【東京】岩屋毅防衛相は2日午前の閣議後会見で、陸上自衛隊宮古島駐屯地(沖縄県宮古島市上野野原)で中距離多目的ミサイルや迫撃砲の弾薬が保管されていることについて「(地元への説明が)不十分だった。おわびを申し上げたい」と謝罪した。周辺住民はこれまで防衛省が開いた説明会などで、ミサイルを置かないよう求めていた。
岩屋氏は弾薬をいったん撤去した上で、今後同市城辺の保良地区に整備予定の弾薬庫が完成次第、そこで保管する考えを示した。保良地区には地対艦・地対空ミサイルなども配備される予定。【琉球新報電子版】