元NHK会長の川口幹夫氏死去


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死去した川口幹夫氏

 NHK紅白歌合戦を国民的行事に育てるなど多くの芸能番組を手掛けた元NHK会長の川口幹夫(かわぐち・みきお)氏が5日午後0時20分、胃がんのため東京都杉並区の病院で死去した。88歳。鹿児島県出身。葬儀・告別式は11日午前11時から東京都港区南青山2の33の20、青山葬儀所で。喪主は長女京子(きょうこ)さん。

 1950年にNHK入局。長年にわたって紅白歌合戦の制作に携わり「紅白の川口」という異名をとった。
 放送総局長、専務理事、NHK交響楽団理事長を経て、91年に当時の島桂次会長が国会で虚偽答弁した責任を取り辞任した後を受け、会長に就任した。
(共同通信)