コロナ感染　１４００人　５週連続減少

　県は１９日、９～１５日に県内の定点医療機関から集約した新型コロナウイルスの患者数が２９９人で、定点当たり５・５４人（前週比１・９８人減）だったと発表した。９月上旬から５週連続で減少しており１週間の推計患者総数は１４００人だった。
　年代別の定点当たり患者数は８０歳以上が０・８０人と最多で続いて１０歳未満０・７１人、３０代が０・６７人だった。入院患者は２００人台で推移しており、１５日は２０６人（重症３人）だった。
　１０月以降、新型コロナに関する医療体制の見直しにより入院状況は０～３段階に設定されている。県は対応する医療機関２９カ所の入院患者数が３８９人未満で「段階０」、３８９人以上で「段階１」、５８３人以上で「段階２」、９３３人以上で「段階３」に設定している。現状は「段階０」だが、毎年冬場になると流行が拡大する傾向があるため、県は感染対策の継続を呼び掛けている。　（嘉陽拓也）