長・平良由乃さん(1)<復帰半世紀 私と沖縄>
慣れ親しんできた琉米文化について話すプラザハウス社長の平良由乃さん=7月23日、沖縄市のプラザハウスショッピングセンター 上はおめかしで、下はパジャマ。沖縄の ...
「壁」はアメリカから日本になった 遠い地から思う故郷 元USCAR職員・真栄城美枝子さん(2)<復帰半世紀 私と沖縄>
「ウーマンリブ」など米国で体験した社会運動について語る真栄城美枝子さん=12日、メリーランド州ベセスダ (1)「キャラウェイ旋風」の沖縄で 通訳を拒否した意地か ...
「キャラウェイ旋風」の沖縄で 通訳を拒否した意地 元USCAR職員・真栄城美枝子さん(1)<復帰半世紀 私と沖縄>
「米国人たちは復帰すれば沖縄はどん底に落ちると言っていた」と振り返る真栄城美枝子さん=7月12日、米メリーランド州ベセスダ 「布令を出す」-。女性がまくしたて ...
城は守ったら攻められる…「苦しめられたもの」に託す未来図 オキハム会長・長浜徳松さん(2)<復帰半世紀 私と沖縄>
日本復帰から現在までを振り返り、沖縄の現状や課題について話すオキハムの長浜徳松会長=6月28日、読谷村座喜味の沖縄ハム総合食品 焦土にこそ希望 食で支えたバイタ ...
焦土にこそ希望 食で支えたバイタリティー オキハム会長・長浜徳松さん(1)<復帰半世紀 私と沖縄>
沖縄の現状や課題について語るオキハムの長浜徳松会長=6月28日、読谷村座喜味の同社 アジア太平洋戦争まっただ中の1944年。後に「沖縄ハム総合食品」の会長とな ...
「私の中に沖縄が」かなえた夢、静かな怒り 川平朝清さん(3)<私と沖縄 復帰半世紀>
(「一つの日本」に抱いた失望、妻と貫いたフェア精神から続く) 兄の朝申とともに沖縄で戦後初のラジオ放送に携わった川平朝清(93)。1957年に米国留学を終えて ...
「一つの日本」に抱いた失望、妻と貫いたフェア精神 川平朝清さん(2)<私と沖縄 復帰半世紀>
(沖縄で戦後初のアナウンサー 島に響かせた希望の声から続く) 1949年にラジオ局「AKAR」の試験放送が行われ、川平朝清(93)は沖縄の戦後アナウンサー第1 ...
沖縄で戦後初のアナウンサー 島に響かせた希望の声 川平朝清さん(1)<復帰半世紀 私と沖縄>
胸の鼓動とともに、電波に乗って言葉が広がっていく。「This is Ryukyuan Radio Station AKAR…」。1949年5月16日午後2時。 ...
黄金の糸、沖縄戦を越えつなぐ…復興支えた言葉と鏡 人間国宝・平良敏子さん(2)<復帰半世紀 私と沖縄>
自身の半生を振り返る平良敏子さん=2021年5月22日、大宜味村喜如嘉の芭蕉布会館(喜瀨守昭撮影) (芭蕉布と生きて100年「偽りのない仕事」今も 人間国宝・平 ...
いま注目のニュース
一覧へ