【一覧】 沖縄選挙区、比例 候補者の顔ぶれと公約<衆院選2024>


【一覧】 沖縄選挙区、比例 候補者の顔ぶれと公約<衆院選2024>
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 第50回衆院選は15日、公示された。沖縄の4選挙区には、前職7人、元職1人、新人8人の計16人が立候補を届け出た。また、各政党は15日までに衆院選比例九州ブロックで擁立する候補者を発表した。比例単独の県出身・関係者では公明前職が3位に、共産新人が4位に登載された。

 候補者それぞれが最も訴えたいことに加え、県内で重要な争点となる「基地問題・安全保障」「沖縄振興・経済発展」「医療・福祉・子育て」の施策についてそれぞれの公約を紹介する。(敬称略)

各選挙区の立候補者の見方

氏名(敬称略)、年齢、党派、現は現職、前は前職、元は元職、新は新人、横の数字は当選回数

沖縄1区
那覇市、渡嘉敷村、座間味村、粟国村、渡名喜村、南大東村、北大東村、久米島町

下地幹郎 63 無所属・元6

【プロフィル】1961年8月14日生、宮古島市出身。中央学院大学卒。元郵政・防災担当相 座右の銘=「一生懸命」

選挙で最も訴えたいこと 沖縄の「電気・水道・ガソリン・ガス」料金を日本一安くする。全ての教育費を無償化する。沖縄から交通渋滞をなくす。

基地・安全保障 反戦、反核、専守防衛の考えの基に、安全保障体制を整えることが大事である。また同時に外交力をつけ様々な平和を揺るがす政治課題を解決することが大事。相手に隙を与えない、脅威を与えないことが大事である。

沖縄振興・経済発展 現在の沖縄振興計画は制度疲労を起こし沖縄の課題を解決する法律になっていない。今の沖縄の課題を解決するためには沖縄から提案する主体的な法律を作るべき。

医療・福祉・子育て 教育の完全無償化を行い所得格差が経済格差に繋がらないよう、全ての子供に教育を受ける権利があると約束することが大事。福祉を受ける方々のニーズを把握してサービス向上をすることが大事。

国場幸之助 51 自民・前4

【プロフィル】1973年1月10日生、那覇市出身。早稲田大学卒。国土交通副大臣 座右の銘=「誠心誠意・深沈厚重」

選挙で最も訴えたいこと 私は沖縄の人間で生まれ育ったことを心底誇りに思う。沖縄の代表として国政で国家国民に尽くす役割を担っていることに使命感を持ち、次世代の為に何が貢献できるのか、更に知恵を絞り、衆知を集め、熱意も持って邁進する。沖縄の可能性無限大。

基地・安全保障 抑止力を維持しつつ、沖縄等の基地負担軽減を実現するため、普天間飛行場の辺野古移設や在日米軍再編を着実に進め、自治体への重点的な基地周辺対策を実施する。米国政府と連携して事件・事故防止を徹底する。

沖縄振興・経済発展 強い沖縄経済の実現に向け、産業振興。

医療・福祉・子育て こども・若者や子育て世代の視点に立った「こども政策」を強力に推進し、全てのこども・若者が健やかに成長でき、将来にわたって幸せに生活できる「こどもまんなか社会」を実現する。

和田 知久 64 参政・新

【プロフィル】1959年12月2日生、大阪府出身。米スタンフォード大学卒。琉球大学工学部教授 座右の銘=「天爵を修めて、人爵之に従う」

選挙で最も訴えたいこと 政府プライマリーバランス政策のため、政府の黒字化が国民の貧困化に直結し30年で日本人は貧乏になった。減税と積極財政政策で、日本を再び活性化する。過度な移民政策による低コスト労働者増を是正し、社会治安の悪化とGDP増加の妨げを止める。

基地・安全保障 1972年に沖縄は本土復帰したが、復帰した本土は日米安保や地位協定で、自民党を使った米国の属国であった。まずは、自民政権を変え、米国との不平等な関係を廃止し、自立した日本としての安全保障を築く。

沖縄振興・経済発展 失われた30年で、日本人の年収はほぼ一定で増加しなかったが、アメリカ・中国など世界は収入を数倍に増やした。間違った経済政策、プライマリーバランスや財政法4条などを改正し、日本人の収入を増やす。

