シャトル後継、17年に飛行 スペースXとボーイング


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 【ワシントン共同】米スペースXは26日、退役したスペースシャトルの後継となるドラゴン宇宙船の初の有人飛行を、2017年初めに実施する計画を発表した。米ボーイングも17年7月に開発中の宇宙船「CST100」にテストパイロットを乗せて打ち上げる。
 それらを踏まえて米航空宇宙局(NASA)は、民間宇宙船による国際宇宙ステーションへの飛行士の輸送を正式に始める計画。
 NASAのボールデン局長は記者会見で「17年より後はロシア宇宙庁に小切手を切るつもりはない」と述べ、シャトル退役後に唯一の有人飛行手段となっているソユーズ宇宙船からの依存脱却に意気込みを見せた。
(共同通信)