58号久茂地―伊佐バスレーン 延長区間を決定


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 県企画部は5日、県公共交通活性化推進協議会(会長・池田孝之琉大名誉教授)を開き、2015年2月から実施する予定の国道58号の朝夕バスレーン区間延長に向け、検討していた区間を決定した。そのほか、渋滞緩和の試算や、バスレーンを迂回(うかい)する一般車両が周辺道路環境にもたらす影響などを確認した。

 県は宜野湾市伊佐から那覇市久茂地(南向け)区間で午前7時半から9時まで、那覇市安謝、浦添市牧港の4カ所を延長し、現在8・8キロのバスレーンを10・4キロに延長する。
 逆の久茂地から伊佐(北向け)区間は午後5時半から7時まで、那覇市天久から浦添市勢理客、浦添市仲西から牧港を延長し現在の2・2キロから6・8キロまで延長する。県は併せて右折車線の新設などの関連工事やIC乗車券システムの導入、バス停標識の改良などを実施する。
 バスレーン延長計画は3段階で、今回の延長は第1段階に当たる。第2段階で朝夕以外の時間帯をバス優先レーンとし、第3段階で伊佐―久茂地間を終日バスレーンとする計画。