「歌える幸せ、胸に染みた」8カ月ぶりライブに感謝 民謡デュオ「あかまーみ」


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 【沖縄】沖縄市一番街内にある市音楽資料館おんがく村(備瀬善勝館長)で開催された「毛遊びコンサート」写真展の最終日の15日、琉球民謡デュオユニット・あかまーみのライブコンサートがあった。(岸本健通信員)

久しぶりのライブで熱唱したあかまーみの村西茜さん(左から2人目)と上地愛美さん=15日、沖縄市音楽資料館おんがく村

 あかまーみは、それぞれ民謡活動をしている村西茜さん(32)と上地愛美さん(28)が2016年6月に結成した。

 この日は「ちんぬくじゅーしー」「耳切坊主」「じんじん」「花の風車」「赤田首里殿内」「てぃんさぐぬ花」など沖縄のわらべ歌を中心に熱唱した。終盤「わらべ歌を沖縄の宝として受け継いでほしい」とゲストとして新垣日向さん(10)=豊見城市立ゆたか小4年=と國吉莉奈さん(8)=沖縄市立山内小3年=も舞台に立ち会場を盛り上げた。

 ライブはコロナ禍を考慮して入場者を予約のみに制限して行われた。あかまーみはコロナの影響で今年はライブ活動が全てキャンセルに。「8カ月ぶりのライブ。おんがく村に感謝です。歌えることの幸せ、拍手がこれまでになく胸に染みた」と笑顔がはじけた。

 ライブは動画投稿サイトユーチューブでも配信された。