女性の1割ストーカー被害 「命の危険感じた」3割


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 特定の異性に待ち伏せされたりするなどのストーカー被害経験がある女性は11%、男性は4%に上ることが27日、内閣府の「男女間における暴力に関する調査」で分かった。政府によるストーカー被害調査は初。被害者のうち、命の危険を感じた人は女性29%、男性16%で、深刻な状況が浮き彫りとなった。
 自治体の支援に関する別の調査では、相談窓口が不十分な実態も判明した。
 被害調査は昨年12月、全国の成人男女に実施し3544人が回答。被害者の年齢は30代が最多。加害者は交際相手や元交際相手が39%で最も多く、知人・友人(21%)、職場・アルバイトの関係者(20%)が続いた。
(共同通信)