有料

霊園運営巡り 住職と対立か


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 東京都足立区の源証寺の住職大谷忍昌さん(70)が一酸化炭素中毒で殺害された事件で、殺人容疑などで逮捕された墓石販売会社「鵠祥堂(こくしょうどう)」代表斎藤竜太容疑者(50)らが、1年以上前から寺の霊園の運営方針を巡り大谷さんと対立していたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。
 同社は2020年に開園した源証寺の霊園「足立セメタリーパーク」の開発、管理も手がけた。斎藤容疑者らは霊園の対象を「宗派不問」と主張したが、大谷さんは在来仏教徒に限定する意向で、1年以上前から双方が対立していたと関係者が警視庁に説明した。捜査本部は経緯を調べる。