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コザ高生自死 来月以降報告 再調査委、遺族に


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 部活動の顧問から執拗(しつよう)な叱責(しっせき)を受け、2021年1月にコザ高校2年(当時)の運動部男子生徒が自ら命を絶った問題で、第三者再調査委員会(委員長・古堅豊弁護士)は13日夜、非公開の第26回会議をオンラインで開いた。15日、取材に応じた古堅委員長は「来年1月中旬以降に、遺族に中間報告を行う予定である」と話した。
 遺族への中間報告は、報告書の最終的な完成を前に行う。13日の会議では、コザ高と県教育委員会への再発防止のための提言について協議したという。たたき台に書かれた提言内容や文章表現を話し合った。また、報告書の考察部分についても議論した。 (高橋夏帆)