「記者ですが」の記事一覧
ニュースの現場を日々駆け回る琉球新報の記者たち。記者としてだけでなく、1人の生活者、個人として感じることや、日々の新聞づくりを通して抱く感情など、記者たちの喜怒哀楽を書きつづります。
【記者コラム】空気感を伝える 渡真利優人(暮らし報道グループ)
琉球新報社7階にある統合編集局。広いフロアには部署ごとに〝シマ〟を作った机が並ぶ。社内ではピーコ(共同通信社の速報ニュース)が流れている。 私が記者になって ...
【記者コラム】何のための記事なのか 福田修平(中部報道グループ)
記者となって約1年、入社2カ月目の出来事が今でも心に残り続けている。 入社して初めての配属は経済班の農林水産担当記者だった。先輩からの引き継ぎ書の懸案事項に ...
<記者コラム>多様な正しさ 名嘉一心(中部報道グループ)
あなたは街頭で署名を求められたらどうするだろうか。求めてきた人はあなたの署名を基に、何かしらの要請、抗議など訴えたいことがあるのだろう。では一体、「なぜ」「誰 ...
【記者コラム】想像とことば 西田悠(暮らし報道グループ)
「想像力が全然足りないな」。昨春の入社を機に、出身の京都から沖縄に移り住み約1年、振り返ると上司の記者から指導された中で最も心に残ったのはこの言葉だった。 ...
【記者コラム】不確かな情報は届けない 與那原采恵(政経グループ)
「最近は新聞もテレビもネットも全部違うことを言っていて、何を信じたらいいか分からない」 記者になって間もない昨年4月、友人から言われた言葉だ。この言葉を聞い ...
【記者コラム】むなしさを情熱へ 名波一樹(暮らし報道グループ運動班)
記者になってもうすぐ1年。運動班としてスポーツの現場を走り回った。正直に言うと、スポーツにさほど興味がない人間だった。野球にいたっては守備位置も知らず、「ショ ...
【記者コラム】正しさに安住しない 玉寄光太(政経グループ経済班)
「お前、ヤエヤマヒジュルだろ」。入社1カ月目、電話口から耳を疑いたくなる言葉が聞こえた。ヤエヤマヒジュルは「冷たい八重山の人」という意味で、生まれた場所を基に ...
【記者コラム】海中でタツと出会う 金良孝矢(暮らし報道グループ)
辰年の2024年になり、はや2月。想像上の生き物である辰に出くわしたことはないが、11年前に海中で1匹のタツノオトシゴと出合った。目を凝らさないと気付かないほ ...
【記者コラム】見学を交流のきっかけに 増田健太(北部報道グループ)
プロスポーツ選手が沖縄県で合宿をするキャンプシーズンが始まった。私たちが普段見ることができない、がっしりとした体格のアスリートが練習する様子を(無料で)間近に ...
【記者コラム】時間に踊らされないように 当銘千絵(暮らし報道グループ)
これほどまで“時間”を意識して生活するのは、人生で初めてだ。私事だが2022年に第1子を出産し、23年12月に職場復帰した。毎日こなさなければならないタスクが ...
【記者コラム】沖縄から非戦の思い広げる 中村万里子(暮らし報道)
11月の深夜、けたたましく鳴る携帯とサイレン。北朝鮮の軍事偵察衛星発射を「ミサイル」と知らせる、まるでおどろおどろしい「演出」に、9月に話を聞いた与那国島の長 ...
【記者コラム】海は隔てるか、つなぐか 照屋大哲(八重山支局)
「エメラルドグリーンにかがやく沖縄の海は、わたしたちの大切なざい産です」。県のホームページに掲載されている「沖縄の海」に関する書き出し。続けて、島の沖合を流れ ...
【記者コラム】被災者への取材 金城大樹(北部報道グループ)
今年のスタートは、石川県で震度7を記録した能登半島地震、そして翌日に羽田空港で発生した日航機と海保機の衝突事故という、悲惨な事案が相次いだ。地震のあった1日夜 ...
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