医療・福祉・子育て 医療費劇的増大が財政を悪化させており、医療改革は必須。小中高校生の自殺数激増、不登校数も少子化ながら激増。子供達が地域の課題を学び、地域のために努力する個性あふれる人を育てる教育に沖縄から変革したい。

赤嶺政賢 76 共産・前8

【プロフィル】1947年12月18日生、那覇市出身。東京教育大学卒。共産党県委委員長 座右の銘=「命どぅ宝」

選挙で最も訴えたいこと 沖縄の民意をねじ伏せた石破首相を許さず、辺野古新基地ノーの審判を。米兵の少女暴行事件と隠蔽を許さず、安全安心な沖縄づくり。憲法9条生かした平和外交、沖縄予算増額、最低賃金1500円、建設・ケア労働者の賃上げ、消費税5%減税、教育費負担軽減。

基地・安全保障 オスプレイ撤去、普天間基地の閉鎖・撤去、辺野古新基地ストップ。地位協定全面改定。沖縄の軍事要塞化・9条改憲反対。平和外交。安保法制・安保3文書廃止。武器輸出反対。土地規制法廃止。那覇軍港の無条件返還。

沖縄振興・経済発展 沖縄関係予算の増額。観光・農畜水産業など地元産業、企業、人材育成を支援強化。公共事業の地元優先発注。輸送コスト軽減支援拡充。LRT・鉄軌道の導入。沖縄伝統文化の継承。基地を返還させ、自立型経済を構築。

医療・福祉・子育て 保育・介護労働者の待遇改善。子ども貧困対策拡充。給食費無償化。給付型奨学金拡充と返済半額免除。大学・短大・専門学校入学金ゼロ、学費半減。医療改悪ストップ。年金支給引き上げ。国保・介護保険料引き下げ。

沖縄2区
宜野湾市、浦添市、西原町、読谷村、嘉手納町、北谷町、北中城村、中城村

今野麻美 47 参政・新

【プロフィル】1976年11月5日、宮崎県出身。代々木アニメーション学院卒。写真館勤務 座右の銘=「縫い始めれば神様が糸を出してくれる」

選挙で最も訴えたいこと 薬やワクチンに依存しない予防医療への転換。子どもの健康と農業を守る食育。地産地消・食料自給率の向上。化学物質や添加物の削減。質向上のための公的負担の実現。不登校の昼食サポートの実現。

基地・安全保障 将来的には自分の国は自分たちで守ることが大切だが、まずは食料自給率を上げ、外国資本による企業や土地の買収を防ぎ、国の総合力を上げることを目指す。

沖縄振興・経済発展 元明石市長の「子どもにやさしいまちはみんなにやさしいまちになる」を沖縄でも実現させたい。フリースクールを単なる不登校の子どもの居場所ではなく、これからの教育の在り方のモデルとして支援したい。

医療・福祉・子育て 食を守ることが医療費の削減になり、福祉の充実にもつながる。障がいを持った方が農に関わることで、給食を通して、社会に参加する取り組みがある。そうした活動をもっと広げたい。

宮崎政久 59 自民・前4

【プロフィル】1965年8月8日、長野県出身。明治大学卒。厚生労働副大臣 座右の銘=「常笑」

選挙で最も訴えたいこと 県民生活を豊かにするため物価高に負けない賃上げを実現する。日米地位協定の改定を大きく前進させる。子供たちの未来のため「公費による県内ホームステイ」を実現した。これを年間1万人に拡大する。沖縄の未来へ、確かな実績でリードできるのがミヤザキだ。

基地・安全保障 普天間飛行場の移設を一刻も早く実現する。最優先すべきは普天間の危険性除去にある。その他の施設への移設完了までの間、地元への措置をさらに充実させる。日米地位協定の改定も大きく前進させる。

沖縄振興・経済発展 那覇空港と沖縄本島西海岸の基地返還跡地の一体的な開発を目指す「ゲートウェイ2050プロジェクト」を推進すべきだ。広大な跡地に大規模な街づくりを行うなどして、真に日本を牽引する沖縄の経済発展を目指す。

医療・福祉・子育て 来年1月に西普天間住宅跡地に開院する琉球大学病院を、健康医療や子どもの貧困問題研究の拠点として機能するよう支援する。給食費、子ども医療費、出産費の負担軽減を目指し、子育て世帯を全力で支援する。

