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「正確な報道で言論守る」 長野で新聞大会 AI対応を議論


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 日本新聞協会主催の第76回新聞大会が18日、長野県軽井沢町のホテルで開かれた。新聞、通信、放送各社の代表者ら約380人が参加。交流サイト(SNS)や生成人工知能(AI)がもたらす利便性の向上と危険性に触れ「正確な報道で健全な言論空間を守り、民主主義の発展に寄与する」と誓った大会決議を採択し、2023年度の新聞協会賞を表彰した。
 信濃毎日新聞社の小坂壮太郎社長は、広告収入の減少や資材の高騰が新聞業界の課題だと指摘。デジタル時代に対応した編集や広告ビジネスへの改革を訴え「大会が課題を乗り越えるヒントを提供し、業界内の連携を確認する場になれば幸いだ」とあいさつした。