大阪桐蔭の補助金、2割減額 府、裏金問題で


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 大阪桐蔭中学・高校(大阪府大東市)の5億円超に上る裏金問題を受け、大阪府は26日、同校への2014年度の私学補助金を2割(計約1億3200万円)減額することを決め、運営する学校法人・大阪産業大に通知した。

 府は私学補助金を年4回に分けて交付。14年度は、昨年の6月、9月に交付され、大阪桐蔭は全体の約4割を受け取っていたが、昨年、裏金問題が発覚したことで3回目は見送られ、4回目と合わせて府が減額を検討していた。
 減額理由について府私学・大学課は、「裏口座」に余剰金をプールしていたことを「私立学校全体の信頼性を揺るがせた」と説明した。
(共同通信)