赤嶺昇 57 維新・新

【プロフィル】1967年5月22日生、浦添市出身。日本工学院専門学校卒。前県議会議長 座右の銘=「初志貫徹」

選挙で最も訴えたいこと 日米地位協定の改定、物価高騰対策、経済成長・所得向上、教育の無償化、国民県民のための政治に全力を尽くす。

基地・安全保障 日米安保の堅持、日米地位協定の改定、普天間飛行場の早期分散移転を含む全面返還。

沖縄振興・経済発展 沖縄振興を維持しつつ、将来的に道州制の推進(沖縄は、単独自治州)、沖縄から空路4時間圏内にある20億人の経済圏活用、日本を牽引するブルーエコノミー市場の取り込みを図る。

医療・福祉・子育て 子ども・子育て世帯の強力支援による少子化対策、病気にならないための健康づくり支援、未病対策、県内医療体制のさらなる連携強化による県民医療体制の充実。

新垣邦男 68 社民・前1

【プロフィル】1956年6月19日、北中城村出身。日本大学卒。社民党副党首 座右の銘=「一期一会」

選挙で最も訴えたいこと 「ウチナーの未来はウチナーンチュが決める!」物価高対策をすすめ、消費税は当面ゼロ。教育予算、子ども・家庭予算の引き上げ。子どもの貧困解消。「中部広域都市圏構想」を実現。辺野古新基地反対、沖縄を再び戦場にさせない。自民党裏金政治を終わらせる。

基地・安全保障 民意に反し、ご遺骨が混じる南部土砂を利用し、環境破壊する辺野古新基地反対。辺野古を口実に普天間の危険性が放置されている。沖縄を再び戦場にしかねない南西諸島軍事化に反対。外交による緊張緩和を図るべきだ。

沖縄振興・経済発展 地域公共交通を整備、普天間跡地や東海岸に、OISTや琉大、沖国大など高等教育機関と連携し、先端技術・ITの起業支援や企業誘致をめざす「中部広域都市圏構想」実現。後継者育成・参入を支援し農業を振興する。

医療・福祉・子育て 医療従事者等を支援。公的病院を拡充し地域医療を守る。暮らせる年金を保障。マイナ保険証強制反対。生活保護を改善。待機児童解消、子どもの貧困解消。若年妊産婦支援。子ども・家庭予算、教育予算を引き上げる。

比嘉 隆 47 無所属・新

【プロフィル】1977年7月24日生、宜野湾市出身。沖縄国際大卒。会社代表。

選挙で最も訴えたいこと 子ども達、大人がコロナワクチン、レプリコンワクチン接種を堂々と断れる環境を作り、沖縄県民の健康と命を守る。コロナ・レプリコンワクチン中止。ワクチン後遺症対策省を作る。ワクチン被害者に毎月10万円支給する。ワクチン被害者を救済する制度を作る。

沖縄3区
名護市、沖縄市、うるま市、国頭郡、伊是名村、伊平屋村

屋良朝博 62 立民・前2

【プロフィル】1962年8月22日生、北谷町出身、フィリピン国立大学卒。立民県連副代表 座右の銘=「海納百川」

選挙で最も訴えたいこと 沖縄の米軍配備は多すぎて、生活への負担が過重である。アジア展開の米軍兵力10万人のうち沖縄は2万5000人で、在韓米軍と同じである。インドアジア太平洋をカバーするのに沖縄への集中は軍事的にも脆弱性を高め、住民の負担は政治的に理不尽である。

基地・安全保障 再び戦場にさせないため、辺野古新基地建設の中止、日米地位協定の改定、対話による平和外交を進める。基地従業員の雇用不安を解消、基地による爆音被害軽減に取り組む。

沖縄振興・経済発展 産業振興に力点を置いた振興策にシフトすべきだ。強い沖縄経済への国の予算措置が約30億円では振興に欠ける。時代に合わせて再点検が必要であり、全国最下位の県民所得を引き上げる施策を強力に打ち出すべきだ。

医療・福祉・子育て 子育て全力支援。子どもの貧困対策を徹底、0~2歳児の保育を無償化、養育費の回収システム導入、保育士の処遇改善/配置基準見直し、教職員の働きやすい環境を整備する。

