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パレスチナに平和を 県民広場でサイレント・スタンディング


パレスチナに平和を 県民広場でサイレント・スタンディング プラカードを掲げ即時停戦を求める参加者=19日、那覇市泉崎の県民広場
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 イスラエル軍による爆撃が続きパレスチナ自治区ガザで人道危機が深まる中、沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんらの呼びかけで、「Peace for Palestine! パレスチナに平和を」サイレント・スタンディングが19日、那覇市泉崎の県民広場で開かれた。約30人が参加し、即時停戦と武力によらない平和的解決を訴えた。 (7面に関連)
 北上田さんは「(境界を封鎖され)天井のない監獄と言われるガザは深刻な状況にある。イスラエルに地上侵攻をやめるよう求める」と述べた。
 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表は「イスラエルとパレスチナ双方に即時停戦を求める。沖縄からの声は決して小さくない」と語気を強めた。
 参加者は「パレスチナに平和を」と書かれたプラカードを掲げ、一列に並び、街頭の人々に非戦の思いを訴えた。
 スタンディングに参加した横田チヨ子さん(95)=宜野湾市=は「若い人たちに悲惨な思いをさせたくない。絶対に戦争があってはいけない」と語った。 (渡真利優人)
プラカードを掲げ即時停戦を求める参加者=19日、那覇市泉崎の県民広場