島尻安伊子 59 自民・前1

【プロフィル】1965年3月4日生、宮城県出身、上智大学卒。元沖縄担当相。座右の銘=「いつも喜んでいなさい」

選挙で最も訴えたいこと 「強い沖縄経済の実現」、「沖縄の基地負担軽減」、「沖縄振興策」

基地・安全保障 沖縄の基地負担軽減、そして南西地域を見据えた抑止力の強化。

沖縄振興・経済発展 強い沖縄経済の実現。喫緊の課題は「物価高に対する経済対策」を早急に行う。また米軍基地返還跡地の振興は重要。そのためにGW2050構想の推進。

医療・福祉・子育て 北部地域で唯一の基幹病院である「北部医療センター」の整備。高齢者が生涯にわたって安心して生きがいをもって過ごすことができる社会の形成。親が仕事をしながら子育てをしやすい社会の形成。

新城司 46 参政・新

【プロフィル】1978年2月9日生、国頭村出身、北部農林高校卒。運送会社員 座右の銘=「初志貫徹」

選挙で最も訴えたいこと 第一次産業の強化・積極財政と減税による経済対策・子育て支援。

基地・安全保障 基地は基本反対であるが、早期に解決するための次善策を考える必要がある。安保は改正する。

沖縄振興・経済発展 今後も続ける。

医療・福祉・子育て 医療費を使用しなかった人に還付をし、健康意欲の促進を行う。子供1人あたり10万の手当を支給する。

沖縄4区
石垣市、糸満市、豊見城市、宮古島市、南城市、与那原町、南風原町、八重瀬町、宮古郡、八重山郡

金城徹 71 立民・新

【プロフィル】1953年9月19日生、那覇市出身。名古屋電気通信工学院卒。オール沖縄会議共同代表 座右の銘=「天行は健なり、君子以て自彊して息まず」

選挙で最も訴えたいこと 政権交代こそ、最大の政治改革。裏金政治、金権政治の温床となる企業団体献金の禁止。まっとうな政治を取り戻す。うちなーの尊厳を守り、平和のため辺野古新基地建設は中止。多様性を認め合い、未来を担う子どもたちが大きな夢を持ち、実現できる沖縄へ。

基地・安全保障 辺野古新基地建設は中止。オスプレイ配備は撤回。普天間基地の即時閉鎖、撤去。地域の合意なき自衛隊の配備強化は反対。沖縄の意向を踏まえた日米地位協定の改定。日米同盟を基軸にアジア太平洋地域との連携強化。

沖縄振興・経済発展 政権交代で物価高の克服、分厚い中間層の復活。最低賃金1500円以上。中小企業の賃上げと環境整備。即効性のある消費税還付制度でインボイス制度を廃止し、中低所得者層は実質5%に減税。農水畜産業の再興。

医療・福祉・子育て 給食費、高校・専門学校・大学の授業料無償化。奨学金の返済支援。全ての子どもに年18万円の児童手当。超高齢社会に対応した年金、医療、介護、福祉。紙の健康保険証を残す。保育、介護、福祉で働く人の待遇改善。

山川泰博 54 維新・新

【プロフィル】1970年6月8日生、豊見城市出身。日本文理大学卒。元那覇市議会議員 座右の銘=「天は自ら助くる者を助く」

選挙で最も訴えたいこと ①政治腐敗を浄化する政治改革②世代間不公平を打破する社会保障の抜本改革③可処分所得を倍増させる減税、成長戦略、規制改革④所得制限のない教育費の完全無償化を実現。

基地・安全保障 日本の主権と領土を自力で守る体制を整備する。在沖米軍の訓練を馬毛島や全国各地へ移転することや、自衛隊基地を米軍との共同利用することなど、さまざまな案を考え負担軽減を強く求める。

沖縄振興・経済発展 統治機構改革による地方分権と地域の自立を重視し、沖縄振興策についても地域の自主性を尊重すべきである。地方自治体に自治体の事務権限や財源を移譲し、地域ごとの課題に応じた柔軟な政策を実施できるようにする。

医療・福祉・子育て 教育の無償化を実現させる。家庭の状況にかかわらず、等しく質の高い教育を受けることができるよう幼児教育、高校、大学などの全教育課程について、完全無償化を憲法上の原則として定める。

西銘恒三郎 70 自民・前6

【プロフィル】1954年8月7日生、那覇市出身、上智大学卒。元沖縄担当相 座右の銘=「1日の積み上げコツコツと」

選挙で最も訴えたいこと 物価高を上回る賃上げ好循環社会を実現すること。

基地・安全保障 世界情勢が不安定の中、皆が安心して暮らせるよう、防衛の強化を実現する。

沖縄振興・経済発展 所得向上の環境整備、投資促進によって経済の成長力を上げ経済の好循環を図る。

医療・福祉・子育て 子育て支援策・給食費・医療費の負担削減。保育・幼児教育・学童保育の充実・高等教育における負担軽減。

山川仁 50 れいわ・新

【プロフィル】1974年9月24日、豊見城市出身。産能短期大学中退。前豊見城市長 座右の銘=「至誠通天」

選挙で最も訴えたいこと 国民の生活を支える積極財政支援。そして戦争につながる悪法にすべて反対も、れいわ新選組だけ!南西シフトなどへ43兆円の防衛予算は、子どもたちや島民、高齢者を守り安心できる未来への投資へ組み換えするよう強く訴えていく。

基地・安全保障 秩序を乱す政治家が平和外交をせずに武器やその必要な整備を進めれば、この先は戦争しかない。南西シフト軍事化はストップ。徹底した平和外交で先島諸島を不安にさせない。

沖縄振興・経済発展 まず国の直轄事業を振興予算から別に組み換え、県民が豊かになる正当な振興予算を編成するべき。自立型経済は積極財政を進めモノから人への投資へ、インボイス制度など廃止にして弱い立場を支える社会を目指す。

医療・福祉・子育て 医療的ケア児と保護者の意思を尊重した生活支援を進める。また、介護や保育士の月給10万円アップ。離島への医療体制強化を進め、年金は底上げ。子ども手当一律3万円、保育の給食無償化と大学院まで教育無償化。

比例

金城 泰邦 55 公明・前1

【プロフィル】1969年7月16日生、浦添市出身。沖縄国際大学卒。文部科学大臣政務官 座右の銘=「不撓不屈」

選挙で最も訴えたいこと 教育・福祉・医療。介護等の充実。平和創造拠点・沖縄の形成。沖縄のこどもの貧困の解決に向けた取り組みの推進とその全国展開。現場の声を取り入れた沖縄振興政策の推進。

基地・安全保障 「普天間飛行場の早期返還」「早期の危険性除去」を最優先にした施策に取り組み、また土地返還計画の加速化に努める。沖縄県全体の基地負担軽減を図る。紛争を未然防止するための外交政策を促進する。

沖縄振興・経済発展 首都圏や海外の方々への観光誘客施策・観光業の人材育成等観光振興対策の促進、農水産業の生産性向上と離島の不利生解消施策の拡充、付加価値の高い情報通信関連産業を拡大し雇用創出と投資拡大、に取り組む。

医療・福祉・子育て 沖縄県のこどもの貧困解決のための研究を行う施設を新設の沖縄健康医療拠点に設置する。障がい者が親亡き後安心して生活できる社会構築のための諸施策を図る。高齢者の就労対策や経済的安定に努める。

島袋恵祐 38 共産・新

【プロフィル】1986年8月28日、沖縄市出身、北中城高校卒。前県議会議員 座右の銘=「命どぅ宝」

選挙で最も訴えたいこと 辺野古新基地建設をストップさせ、大軍拡・南西諸島の軍事要塞化を許さない。憲法9条を生かした対話と外交で東アジアを平和の地域に。国民の暮らしを守り、ジェンダー平等、誰もが自分らしく暮らせる社会の実現に全力で取り組む。

基地・安全保障 県民の力で辺野古新基地建設をストップさせる。沖縄の再び戦場にする大軍拡・南西諸島の軍事要塞化を絶対に許さない。憲法9条を生かし、東アジアに全ての国を包摂する対話の枠組みをつくり、平和の地域にしていく。

沖縄振興・経済発展 基地と経済のリンクを許さず、沖縄関係予算を増額する。最低賃金を1500円に引き上げ、観光や伝統文化、農畜漁業を生かした経済振興に取り組む。経済発展の最大の阻害要因である米軍基地の返還を進める。

医療・福祉・子育て 大学や短大、専門学校の入学金を無料、授業料を半額にし、給付奨学金の拡充、奨学金返済の半額免除を行う。給食費や子どもの医療費の無料化、年金引き上げ、ケア労働者の処遇改善、国保税の引き下げを進める。